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異世界でフラグを立てるのは自殺行為

はいどうも皆さんこんにちは。大学の研究室に行こうとしたらまだ学生証を貰っていないため提示できず、守衛の人に不審者と間違われました。見た目だけ不審者です。

もうもうと立ち上る土煙の中から出てきたのは、黒い髪を持った女の子。一見すると、大人しそうに見える。だが、彼女の拳には壁の破片が突き刺さっており、彼女がこの壁をぶち破った張本人だと言うことを物語っている。


彼女は私を見るなり、ポケットから小型のナイフを取り出すと


「シィィィィネエエエエ!!」


「嘘でしょ!!」


思い切り振りかぶり、私にナイフを振り下ろしてきた。だが、なんとか避ける事ができ、ナイフは私の座っていたベッドの木製フレームに突き刺さった。かなり深く刺さったのか、女の人はナイフを抜こうとしているが中々抜けないようだった。


「ライド!タマミ!逃げるよ!」


その隙に私とタマミはライドへと飛び乗り、壊された壁から外に飛び出した。


・・・・・


・・・


「ちょっと!あれどういうことですか?!」


『3秒前に言ったじゃ無いですか。彼女が来てますよって』


「もっと早く言ってくれませんかね!」


街を駆け抜けるライドに乗りながら、私はクロートーさんに文句を言う。なんで襲撃の3秒前に言うのか。そんな文句を気にもせず、クロートーさんは淡々と続ける。


『彼女がアリス・マラレスです。スバル・レッサーへの好意が暴走し始めています。気をつけてください。』


好意が暴走しているって・・・それってヤンデレ的なあれなのでは?そんなアホなことを考えていると


「みいぃいいつけた」


突如として目の前にアリスさんの姿が。ニヤニヤと笑いながら黒髪の長髪を振り乱す姿は最早ホラーである。


『先回りされてしまったようですね。仕方ないので今来た方向に逃げてください』


クロートーさんの指示通りライドを方向転換させ、先程通ってきた道を戻るように指示する。ライドはそれに応え、先程よりもかなり速いスピードで逃走を始めた。


いくら転生者とはいってもこのスピードに追いつける人なんて早々いないだろう。そう思って後ろを振り返ると


「待ぁぁあぁちなさぁぁあぁぁい!!!!」


全速力で追いかけてくる、アリスさんの姿が。その速度はライドのスピードについてきている。その光景に私は愕然とした。だって町中だからといってライドはスピードを抑えているけど、体感的には車くらいの速さがある。それに追いついてくるなんてどんな人間(化け物)?!


慌てて私はクロートーさんに確認を取る。


「ちょっと!ライドが追いつかれそうなんですけど!あの人ってどんなチート能力を持っているんですか?!」


それに対する答えは


『彼女の能力は“愛を力に替える”能力です。つまり、愛する者のためならば強力無慈悲な力を振るうことが出来ます。』


とんでもないものであった。



お知らせ。


キリのいいところまで来たら大幅に加筆修正を行うため更新が停止致します。


今のところあと20話くらいしたらと考えております。


よろしくお願いします

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