木崎の行方と伯爵の最期
どうも皆さんこんにちは。狂おしいほど暑い中でクーラーガンガン聞かせて食べる激辛ラーメンは最高
「この森から一人も出さないようにする?出来なくは無いぞ?別に結界を張れば良いだけじゃからな。」
出来るんだ!じゃあそれやって欲しいんだけど・・・
「ただ、外部からも入れなくなるぞ」
え・・・それって・・・
「うむ、これから来るであろう援軍も入れなくなる。」
えー・・・
「まあよい。そのキザキとか言う奴を逃がさなければ良いのだろう?まだ森にいるなら儂が探知できるはずじゃ。森の中であれば儂の力で足止めできるしの。」
そう言って幼女(妖精)は地面に手を当て目をつぶった。そしてブツブツとなにか呪文らしき物を唱え始める。
そして約10分後
「・・・む?」
「どうかしたのか?」
首をかしげる幼女に怪訝そうに尋ねる。すると幼女(妖精)はこう答えた。
「うーむ・・・どうやらその男もうこの森に居らんようじゃぞ?」
嘘?!もうこの森からいなくなっちゃって事?!
「みたいじゃの。其奴とんでもない力を持っているんじゃろ?そんな気配この森には微塵もせんわ。」
うわー最悪。
「最悪だな。何処へ行ったかも分からないし。」
「いや、大体の方角なら分かるぞ?あやつテレポートを繰り返してエルビスの方へと向っているみたいじゃぞ?」
エルビスか・・・あそこに戻って一体何を・・・
「まあよい。エルビスに知り合いの妖精が居るから其奴に聞いてみよう。それで良いか?」
知り合いの妖精って・・・ああ、あの地下にいたおばさん(妖精)か!それなら安心!
「ともかくじゃ。キザキとか言う男はあやつに任せ、あの灰色の兵士達とエルビスの残党をなんとかせい。その暁にはキザキとやらの動向を教えてやろう。」
幼女(妖精)の提案に対して風間は少しも悩むこと無く同意し、氷室もエルビスを裏切ることに対して多少考えていたが、灰色の兵士意外には危害を加えないと言うことを知り、同意してくれた。
・・・・・
・・・
「よぉエリスガル。久しぶりだな。いや、この俺とは初めましてかな?」
「?!誰だ貴様!者共、出合え!!!」
突如として現れた少年にエリスガル伯爵は慌てて部下を呼ぶ。だが、誰一人として駆けつける者は居なかった。
「残念だが、お前の部下達は始末させて貰った。残るはお前だけだ。50年、お前に提供し続けた魔力と俺の体を返して貰うぞ。」
そう言って少年は剣を抜く。エリスガルははっとしたように少年、タケルを見た。
「き、貴様、まさか・・・!!」
「ああ、そのまさかだよ!」
魔法を放とうとする伯爵。しかし、それよりも早くタケルは剣を振り下ろし、伯爵の左腕を切り飛ばす。
「ぐっ・・・ああああ!!!」
額に脂汗を浮かべ、苦悶の表情を浮かべる伯爵。そんな姿を冷徹に見下すタケル。
「答えろ。俺の体は何処だ?」
「ふ、ははは・・・もう遅い。お前の体はもう魔神の物だ。」
「ちっ!そうかよ!」
そう言って伯爵にとどめを刺すタケル。伯爵はそのまま息絶えた。




