転生者の取り巻きは弱そうに見えるが普通に強い
はいどうもみなさんこんにちは。昼夜逆転の生活が当たり前になってきてしまいました、ドラキュラです。
「燃え尽きなさい!」
鎧を着た女の子は剣に炎を纏わせ、私達に向けて炎の矢を無数に放ってくる。普通ならば避けきれないほどの物量。しかもこっちには治療したばかりの怪我人がいる!あの子にはそれが見えていないの?!
仕方ない!
「ライド!」
私の声でライドが前に出る。私の行動に鎧を着た女の子は声を荒げる。
「使い魔を盾にするとは!」
炎の矢は一つ残らずライドに命中し、大きな爆発が起こる。苦虫を噛み潰したような表情で私を睨む鎧を着た女の子。
「満足か外道!貴様の盾となった使い魔は死んだ!」
なんかあの子は私のことを残虐非道な悪者だと思っているみたいだけど、これだけは言わせて欲しい。
「勝手に・・・私の相棒を殺さないで!」
私の言葉に応えるように炎が鎧を着た女の子に襲いかかる。
「何?!」
「グルルルル・・・」
そこには炎を纏うライドの姿。問題なく放たれた炎の矢を吸収できたようだ。
私がライドのこの姿を見るのは2度目だ。でもこの前の時よりも纏っている炎の勢いが弱い。それに体毛も黒いままだ。もしかして、あの炎の矢の威力はあの火球男の火球よりも威力は高くないって事か。
「まさかその狼は!チッ!」
「ガァルルァァァ!!!」
鎧を着た女の子は無傷のライドを見て驚嘆する。だがすぐに剣を構え直し、ライドに向かって突撃する。ライドもそれに応戦し女の子の剣を躱しつつ、炎を放つ。
「あら~望結ちゃんのライド君強いわね~」
熾烈な戦いの側でこんな呑気なことを言っているのは妖精。呑気なこと言っている場合じゃ無いでしょ!早く怪我人を安全な場所へ・・・ってあれ?いない?
「ああ、彼らなら安全な場所に運んだわ。」
い、いつの間に・・・
ていうかそうこうしているうちにライドが押され始めている。よく見ると、ライドの纏う炎が弱まり始めていた。取り込んだ炎の威力が余り高くないから長続きしないのか!
そうだ!
「ねえ、妖精のおっさ・・・お姉さん!」
「今おっさんって言おうとしたわよね!そうよね!」
「それは謝りますから!火を操る眷属とかいませんか?!」
「いるわよ。望結ちゃんのすぐ後ろに」
「ふぇ?・・・?!?!?!」
妖精に言われ後ろを振り返るとそこには
「カロロロロ」
でっかい真っ赤なトカゲがいた。
「さあ、私の可愛いサラマンダー!ライド君に愛の炎を!」
妖精が命じると、トカゲ・・・もといサラマンダーはライドに向かって火球を放った。
火球は寸分違わずライドへと命中すし、それを受けたライドの纏う炎は先程よりも苛烈に燃え盛り、毛並みも黒から燃え立つ深紅へと変わる。
「っ!姿が変わったところで!」
鎧の女の子は果敢にライドへと攻め込むが
「そ、そんな!」
振り下ろした剣はライドに振れる前にドロドロに溶ける。その光景に愕然とする女の子。それが決定的な隙となり、ライドの尻尾による攻撃をまともに受け、3m程吹き飛び、木に激突して動かなくなった。
慌てて様子を見に行くと、所々軽い火傷をしているようだが、目立つような大きな怪我はなさそうだ。一安心。
さて、もう一人いた魔法使いの方は・・・
そう思い振り返った瞬間、私の真横を氷の礫が横切った。
「じ、ジーヴァさんから離れてください」
声のする方向を見ると、涙目になりながら杖を構える、鎧を着た女の子と一緒に来た金髪の魔法使いらしき女の子がいた。それだけだったらまだ良いんだけど
「よくもジーヴァを!」
縄をほどいて貰ったらしい、ヴェルが女の子の隣に立っていた。
ヴェルはきっとこちらを睨むと
「お前は絶対に許さない!!」
ありがちな台詞を吐いて杖を構えた。
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