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援軍の到着

どうも皆さんこんにちは。このままニートになりたい。

「ちょ!ちょっと!なんでルミナークさんたちが・・・!」


ルミナークさんたちはボロボロで、服にはところどころ焼け焦げた跡が。それにかなり酷い怪我もしている。一体何があったんだろう?


そう思って幼女(妖精)に聞いてみると


「お主らが寝ている間に儂が迎えに行ったのじゃが、こ奴らは既にこのような状態じゃった。おそらくエルビスの連中にやられたんじゃろ。周囲には強力な魔法を使った跡が残っておったわ。」


と、ため息をつきながら答えてくれた。


あのルミナークさんの雷魔法を何発受けてもヘラヘラしていた丈夫で陽気な3人組も意識を失っているなんて、一体どれだけ強力な魔法を使ったんだろう?


「ライド、とりあえずルミナークさんたちをこっちへ。タマミは治療魔法お願い!」


「ヴォウ!」


「キュオ!」


考えていても埒が明かない。ひとまずこの人たちを治療してあげないと。


・・・・・


・・・


ファリン族の人たち、そしてタマミに治癒魔法をかけてもらったおかげで、5人の治療は難なく終わった。後は目を覚ますのを待つだけだ。


私はファリン族の人たちにタマミが運んできてくれた食料を配りつつ、今後どうしようか悩んでいた。


このままここに隠れていたとしても、エルビスの人たちがこの森を余すことなく焼き尽くしてしまえばファリン族と幼女(妖精)は住む場所を追われてしまう。それに、この場所が見つからないとも限らない。こんな見晴らしのいい場所で戦いになったら数の少ないファリン族は負ける。


うーん・・・一体どうしたら・・・


しばらく考え込んでいた私だが、突如発生した地鳴りによって思考を中断された。


「え?な、なに・・・?」


地震?初めに思ったのはそれだった。地鳴りはどんどん大きくなり、ファリン族の人たちもかなり慌てている。


そして


ボコっ


と音がしたと思ったら


ヒョコっと、何かが顔を出した。


「え?と、トカゲ・・・?」


それは巨大な真っ赤なトカゲだった。


いや待てよ、なんかこのトカゲ見覚えがあるような・・・


え?ライド、そのトカゲと親しそうにしているけど、もしかして知り合いなの?


ん?私も会ったことあるって?


・・・・あ


ああああああ!


この赤いトカゲ、あのオカマのおっさん(妖精)の眷属じゃん!!


驚いているのもつかの間。さらに驚くべきことが。


ズルズルっと自分の開けた穴から真っ赤なトカゲが出てきたかと思うと、さらにその穴から漆黒の影がいくつも飛び出す。よく見てみると、その姿はライドにとてもそっくりで・・・


いや、あれヘル・ウルフだよね。もしかして初めて会ったおっさん(妖精)の眷属だったりします?


あ、ライドが頷いている。そうなんだ。

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