アークロード・オンライン
20XX年 4月
今、世界がグローバル化で、情報や通信、機械などが活発に働くようになった時代で、一件だけ騒ぎになっている問題がある。それは、フルダイブ式ゲーム『アークロード・オンライン』
「う~ん、何でだろう」、と考えながら歩いている自分、無理もない。キャラメイクの時でした。顔、身長、肌の色、名前を設定し、あとは自分の属性を設定するだけだという時に「完了しました」と音声がながれて気がついた時には、スタート地点である『始まりの町』にいた。
「う~ん、考えてもしょうがないや憂さ晴らしにモンスターを倒しに行くか、その前にステータ・・・・・?」
??こりゃバグか?
名:さくら
性別:男
属性:桜
Lv.1
HP600/600
ATK430
DEF300
INT320
LUK350
Lv.1で300以上?そう思った瞬間、視界が真っ白になった。気がつくと、人が大勢いる広場に立っていた。
「あそこ!、、、、空がひび割れているぞ!」
一人の男性がそう言い、指差した方向の空を見ると確かにあった、その瞬間『パッキイィィン』と漆黒の闇へ変わった。その奥からウィンディーネ?らしき女性が現れた。
「私はこのゲームのマスター、この浮城は200層でできています。あなたたちには、この浮城を攻略してもらいます。みなさんお分かりだと思いますが、メニューからログアウトボタンがありません。つまり、ゲームクリアしなければログアウトできません。そして、家族の方々がいらしても、ヘッドギアが外せません。なぜなら、一定以内の範囲に入ると、電磁波で麻痺を起こします。それと、このゲームでの死は現実世界での死です。あと一つ、属性でみなさんとは全く異なる属性の方がいます。その方と組めば自分が助かる可能性は高くなります。では、Good Luck(幸運を祈る)」、と同時にスモークがかかって辺りがわからなくなり、消えると、空は漆黒の闇から空色の戻っていた、と同時に、「あんた誰?」という声があっちこっちで聞こえてきた。視線を下に向けた
「!」気づくと肌の色が真っ白になっていた。まさかと思って背中に手を回すと「!」やっぱり触れた、真っ白で長い髪、途中青い布で縛ってある。
「やばいなあ、これだとまたナンパされるぞ」
そう、僕は中身は男だけど、外見は女、生まれつき女顔で髪の色も元から白で、親は僕に『さくら』という名前をつけ、髪も親が「切るな、切るならこの家から出ていけ」などと言われ仕方なくきらないでいる。にしても、異なる属性って桜属性か?と思いながらモンスターがいる森へ走っていった