2,妹(仮)が俺を汚物と認識しました。
楽しんでもらえたら幸いです。
あとがきも読んでもらえると嬉しいです!
あらすじ
異世界転生を不意にえげつない落とし穴に落ちて、異世界転生した俺だが
どうやらとてつもないチートスキルを得たようだ。だが…
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『あれ?
あそこの屋台にいるのって… 妹!?!?』
遠くの居酒屋の隣に立っている百貨店のような屋台の前で妹らしき人物が、男と話している。
〔たいそんは
屋台の裏の路地に隠れて妹(仮)の
様子を伺っている〕
今にもドラ●エのテロップに出てきそうだ。
どうやら妹(仮)はガタイのいい男と立ち話をしているようだ。
俺は会話の断片だけ聞くことができた。
「ねぇ、ロキは中堅者の森行った?」
妹(仮)が頬を赤らめながら立ち話の相手に話しかけている。
『ほぉ、ロキってのか…
うちの妹(仮)の頬を赤らめやがって…
名前は覚えたぞ…』
俺は心の中で呪文のようにぶつぶつと唱えている。
「まだ行ってないんだよな」
「まだ行ってないんだ…///」
「うちとパーティ組まない?」
「いいのか?」
「その…逆にお願いしたいってゆぅか…」
「おぉ!まじか!!」
「じゃあ詠唱石出すから待っててな」
聞いていてたいそんは思った。
『これはラブコメに出てくる高校生のようなシチュエーションじゃねぇか…
そして俺は立ち聞きしててとても恥ずかしいじゃねぇか…///』
そして純高校生カップルたちが詠唱石とやらを取り出してテレポートをしようとしている。
これってこのままラブホにテレポートで直行?
それとも中堅者の森とか言いつつ人気のない森で2人で中堅的なテクニックで愛を育むの!?
両思いぽいやつらが森に行くのとかなんなの!?
ちゃべすの思考回路がR18思考に高速で進んで行く。
『「ヴァーヂンテレポーテーション!」
「ヴァーヂンテレポーテーション!」』
純高校生カップルたちがテレポートをそれっぽい呪文唱えて、中堅の森にテレポートしようとした時。
俺の体はさっきまで話していた爺さんや、近くの人混みを吹き飛ばして純高校生カップルの詠唱範囲に飛び込む。
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*~ヒュン
純高校生カップルとテレポートしてしまったようだ。
俺はどうやら純高校生カップルの妹(仮)の純潔を守り抜こうと、咄嗟に体が、妹への防衛本能が働いて動いてしまったみたいだ。
カップルたちがとても怖がっているような顔でこちらを見ている。
ロキとやらは俺に向かって剣を向けている。
「何者なんだ…」
ロキが震えた声で俺に問いかける
「というか2人ぶんのテレポート魔法でなんで三人目のお前が来れたんだ…」
どうやら、俺は奇跡的にテレポートに便乗することができたらしい…
俺は落ち着いて答える。
「俺は、異世界人だ。
さっき転生されて来たが、そこの女が
俺の妹にそっくりだったのでついな」
「呪文にヴァーヂンなんて言葉が入ってるん だ…別人だとしても咄嗟に詠唱範囲に飛び込んでしまったわけだ」
俺は謝った。
だが妹(仮)は顔を赤らめて俺から目をそらしている。
「?」
なぜだろう…俺を汚いものでも見ているかのような目で見てくる…
「私はあなたの妹なんかじゃありません!
それに…あの…/// 服がはだけてます…」
………‼︎⁈
俺のエクスキャリバーがピンポイントで服から突き出ていたのだ。
終わった。
___________________________続く
言い訳なのですが…お風呂で書いたもので途中のぼせてしまい…話がいろいろいつもよりお見苦しいものになってしまっています。
ご容赦ください!
あとがきに書いても遅いか笑
なんだかんだで、最初の森へ出撃したたいそんはこの後、妹の認識をどう弁解していくのか!
ぜひ!