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再会と謎

どうも皆さんこんにちは。自分のバイクで走り出したい健全なライダーです。


エリックさんについて行くこと小一時間、私は森の中を歩いていた。人の手がほとんど入っていないような獣道をエリックさんは平然と歩いて行く。だが私はエリックさんを見失わないようについて行くだけで精一杯だ。でも時折ライドやタマミが立ち止まって私の心配をしてくれるから、何とか頑張れた。


「着いたぞ。」


そして森の奥深くに辿り着いたところでエリックさんは急に立ち止まった。でも、そこには大きな岩があるだけで、他に何も無い。どういうことだろうかと思っていると、


「見ていろ。」


そう言ってエリックさんが岩に手を当てた瞬間忽然と消えてしまった。


「え・・・?え?!」


戸惑う私。そりゃそうだ。急に人が消えてしまったんだもの。どうしようか悩んでいると、ライドもタマミを岩に近づき岩に触れた瞬間に跡形も無く消えてしまった。


少し悩んだ後、私も岩に手を当ててみる。すると、先程までは無かった小さな集落が姿を現した。木の上に家があり、何というか・・・そう!アニメや漫画で良くあるエルフの隠れ里って言う感じがする。


「やっと来たか。遅かったな。」


エリックさんが私を見ながら言う。そしてその後ろには


「久しぶりねミユ。元気だった?」


「ル、ルミナークさん!それに・・・」


「勘違いされて襲撃されちゃったんでしょ?大丈夫だった?」


「ヘルゼさんも!どうして・・・」


私が異世界に来てから間もないときに出会ったルミナークさんとヘルゼさんであった。まさかこんなところで再会するなって思ってもみなかった。


「ということは、もしかして・・・」


あの陽気な外国人転生者達もいるんだろう。そう思って辺りを見渡してみるが、あの3人の影は無い。不思議に思っているとルミナークさんが気づいてくれたようで答えてくれた。


「ああ、あいつらなら今偵察に行っているからいないわ。」


「て、偵察・・・ですか?」


「ええ。奴ら少人数の部隊の割にとんでもない魔法の使い手が何人もいるからね。向こうの動きをいち早く察知していないとこちらが危ないのよ。幸い、あいつら頭は空だけど生命力だけは一番だしね。」


ヘルゼさんが補足説明をしてくれる。


なるほど・・・でも何でルミナークさん達はここに?


「まあ、成り行きね。」


ルミナークさんの話によると、ルミナークさん達がここに来たのは2週間ほど前。旅をしている途中でこの集落に辿り着いたそうだ。そして学術都市エルビスから一方的に宣戦布告をたたきつけられたのを見て、いても立ってもいられず、エルビスとの戦いに参加したらしい。


ルミナークさんの話の中に1つ、気になる点があった。それは


「エルビスは一方的に宣戦布告を叩きつけたんですか?」


「そうよ。つい1週間ほど前にね。今まで何の抗争も無かったのに急によ。」


・・・おかしい。私が見た新聞には、かなり前から抗争をしていると言った内容で書かれていた。でもルミナークさんの話だと、宣戦布告をしたのはついこの間。これはどういうことだろう?


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