何もかも変わるとしても/斉藤由貴
アルバム・レヴュー
2011年(予約者には2010年頒布)にリリースされた本作が、2023年2月21日にリマスタリング、SHM-CDで再発。
すでに入手困難だったので、当時購入できなかったファンには嬉しい。
当時は16年ぶりの新作・新録アルバムであったが、円熟味が加わりつつ、永遠の少女性を保った声で魅了される。
1986年のアルバム「チャイム」に初収録された楽曲「予感」のセルフ・カヴァーがトップに置かれているが、現在も自身のライヴなどで歌うことが多いこの曲に対する彼女の想いが現れている。
「予感」は2022年に長女の女優・水嶋凛がデジタル・リリースでカヴァー。
「何もかも変わるとしても」収録の2曲で、由貴ちゃん家の子供たち名義の一員として水嶋凛もコーラスで参加。
今日の1枚