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捜鷹記  作者: 檻の熊さん
1章

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入院前2

 「具合の悪いのが標準仕様」、年単位で、なんなら20年も飼っている鷹が手元に来た頃には既にそういう傾向があった事を記憶している程度に(その頃は心不整脈の発作が頻発していた)、易疲労性(いひろうせい)が付きまとい具合が悪い、そんな人間の「調子が良い」という健康状態にどれ程の意義があるのか(はなは)だ疑問ですが、「例年通り」に私は11月15日の猟期を迎え、なんならロキソニンを飲んで痛みが解消されている間に実猟に出かけては帰って来て、自宅で獲物を解体――――――この季節のルーチンワークを行っておりました。

 振り返ってみると、「そういえば」というエピソードを幾つか覚えております。

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