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異世界を平和にすることも二人ならできる!  作者: 青藤 清也
第0章 異世界に行くまで
7/14

海原 仁の特典

ジンの特典です。カブトのも含め具体的な能力は召喚後になります。

〜海原 仁〜


目を開けると真っ白な空間が広がる。周りを見渡すがノアがいることと、おそらく俺の何かのために使うであろう水晶と白紙の紙が机の上に置いてある。


「ようこそ海原様、お待ちかねの特典タイムです。」

「さっき言ってたカブトが分かるってのは見ただけでわかるのか?」


いきなり質問するのもどうかと思うが時間がないかもしれないから知りたいことは聞かないとな。


「ええ、視界に入れていただくと名前が表示されます。ですから海原様の場合ですと、福島 兜 と表示されます。」

「なるほど、じゃあ質問を変えよう。俺達以外・・・・の転生者がいた場合も見たらわかるのか?」

「いえ、見ただけではわかりません。あくまで表示されるのは福島様だけです…それにしても良くわかりましたね、他の転生者がいること。」

「最初に2人一気にワープした時に2人が同時に来たことに驚いていたが、2人が同じ世界に行くことには疑問を持たずに納得していたからな」

「なるほど…」

「転生者がいること知ったらマズかったか?」

「いえ、そのことに関しては質問されれば答えることになっているので問題ないのですが…中には自分のことを隠しつつノンビリライフを楽しむ人もいるもので…私の方からは言わないようになってます。」

「なるほどね…一応教えてもらえるか?」

「視界に入れた状態で、ノアの転生と強く念じてくれれば転生者の場合名前が表示されます。」

「ありがとう。聞きたいことも聞けたし、俺はどうすればいい?」

「それでは水晶の上に手を置いてください。」


水晶の上に手を置くと水晶が白色に輝き出す。

おもわず「おお!」と声を出す。


それを見たノアがクスりと笑い質問してくる。


「それでは海原様、どんな力を望みますか?」

「そうだな…時間制限のない優秀な召喚能力と大切なものを守る力だな!」

「あ、あのどちらか1つではダメでしょうか??」


チラチラと水晶の方を見ながらノアが言う。

水晶?さっきよりも白色の輝きが弱くなって…

そういうことか!どうする?大切なものを守る力は欲しいが、それだと保証ができないっ…!その他にもなにか欲しい…。イメージしろ守る+αの能力を!


水晶は青色と白色でチカチカしてるが、輝きはだんだん弱くなっていく。


やっぱり妥協するしかないのか?おそらくこのままだと能力が得られない…。そのときノアが声を上げる。


「ひ、光ってる!?」


水晶は変わらずチカチカしてるが、一体なにが…俺の後ろ?…カバンが光ってる!?


俺は慌ててカバンの中で光ってる正体を取り出す。

こ、これは…雛姉の誕プレ!?中身は…す、水晶!?

なんで、この水晶同じ輝きをしてるんだ!?

もしかして!?俺は片手ずつ別の水晶に手を置いて

最初に望んだように同じことを望む。


すると元の水晶は青色に輝きを放ち、雛姉の水晶は紫色に輝きを放つ。


「そ、そんな…こんなことって!?」


ノアがこんなことありえないと言わんばかりの驚いた表情で見ているが、そんなことは関係ないと白紙の紙に文字が書かれていく。


文字がどんどん書かれていき、紙の下まで書かれると一瞬光る。それと同時に役目を果たしたのか雛姉の水晶にヒビが入りパリンと割れた。


「あ、あなた方はイレギュラーですね…特に海原様は初めてのことを成し遂げましたよ。」

「俺も正直驚いてるよ…だってこの水晶くれた人は…聞きたいことあるけど、どうやら時間なさそうだな」


そう、足元が輝きだしてその光は徐々に大きくなっているのだ。


「ノアには、また会えるのか?」

「は、はい。いずれ会えると思います。」

「なら、いい。異世界行ってくるわ!」


俺は光に包まれていった…。

ジンの能力はカブトより凄いですね。実は能力等決めるときサイコロで決めたんですよ、その結果、カブトが王族転生になったりと…いろいろありましてね。

てか、雛姉は何者なんでしょうね。

と言うわけで次回から、いよいよ異世界です!

俺達の戦いはこれからだ!

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