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叱ってくれる存在は貴重

はいどうも皆さんこんにちは。おとといから寝そびれて、ほぼ一睡も出来ていない寝不足な男、OPENです。助けてください

しんみりとした空気になってしまった。それほどおばさん(妖精)の過去は悲しいものだった。ある日突然全ての物が奪われてしまう。こんなに悲しいことは無い。


私は現在進行形で転生者からチート能力を奪おうとしている。同じようなことをしている私は何も言うことが出来ない。


重苦しい空気が流れる。


そこへ


「キュオン・・・」


ブリザード・ウルフ達と遊んでいたタマミが戻ってきた。余り元気がなさそうだ。どうしたのかと思っていると


キュルルル・・・


かわいらしい音がタマミのお腹から聞こえた。そういえば元々お昼を食べられるところを探してたんだっけ。


「なんだい、お腹が空いているのかい?」


「え、ええ。元々レストランを探していまして・・・」


「アッハッハ!なのに何でこんなとこに来ちまうかね。まあいいわ。ちょっと待ってなさい。」


そう言っておばさん(妖精)は奥の方へ行ってしまった。


「こんな物しかないけどよかったらお食べ。」


そう言って割とすぐに戻ってきたおばさん(妖精)は私達の目の前に焼いた肉やシチュー、パンなどをおいてくれた。かなり豪華な食事だ。


「い、いいんですか?」


「ああ。幸いにも備蓄は沢山あるからね。たんとお食べ。」


「い、いただきます!」


「ヴァォウ!」


「キュオン!!」


「はい、おあがり。」


私は焼いた肉をタマミとライドに与える。二人とも勢いよく食べているからきっと美味しいのだろう。


さて、私もいただこう。


・・・・・


・・・


「どうだった?」


「とても美味しかったです!ありがとうございました!」


「そうかい。そりゃよかった。」


おばさん(妖精)は満足そうに頷くと、皿を重ねて片付け始めた。私もそれに倣い手伝う。

片付けをしながらおばさん(妖精)は私に聞いてきた。


「そういえばアンタ、これからどうするんだい?この都市は戦争中、早く別の所へ行くのが得策だけど?」


「ええ。でも私にはやらなければいけないことがあるので。暫くこの街で準備をした後に北の方へ行こうかと。」


「馬鹿言ってんじゃ無いよ。あんたがそんな所へ行ったら流れ弾が当たって死んじまうよ。」


おばさん(妖精)は厳しい声で私を叱る。


「いいかい!戦場で生き残れる奴って言うのは究極的に運の良い奴さ!いくら他人が羨むような、目の眩むような力を持っていたとしても運が悪ければ生き残れない。そういう場所なんだよ戦場というのは!」


「でも行かなければならないんです。」


私はおばさん(妖精)の言うことをしっかりと受け止めた上で答える。


「何故だい?なにがアンタをそこまで駆り立てる。」


「三女神からの命です。」


おばさん(妖精)はその答えに面食らったのか暫く黙っていたが、振り絞るようにこう言った。


「・・・これだけは忘れないでおくれ。命さえあればなんとかなる。」



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