1/4
ある少女の光
「こちら、第07戦車部隊!!援護頼む!!」
くっ、駄目だ...こっちにも敵がいる。
そう心の中で叫びつつ、機銃を放つ。 敵歩兵が倒れた。
よし、いいぞ
「飯井島二等陸尉!! 七小隊の援護に向かうぞ! 丁字戦になる。被弾に注意しろ!!」
ふふっ 俺ったらいい感じじゃねえか...
俺は目を疑った。 そこには翼の生えた...少女がいた。廻りには剣が舞っている。
突然の光が眼球に降り注ぎ、俺の意識が消え去った。
「....はあ ここが天龍之坂女学院ですかぁ」
少女は建物を見つめ、こう呟いた。