神の剣と伝説の剣
このゲームが始まって1ヶ月が過ぎ、21層のボスを倒し22層にあがってきた。あの日以来僕はボスを倒すのに必要不可欠な存在となってしまった。しかし、相変わらず僕はパーティやギルドには入っていない。いつになったらみんな誘うことを諦めてくれるんだか、そをなことを考えを持ちながら歩いていると一通のメッセージが届いた。
そこには『神を倒せ』と記されていた。
「??神を倒せ??」
その下には、presentというタッチパネルがあった。
「まあ、押してみるか」とタッチしたら、ボロボロに汚れた布がオブジェクト化し、それにはただの線?もしくは落書き?みたいなのが描かれでいた。扉?でも、文字みたいな形にも見えるぞ?裏返ししてみると、22層のゲートをスタート地点とし、神がいる場所までの地図が描かれていた。
「新しい剣でも買って行こうかな」と言いながら、この層で一番大きい店に行く途中「!!!」
「落とし穴か」ヒュ~ ドサッ
「ツ~~~、こんな所に落とし穴か」ヒュ~
「高・・・・ん?ここって洞窟なんだろうか?まあ取りあえず行ってみるか」
僕は小走りで移動開始した。
急いでいる時に限ってこんなトラップに掛かるなんて、今日はついてないなぁ
そして、冷静さを無くした僕は、ふざけてように、道を進んでいった。僕は、鳥みたいに翼があったらいいな~っと、しょうもないことを考えていた。しかし、扉があり、やっと外に出れるかと思ったら、中には、大きな宝箱ともう一扉があった。なにかのトラップだろうと思いながらも好奇心で箱を開けてしまったが、そこにあったのは、白い剣と黒い剣があり、タッチして調べると、伝説の剣である《エクスカリバー》と《ロスト・ネクロディス》だった。そして次の扉でやっと外に出ることが出来た。そして、正面には「!!」
「布に描いてあった扉?」そして、布に描いてあった落書きと照らし合わせてみたら、そのままそっくりだった。取りあえず、この扉わくぐるか、そして、待ち構えていたのは、体半分が白でもう半分が黒の白と黒の剣を持った二刀流の神だった。
いきなり、瞬間?移動で襲ってきたが、僕は回避力とスピードが他のステータスよりもずば抜けているため、素早く反応し、素早く避けることができだ。
僕は、エクスカリバーを選択し、オブジェクト化した。この世界は剣を収める鞘というものが存在しないが、好きなときに武器を選択し、出すことができる。
僕は、《AS》1000回斬撃の《千本桜》を繰り出した。しかし、神にすべてガードされ、まったく無傷だったので、僕は、《シールドブレイク》を繰り出したが、1ドットしか減らない、Lv.65でこれだけしかダメージを与えることができないなんて、と思いながらふと思い出したことが1つあった、伝説の剣には《ソードユニークAS》がある《ソードユニークAS》とは、その剣ではないと発動できない《AS》のことであるたしか、エクスカリバーは《ギャラクシー・ブレード》そしてロスト・ネクロディスは《ギガンテック・アックス》
どちらも空中に高く舞い上がり落下しながら巨大な剣と斧を繰り出し、地面に叩きつけるように切る《AS》である。しかしこの《AS》はための時間が長く、約2分ぐらいだ。相当の回避力を持つ者でないと・・・・「やってみるか」と、《ロスト・ネクロディス》を素早い操作で出し、二本の剣を構える、両剣とも、青白い光を放ちながらエネルギーが溜まるのがわかる。すると、神は、強烈なスピードで襲ってきた。それをすべて、すれすれで避けきり《ソードユニークAS》を両方ともで放つつ《エクスカリバー》は、巨大な剣、《ロスト・ネクロディス》は巨大な斧に変化し、神のHPが半分に減り、僕は《AS》30回斬撃の《桜吹雪》や一閃の《夜桜》などわ放つ、しかし、神の防御力が高いのか、あまりダメージを与えることができず、イエローゾーンに入る前に《ソードユニークAS》を放とうと体制に入った瞬間、後ろからの不意打ちをまともにくらったせいで、レッドゾーンに入ってしまった。生憎今は、回復ポーションを持ってきてない、最悪だ
「でも、武器の《ソードユニークAS》ばっか頼ってたらだめだもんな」と言いながら神の方向に向かって走りだした、そして、やり合いになり、僕は《AS》を使わずに楽しんだ、デスゲーム化したこの世界で楽しむのはおかしいだろ、と思ったが、自分の力だけだやることがなぜかとても楽しい、神を倒し消える時に「ありがとう」と一言を伝えた。その後、報酬があったかなと思い、アイテム欄を調べてみた。そこには2つの剣《神剣エリュス・シュレイド》と《神剣アビス・ネアロクラン
》があった、僕は、今日手に入れた伝説の剣と神剣の4本の剣はピンチになった時だけ使おうと決心した。