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高校生アイドルへの転生

作者: 桑原大樹

いきなり知らないアイドルに転生していまった俺、小鳥遊 健はこの知らない場所でユニットを組んでいる彩という女の子に助けてもらいながら生活をしていた。そして初レッスンの日、音楽が鳴ると俺は踊りだしていた。しかも完璧に。それには驚きに理由が。

登場人物


小鳥遊たかなし けん  この物語の主人公

藤原ふじわら 愛花あいか  死んだ高校2年生のアイドル

みなみ あや 愛花とユニットを組んでいる高校2年生のアイドル

①転生

俺は小鳥遊健。俺は今、戸惑っている。なぜかというと目が覚めたら病院にいて、いきなり知らない女の子に「目が覚めてよかった。」と言われながら抱きつかれたからだ。そしてすぐにその女の子は「お医者さん呼んでくるね。」と言い、部屋から出て行ってしまった。いきなりのことに頭が追い付かない俺は「え?」と声を上げてしまった。その瞬間違和感を感じた。普段の声より少し高い気がしたのだ。俺はじっくり自分の体を見て驚いた。女の子になっていたのだ。そんなことより俺はどうしてこんなところにいるのか気になり、医者の診察が終わった後、抱きついてきた女の子に聞いてみた。すると、女の子が、「まさか愛花覚えてないの。もしかして交通事故の衝撃で記憶喪失になってしまったの?」と言われて俺は病院にいる理由に納得できた。そして、その女の子はいろんなことを俺に話してくれた。話をまとめると、俺は藤原愛花で、相手の女の子は南彩というらしい。そして愛花と彩は高校生アイドルでユニットを組んでいるらしい。そして今から3日前のレッスンの帰り道、愛花は車にはねられて、病院に運ばれずっと死のふちをさまよっていたらしい。そこで俺は、転生したことを確信した。

②俺の過去

俺はどうしてこんな風になってしまったのかを探るため、今までの経緯を順番に思い出そうとした。俺は、みんなの笑顔を守りたいと思い警察官になり、機動部隊に所属していた。大学を卒業し、警察官になって3年してようやく巡査部長に昇進したある日、出動命令を受け、向かったのは銀行だった。どうやら銀行強盗が立てこもっているようだ。隊長の合図とともに周りの機動隊員と一斉にとびかかったが犯人が予想以上に抵抗したため、何人かがケガをした。そして俺は腹を深く刺された。俺の記憶はここまでだった。そこまで思い出し、俺は理解した。刺されて俺は死んで転生したということに。どうせなら異世界転生がよかったなと思いながら、俺は重大なことに気づいた。俺はこの先どうやって生活すればいいのかということだ。

③タイムスリップ?

俺は彩の説明を受けながら病室にあったカレンダーを見て驚いた。1987年と書かれていたからだ。俺はこれが現実だと受け入れられず、夢だと思いたかった。しかし翌日当たり~リハビリが始まり、体がきしむとともにこれを現実だと受け入れざるを得なくなった。俺は混乱しながらもリハビリを終え、退院した。

④新生活

俺は退院した翌週から学校に通い始めた。しかし、彩には記憶喪失は勘違いだということは伝えてない。転生なんて言ったら混乱させるのはわかり切っていて、そして何も知らない俺は彩がいろんなことを教えてくれないと学校に行ったり、レッスンに行ったりできないからだ。だから、俺は記憶喪失という設定で彩にいろんなことを教えてもらいながら生活している。彩には悪いことをしているという罪悪感があったが生活するためには仕方ないと思って割り切った。

⑤レッスン開始

「覚えていないようだし、まずは見ていて。」と言って彩は音楽を流し踊りだした。音楽が流れた瞬間俺は驚いた。いきなり俺の体は踊りだしたからだ。しかも彩との息もぴったりだった。なんで踊れているのかわからないでいると、彩が「少しずつ記憶が戻っているんだね。」と言ってきた。俺は原因がわからないため、彩の意見に同調するしかなかった。発声練習はもともと歌が上手かったおかげで、あまり不思議な感覚もなく何事もなく終わった。

⑥本当の理由と真実

俺はその日、不思議な夢を見た。俺と同じ顔、同じ声をした女の子が話しかけたのだ。「私を生かしてくれてありがとう。あなたが私の体に乗り移っているから私は生きることができている。そして、いきなり踊りだしてしまってごめんなさい。体が覚えていて私はどうしようもできなかったの。」俺はそれによりすべてを理解した。俺は死んでしまった愛花の体に記憶などはそのままに転生したが、体は愛花の記憶が残っているということだ。

⑦初ライブ

俺が退院してから一か月後、愛花としての生活も慣れてきたころ復活ライブを行った。体が勝手に動いたから踊った感覚はないが、体はしっかり疲れていた。そこまで大きな会場ではなかったものの、ライブ中に見えた観客たちの笑顔が警察をやっていた時と同じように見えてうれしくなった。最初は戸惑っていたが今は慣れ、楽屋に戻って普通に彩とハイタッチができるぐらいにはなっていた。それで俺は、元に戻れないのであればこのままでもいいと思い始めていた。

⑧渦巻く考え

転生してから、何日たっても俺の体に変化はなかった。毎日のように学校に行き、放課後は、ダンスや歌のレッスンをする代わり映えののしない日々を過ごしていた。平和な日常を送っていたが「俺は、このままでいいのか。このままアイドルを続けていて幸せなのか。」と考え始めた。もちろん、今の生活は楽しい。観客の前でライブして、みんなが楽しんでくれてこの生活に不満があるわけじゃない。ただ、いつまでアイドルを続けることができるのかが不安だった。今は高校生だから人気があるかもしれないが、成長していくにつれそのうち、人気がなくなることも考えている。そう考えると、大学に進むためにアイドルの時間を少し削って勉強するか、高校を卒業してからもアイドルをやりながら別の道を考える必要があると考えた。

⑨彩の考えと俺の決意

俺は将来どうするか迷って、彩に今後のことをどう考えているか聞いてみた。彩は「今アイドルやっているのは楽しいから今まで通りアイドルを続けていくつもり。人気がなくなってきたらその時また別の道を考えるよ。アイドルから歌手やタレントになる道もあるし。」と言って芸能界は引退しないつもりだ。その考えを聞いて、俺はアイドルとして活動している間はずっと隣に立って彩を支えていこうと思った。そして引退するまでに大きな会場でライブが安定してできるようなトップアイドルに彩とともになろうと思った。

⑩二度目の死

俺達は高校を卒業し、芸能活動をより活発にやるようになった。そして、2年後ついに武道館でライブをすることができた。その反響もあり、次々と大きな仕事が舞い込んできて、順調な毎日を送っていた。そんなある日、事件が起こった。いつも通り、ライブが終わり、楽屋に戻ろうとしたときだった。いきなり観客席の方から刃物を持った男性が彩の方に向かっていった。俺は、本能的に彩と男の間に入った。その瞬間、男の刃物が俺の腹を深く刺した。そして、男は警備員に取り押さえられたが、俺の意識はそこで落ちた。

⑪生還

俺は再び病院で目を覚ました。そして周りには同僚や先輩の姿があった。医者の話だと俺は一週間ぐらい寝ていたらしい。俺は検査入院が終わり仕事に復帰したが、アイドルに転生s多夢のような内容が忘れられなかった。気になった俺は休み時間に南彩と藤原愛花について調べてみたすると俺が生まれる少し前の記事に「藤原愛花奇跡の生還」という見出しが見つかり、さらにその数年後、「藤原愛花、ファンに刺され死亡」という記事まであった。俺はこの記事を見て俺は本当に過去にタイムスリップしていたということを確信した。そして愛花が死んだ日が俺の生まれる少し前だったのだ。それを見て思ったのが、もしかしたら前世の記憶だったのかなと。しかし、そんなことを機にしても仕方ないので、俺は今日も市民の平和を守るため懸命に働こうと思った。                           END


初めまして(別の作品を見てくれた人はこんにちは)。桑原大樹です。『高校生アイドルへの転生』を読んでいただきありがとうございます。どうでしたか?私は、今回短編小説の第二作目を書き終えたことになりました。まさか死んだと思ったら転生して、しかも過去にタイムスリップなんて実際に起きたらパニックになると思います。ですが私も若くして死んだら、転生s手第二の人生を謳歌出来たらいいなと思いました。ではここで宣伝させてください。私の短編小説第一作目『青い鳥同盟』も同じくこのサイトに上がっていますのでよろしければ読んでみてください。それではまた別の作品でお会いしましょう。

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