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私立セクマイ高校女装部  作者: 小野寺広目天
プロローグ 熊美明宏
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プロローグ

 俺の胸にはおっぱいがある。

 中学一年の末か、二年の頭だったかな。他の男子たちにヒゲが生え始めたりするころ、俺には女子のようにおっぱいが生え始めたんだ。

 高校入学式を目の前にして、今は立派なおっぱいが、たわわに実っている。

 膨らみはじめの頃は太っただけだと思った。だから、尋常じゃないと思って病院に行ったときには、俺のおっぱいはもうかなりでっかくなっていた。

 女性化乳房症――男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れてしまってるそうだ。思春期にはまれにあることらしいし、放っておけばいずれしぼむだろうとの事だった。

 だが、それが失敗だった。医者の見立てがあまかったのか、俺のホルモン異常は思春期原因のものではなかったようで、いつの間にか俺のおっぱいは立派に成長してしまった。


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