自動運転を完成せよ!
なぜなんだろう・・・
歩きスマホの罰則化・・・
なぜなんだろう・・・
飲酒運転による死亡事故・・・
人は傷つき、死んでいく。
事故と言うより、殺人事件というに値する。
なぜなんだろう・・・
こんなことは簡単に防げるのに。
人間の科学技術を結集すれば。
いや、そんなことはない。
そんなことをしなくても既存の技術で出来るのに。
GPSがあり、振動・傾きセンサーがあるスマホは、
今、持ち主が歩いているか当然わかるのだ。
歩いていれば使用不能にすればいいだけなのに。
飲酒運転もそうだ。
エンジン始動時に呼気のアルコールをチェックすればいいだけなのに。
すでに実用化もされているが普及しない。
そにはからくりがあるのだ。
三位一体。
国、メーカー、マスコミの。
もちろんスマホメーカはそんな機能を付けたくない。
国はそんな規制をするとアッ〇ル本社があるアメリカに恫喝されるから。
マスコミはCMスポンサーの批判は絶対しないのだ。
昨年、ある会社がやった不祥事をワイドショーが
まったく取り上げなかった事に心の奥底からぞっとしている。
ある指導者は立ち上がった。
その男はマスコミも国家権力をも意に介さなかった。
そして部下に命令した。
「これ以上、犠牲者を増やすな。
完璧な自動運転を完成させよ」
5年後、自動運転技術は完成した。
こういう時には指導者の実行力が物を言う。
多くの優秀な技術者を文字通り引き抜いていた。
「完成するまで家に帰さないぞ」
彼はそう言って微笑んだという。
決意の表れのように。
テストはヨーロッパに決まった。
3カ国をまたがる長い道のりである。
そのテストは極秘のため、テスト当日まで技術者に目的地の通達はなく、
当然、マスコミ、自治体でさ予告がなかった。
運転席の50代の男は身じろぎ一つしない。
当たり前である。
ハンドルやブレーキに触れれば、テストにならないからだ。
5人乗り白のセダンはスムーズに発車した。
一つの国を無事通過。
そして二つ目の国も。
目的地の国に入り、高速を降り、都心部に向かう。
ビルが立ち並び、次第に人通りが多くなる。
「目的地の広場には大勢の人が集まっているな」
車載カメラが映す映像を見て、指導者は満足げに笑みを漏らした。
その背後で技術者たちがぐっと奥歯を噛みしめている。
テストが完全に成功するまでは、油断しまいと言うように。
車が目的地に着いた。
大歓声が上がる。
ギャー
逃げろー
助けてくれー
広間にいる人が逃げ惑う阿鼻叫喚だった。
車は大爆発を起こしていた。
車載モニターが途切れる。
メインモニターを見ている技術者たちは、たたぼう然と立ちつくしていた。
「大成功だッ!」
指導者は言い、技術者らの方に振り返った。
「こいつらを約束通り家族の元に返してやれ。
この技術を開発したのはこいつらだとマスコミにリークしてな」
指導者は薄ら笑いを浮かべた。
「犠牲者を無くせる。
これで、だれかが自爆しないで済む。
拉致したやつらをこれで返してやれ。
無人運転だと怪しまれるからな」
指導者は地図を広げた。
そして次の目的地を指差した。
なぜだろうか・・・
こんなことは誰でも予想できるのに。
なぜだろうか・・・
マスコミはこんな危険性を警鐘しない。
なぜだろうか・・・
原発よりよほどリスクがある技術なのに・・・
答えは簡単だ。
CMスポンサーを批判できないから・・・
ちなみに昨年、不祥事を起こした会社は自動車関係です!!




