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良い方法が思いつかないなら見方を変えれば良いじゃない

転生者の落とし物、スマホがいかにも悪役の貴族に落札されてしまった。とりあえずこれはラケシスさんに報告しないと!私は急いで宿へと戻りラケシスさんに電話を掛けた。


『望結さん?どうかしましたか?』


どうもこうも昨日の男がスマホを落としていたらしくて、そのスマホを悪そうな貴族が落札しちゃったんですよ!


『あら、それはマズいですね。そのスマホはこの世界のデータが全て入っているので』


ど、どういうことですか?


『例えば、伝説の魔剣の在処や強力な魔法の使い方など・・・まあ、この世界の攻略本みたいな物ですね。それに普通のスマホとしての機能も搭載されています。』


なるほど、あの男がスマホに執着していたのはとんでもない量の貴重な情報があのスマホの中には詰まっているからか。


そのスマホが悪そうな貴族に渡ったのってかなりマズいのでは?なんとかしてあのスマホ取り返さないと!


『そうですね。しかしこれは一石二鳥のチャンスです。』


一石二鳥?どういうことですか?


『あれ言ってませんでした?あの貴族の娘、転生者ですよ?』


聞いてない!


・・・・・


・・・


とにかくあのスマホはこの世界にあっていいものじゃないから早々に回収しないと。それに転生者である娘の髪の毛も回収しないといけない。


でもあの貴族は貴族専用の南街に住んでいるだろうから一般人の私は入れない。あのオークションにいたのは偶々だろうし・・・うーん・・・


『こちらとしてもできる限りサポートはしていきたいのですが、昨日の男の所為でしばらくそちらに顕現はできそうもないんですよね。』


え-・・・女神様の魔法でなんとかならないかと思っていたのに。


『しばらくは無理ですね。でも情報ならいつでも提供することが出来ます。』


うーん・・・あ、そういえば南街に入るときって何をされるんですか?


『主に手荷物検査や招待状の確認ですね』


招待状?なにそれ


『南街に入るには基本的に南街に住む方からの招待状が必要となっているのです。そうでもしないと貴族を襲う輩が入りかねないので。』


招待状を偽造して入るとかは?


『可能ですが逐一招待状を出した貴族に確認が行くので愚策かと』


かなり厳しいな・・・流石に貴族が住んでいるから警備も厳重になるか。仕方ない、一晩じっくり考えよう・・・


はあ・・・どうやって貴族のもとにあるスマホを・・・


ん?いやまてよ。あのスマホは中身だけが問題なのであって、スマホ自体には余り問題は無い・・・ってことは・・・


「ラケシスさん、なるべくスペックの良いパソコンと、あのスマホのアドレス教えてもらえますか?」


『良いですよ。明日の朝に送りますね』


よし!これでスマホの問題は解決できるはず。


『他に必要な物はありますか?』


うーん特に・・・あ、そうだ。昨日の広場が元通りになっていたんですけど、広場の修復してくれたのってラケシスさんですか?


『いえ、私は何もしていませんよ?』


え?


じゃあ一体誰が?


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