節制
投稿頻度いきなり上がりすぎって思うでしょ?(相対的に)
違うんですよ、一つの節を全部書いて、矛盾とかないように確認してたらこうなったんすよ。
あと、キャラのかき分けが下手なんで、今後出てくる新キャラ僕でもかき分けれるレベルの癖強い奴になるかもしれない。
(何が起きているんだ、今日は本当に奇怪なことばかり起きている)
どこかへと走りながらリーブは思考する。
(ソラ君は彼は何者なんだ、でもきっと彼に任せていた方がきっと今は正しいはず)
(そう大丈夫...)
リーブはいつの間にか足を止めていた。
(いや駄目だ、確かに力はある。だけど、心はきっと乙女な彼女をおいて私は逃げていいのか?)
(きっと彼女ならきっと大丈夫だろう、だからもし勝っていたら、ありがとうって言おう。こんなこと考えちゃいけないけど、もし負けたら、私が立ち向かおう。無駄だと分かっていても)
そしてさっきとは違う方向へと進んだ。
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何もなかったところから倒れたキメラの存在を確認出来た。
「何だ、これは?体に力が入らない」
高い声で少女は言った。
肩につく程度のストレートな茶髪、身長はあまり変わらず、腕や足の筋肉は見えなくなるほど薄くなっていた。あと絶壁。
「第4階梯魔じゅ...」
「やめなさい」
「うっ…」
(クソ...逆らえない)
バラバラになった体を再生しながらケーシは言う。
「あなたはきっとキメラに触れられただけで私のアヴィリティが発動する?って思ってるんでしょ、残念さすがに私の魔術はそこまで強くは無いわ」
ソラは倒れたキメラを凝視する。
「キメラに...人間の手がついている?」
倒れたキメラを見ながらソラは言った。
「そう、一度私の手に触れたら発動するの。でもそれは、今私についている必要性はない。
念には念を込めて、超天空に一体キメラを置いておいて良かったわ。
あなたは相当の経験を持っているようだけど、私の見せた幻覚はそれ以上よ」
(いや、僕は単純な幻覚魔術なら簡単に見破れる)
「アヴィリティか?」
「残念、私のアヴィリティに幻覚作用なんて無いわよ」
「天才め」
(少なくとも数十年以内でこのレベルの再現は天才としか言い様がない)
「あんたにだけは言われたくはないわ」
(クソ、ここからどうする、いくら奴らの復活がまだとはいえども、1000年で復活なんて出来ないぞ)
「あなたには聞きたいことが沢山あるの、ナイドとの関係も詳しく知りたいし」
「ナイド?まさかっ、お前がナイドの追ってか」
「なんで少しキレてるの?もしかして、あんなに嫉妬深くて面倒くさい、ナイドのことが好きなの?」
「いや、別に、そういう訳では...」
「フフ。まあ、別に追ってたのは私では無いけど、仲間ではあるわ。私は嫌いだけど…」
最後だけ、少しボソッとした声で言った。
「まあとりあえず。元の空間に戻して、あなたにはリーブちゃんを探してきて貰おうかしら」
「は、はい、わかり、ました」
「必死に抵抗して、可愛いわね、私は女の子の体になれない元少年があわあわしていたりする姿や私に抵抗しようとする姿を私なりに強制してあげる過程が大好きなの」
ソラの異空間操作がとけ、元の場所に戻っていた。
「どうやら、さっきの命令は不要だったみたいね」
「リーブさん...なぜ」
「こんななりだけど私は男だ、どうせ逃げても意味なんて無かっただろうし、当たって砕けろってやつですよ」
そう言ってリーブはケーシに向かっていった。
「え?ああ」
(そっか、あいつからしたら僕は女であるとされてるのか)
「うおおおおおおお」
そんな雌叫びをあげながら、リーブはケーシを殴るために近づいていく。
「2人とも反抗的でとても可愛いわ、でもそんな攻撃...」
その時リーブの手が光った。
「!?」
リーブもそれに驚く、しかしだからこそリーブは、力強く攻撃した。
「何だと」
ソラが疑問を抱くのも当然である。ソラはリーブが魔力を使えないようにするために。
第4階梯魔術『魔蛭』を常に付けて魔力を奪い魔術を使えないようにしていた。
魔術の存在を知らないリーブにこれを外せるわけがない。
そこから考えること、それは。
(アヴィリティに目覚めた?)
アヴィリティの何かしらの能力でそれが効かなくなったと考えると言うのが妥当だろう。
「そんなの関係ないわ、止まりなさい」
その言葉を聞いたリーブは止まった、なかった。
「どうして、どうして止らない」
止らないどころか、ゆっくりと髪が短くなったり、身長が少し低くなったりと。元の輪郭へとだんだんと戻っていてすらいた。
「オラァッ!」
その雄叫びとともにケーシを殴った。無意識であろうが魔力の籠もっていたそのパンチはケーシを殴り飛ばした。
(能力無効?だとしたら完璧に...)
「ふっ...神め」
そうソラは少し笑った。安心のような喜びのような。悲しみのような。
「リーブさん、早くこっちに」
ケーシは即座に受け身をとる。
「はぁ、何なのよあなたは、でも私はこの程度では...
って逃げたか」
即座に逃亡、相手の死角となる場所を積極的に選び、そこを使って逃げる。
「今のあなたたちが私から逃げられるとでも?」
(リーブがいると言っても以前超劣勢、奴の能力は恐らく目で見ないと発生しない。
本来ならこういう運任せなのしたくないんだけど)
ソラの現在の魔力残量は1割半程度、一割半程度全部使い切るのは危険なため実際は一割弱程度だろう。
「来た!」
「第4階梯魔術『濃魔力弾』」
...ただの魔力弾そんなもの効くわけもなく。
「もう、何やっても無理よ」
「最後くらい良いじゃ無いか...最後の悪あがきだよ」
「ソラちゃん、はやくこっちに来なさい、リーブをつれて」
「...はい」
少しソラはにやりとした。
「え?ソラさん?どうして」
一歩、一歩ソラはケーシの方に歩いて行く。ゆっくりと。リーブを連れて。
リーブは困惑のあまり、何も出来なかった。
そしてまた一歩進んだ瞬間。
ドンッ。
と音が響く。人が落ちてきたかのような音だ。
「今度は何なのよ」
砂埃が上がり人の姿が見える。
「どうやら間に合ったようだ、初めまして、大罪人。
罪深い君には私からの天罰を」
少しのっぽな短い青髪の青年、透き通るような青色の目。その美しい見た目なくせに服装は悪い物であった。ソラみたいなと言う意味ではなく、素材の綺麗さに関する事だ。
「君みたいに生物を違う生物に変えるなどと言う同じ生命と許されざる行為、生命への冒涜、君には死という刑罰を与えようじゃないか」
その青年はソラへも目を向ける。
「あと、時間稼ぎ、位置の伝達をありがとう、そこの君」
「まさかっ、さっきのあれは、仲間を呼ぶための」
「まあ、そういうことにしておけば良いさ」
ソラはニヤリとしながらそう返した。
濃魔力弾、威力は少ないが魔力を相手に付着することが出来る、つまりはマーキングと言う奴だろう。
ソラは賭けていた、それはケーシと対峙したとき超スピードで近づいてくる存在に。
とんでもない賭けだ、近づいてくる存在が気のせいだった可能性もあるし、敵だったかもしれない、こちらの味方でもそこまでの戦力にならないかもしれない。ただソラは思う。
必ず勝てないより1%でも0.1%でも勝てる可能性がある方がいいと。
「クソッ...」
ケーシは即座に後ろに向き逃亡し始めた。
(脚を改造して、ってなんで?なぜ改造が...出来ない)
「どうやら君はそれを使いすぎたようだ」
(アヴィリティ『節制』)「『節制』」
「そのアヴィリティあなたまさか」
ケーシの脳裏に浮かぶボスの言葉。
このメモに書かれているアヴィリティ持ちは知恵の連中だ遭遇したら絶対に即座に逃げろ、特に勇気と節制にだ。
「終わりだよ」
「もう、ウーちゃんの馬鹿、逃げられないじゃない...」
青髪の青年は懐にあった短剣で女の5臓を刺した、そして青年は女を遠くに投げた。
少し経ち女は爆発した。
「ば、爆発?」
「爆発、なるほど道連れ狙いか」
(あいつを倒したって事は、青い人はやはり...)
「投げて正解だった、まさか爆発するとは。恐らく死んだら爆発するように制約でも結んでるんだろうなね」
「すいません!あなたに聞きたい事が」
ソラは勢いよく、声を発す。
「ん?いいよ、何でも」
「あなたは、なな、つ、n...」
「おっと」
倒れていったソラを、青髪の男が受け止めた。
「ソラさん?って...え?」
ソラが倒れた当たりで、ソラは体が元に戻っていった。
「なるほど君は男だったんだね、つくづく彼女、いや色欲、もっと言えば大罪の力は悪質だ」
「え...は?え?」
その光景を見てリーブはなぜか混乱しているようだ。自分だってさっきまでそうだったのに。
「まあそんな反応になるよね、さあ彼には聞きたい事もあるし僕の拠点に連れて行こうじゃないか、あ、君もついてきてね」
「はい、は...?」
読みにくかったら何か指摘ください。
ソラちゃんは絶壁、まあ、別にそういう趣味はないんですけど。とにもかくにも絶壁です。
あと、ケーシさんが、男を女の子に変えてどうするのか、これに関しては後ほど物語中に書くと思います。キャラが勝手に動いて書けそうに無かったら、後書きで書きます。
あと、僕小説マジでそこまで見てないのもあって。友達が言ってる、小説のルール的な奴を完全に無視してる。




