第九章 イチゾクノノロイニクルフセイネン2
イチゾクノノロイニクルフセイネン2!
「おい…タイムループの準備は?」
「できています…」
「終わらせない…4月20日に起動だ」
「わかりました。」
「オッケー!!!番号:RS.02の完成だ!!」
とKが嬉しそうに喋りだす。最近は周りの拠点が機械屍鬼によってどんどん滅んでいってる。悪いことではない、他の拠点の避難者がちょこちょこ来て。結構いい感じになってる。嬉しいのが最近ビジネスもできるようになってさ。「わぁあ!この体いい!!」とリサが叫ぶ。振り返るとホリーとKがリサの体の交換をしていた。「コラァ!!!女子が裸になってるんだぞ!!見るな!」と突然叫んできた。俺は申し訳なさそうに実験室から出る。俺は階段を下り、地下牢へ行く。「ォオ!!ブロ!」と相変わらず、キョウは元気そうに喋りだす。個人データやいろいろ調べた結果かれはダークシティ事件の逃走者。「お前…今から出すよ…」と言うと、キョウは猿のように飛び上がる。とりあえず、ダークシティ出身の奴は能力など知能などは結構高い。最近は落ち着いてきたから、軍隊作ろうと思う。キョウをリーダーにしても大丈夫のような感じがする。とりあえず聞いてみたところ。嬉しそうにやってくれた。俺はキョウと階段を上がり、ホリー達の様子を見に行く。「わぁ!まるで元の体みたいだ!!」と叫んでる。ドアを開けると、女子軍の真ん中に人間が立っていた。「誰だ!」と俺は叫ぶ、ホリーから一発殴られた。俺は頬を押さえながらホリーの話を聞く。あの女の子はリサの元々の姿らしい。黒点病に感染する前の、かわいらしい女の子。「ヘイ! そこのレディ達!よかったら…俺と食事はどう?!」ととなりのキョウが喋り出す。俺は拳を握り締め彼の顔面に一発入れた。今日は3月10日いい日だな。ところで最近82を見かけない。とりあえずホリーとかに聞いた結果、キズが治ったすぐに拠点から離れたらしい。俺はそれを考えてる時。右手に激痛が走る。「ギッ…ギャァァァ…」俺は右手を押さえ、猛スピードで外へダッシュする。わかる、これは暴走の前兆だ。その時、周りから大量の機械屍鬼が走ってくる。右手が痛すぎて俺は立てなくなった。すごく荒い息で涙を流していた。「君が…器かな?」空から謎の女が現れる。俺は左ポケットのレーザーピストルを出そうとしたけど。左手は青い水晶に固められた。「あたしはエナジー女王、キング様の器を取りに来た。君で間違いない?」とその時、エナジー女王と名乗る女の左肩にレーザーが貫通する。ホリー達だ。「アッ…そうくるのね」とエナジー女王が言い出すと、肩のキズが治った。そして、手から複数の青水晶が現れ。その青水晶を銃弾のようにホリーの方へ飛ぶ。「かわいいレディに何をする?」とキョウの声がする。キョウがポケットから旧型の拳銃を出して、エナジー女王に撃った。彼の頬をかすった。だが今回のキズは治らなかった。「グッ…かわいくないね…殺す」とエナジー女王がつぶやき、手からトラックほどの大きな水晶を作った。
「これでもくらえ!」
次はイチゾクノノロイニクルフセイネン3です