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大飯喰らいならぬ大魔力喰い

どうも皆さんこんにちは。薬味大好きシャブ太郎です。

幼女(妖精)がヘル・ウルフとグリフォン達に魔力石を取ってくるように命じてから一時間後


「・・・なにこれ」


「カカカ。随分と頑張ってくれたようじゃの!」


目の前には大小色とりどりの魔力石が山のように積み上げられている。比喩では無く本当に山のように積み上げられている。私の背丈の優に三倍はあるんじゃないだろうか?


「こ、これ・・・森の魔力石取り尽くしたんじゃ・・・」


「そうかもしれんの。まあ、問題ないじゃろ。」


私の懸念をどうでも良いと言わんばかりに適当な返事で返す幼女(妖精)


そんな私達の所へライドとタマミがルミナークさん達を運んできた。5人とも体の傷はすっかり治っている。だが目を覚ましていない。


「さて、では始めるかの。」


そう言うと、幼女(妖精)はいきなり魔力石の山に片腕を突っ込んだ。そして、一番近くにいたヘルゼさんの手を掴もうとして


「お、おろ・・・?」


掴めなかった。腕の長さが後数センチ足りていない。


「おいミユよ!その6人もう少し儂の近くにおいてくれ。手が届かん」


魔力石の山に手を突っ込みながら必死に手を伸ばす幼女(妖精)。ちょっと可愛い


「早うせい!!」


・・・・・


・・・


「よし、では改めて・・・」


魔力石の山に片腕を突っ込んだ幼女(妖精)は空いているもう片方の手で一番近くにいたヘルゼさんと手をつないだ。


すると、何か白く光っているもやもやとした物が幼女(妖精)を通してヘルゼさんに流れて行っているのが見えた。


「あの白いもやは魔力です。現在主様は自らの体をパイプとし、魔力を注いでいるのです。」


ミネルヴァさんが、幼女(妖精)がやっていることを説明してくれた。


「あの魔力石の山の中に5人を放り込むだけじゃ駄目なんですか?」


「魔力石が自然に魔力を出す量はかなり少ないので、その方法だと数年はかかります。」


あ、そうなんだ。


「しかし、この方法は主様が効率よく魔力供給をしているので時間はかなり短縮されているので、すぐに目を覚ますかと思います。」


そんな会話をミネルヴァさんとしている内に幼女(妖精)は魔力供給が終わったのかヘルゼさんから手を放した。


「全く此奴の魔力貯蔵量は一体どうなっているんじゃ?此奴だけで大分魔力持って行かれたんじゃが。」


え・・・確か魔力石の魔力って常人を遙かに超える魔力が秘められているって聞いた気がするんだけど・・・


「希に現れるんです。常人の遙かに何倍もの魔力を持つ人間が。この方達の中だとファリン族のエリック氏を除いて、全員がかなりの魔力貯蔵量を持っているようです。」


「それを早く言わんかミネルヴァ!!!というか魔力石が全然足りん!もっと持ってくるんじゃ!」


幼女のその一言にグリフォンやヘル・ウルフ達はまた森の中へと行ってしまった。


その後、魔力石の山を三つほど消費しながらも、ルミナークさん達への魔力供給は無事に終わった。幼女(妖精)は


「あの3馬鹿魔力食いにも程があるわ!」


と、外国人転生者3人組にかなり文句を言っていたが、魔力はちゃんと供給してくれたらしい。


「HAHAHA!俺達のストライクゾーンは広いからな!」


「お前と一緒にすんなこのロリコン野郎!」


「ところでお嬢さん、これから俺と森のでランデブーしないかい?」


「もう二度とやらんからな!」

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