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幸せの正体

作者: とある思想家

固定概念を取り払って読んでいただけると幸いです。

麻薬

皆さんはそう聞くとどんなことを想像しますか?

違法、中毒、害悪、等々いろんなことを想像することでしょう。

そして、そのほとんどのことが負に関することでしょう。

それは今までずっと麻薬は危ない物と教えてこられたからでしょう。

ですが実際にどこがどう危ないのか具体的に説明できるでしょうか?

私はどうしてもそこまで悪いのか理解しがたいものでした。

なので私が勝手に想像して理解してみようとしました。

まず、価値観をそろえるために私にとっての幸せはグラフのようなものだと思います。

幸せだと思うとき、不幸だと思うときは今までの幸福度の平均より、上か下かで判断しているものだと思っています。

例えば、優しい母と厳しくともしっかりした父を持ち、両親と毎日食事をし、たまに遊んだりしている笑いの絶えない家庭に住むA君と、模範のような家庭に住むB君、両親は離婚し母の手料理なんて食べたこともない上に虐待は日常のような家庭に住むC君、三人と小学校一年生だった時今の現状に対して満足してい人は誰でしょう、私は三人とも同じくらい現状に満足していると思います。

理由は三人はまだ自分が周りに比べて幸せなのか不幸なのかは、知るよしもないからである。

人間は自分が経験したこともないことは想像することはできない生物ということも理由の一つである。

だが、A、B,C君が中学生など大人に近ずくに連れて周りを知り、今自分がどんな生活を送っているのかを知ると、明らかに満足には優劣がついてくるのだ。

はたから見てみれば幸せはA、B、Cの順位なっていくと思うかもしれませんが、私はB,C,Aのずんだと思います。B君はC君のことを心配しつつも変わらず生活を満喫し、C君は今の現状に不満を抱えながらも、B君やA君に心配してもらい、少しながらも経験したことのない他人のありがたさを実感いていることから、幸せの平均より上になるのかもしれない。だが、A君はC君よりも明らかに幸せな生活をおくっていることから、もしかしたら自分はほかの二人に何かできないか考え、無駄に考えすぎて自分を追い込んでしまうかもしれない、果たしてその状態は幸せと呼んでいいのだろうか、否、到底呼べるものではない。

もしかしたら将来的にはC君が一番人生を謳歌しているのかもしれない。

あの時に比べればこんなことづってことないって考えてしまうかもしれない。

逆にA君はこんなにつらいことはないって考えるかもしれない。

そしてその二人の違いは幸せの平均の差と言って幸使えないだろう。

話を麻薬に戻すと、私にとっては麻薬とは加減の難しい幸福増幅剤であると思っている。

麻薬を使い一時的にでも大きな幸福を経験すると、当たり前のことだが幸せの平均は高くなる。

そして麻薬の効果が切れると一気に幸福感がなくなったと感じる。

それは麻薬の効果でありながら幸せの平均が上がったことの証明にもなりえるのだ。

それは罪悪感、それは後悔、それは恐怖、色々な負の感情を生じさせるだけであり、使用自体もそれを派生させる原因である。

そしてその負の感覚から早く脱したいからまた使う、そして幸せの平均が上がる、そしてまた負の感情が発生し、前回よりも幸せの平均が高くなるため前回よりも負の感情が大きく感じる、というその名の通りの負の連鎖であるのだろう。

つまり麻薬とは、幸福感と負の感情を時差的に発生させるものであると結論付けたい。

幸福感を作り出すことは問題ではないのかもしれない、問題なのは時差的に発生する負の感情を抑えるすべ、抗生剤のようなものが麻薬しかないこと、もしくはまだ人類が発見してないだけかもしれない。

私はこの文章で麻薬を肯定する気で書きましたが、結局は否定になってしまいました。

果たしてこれがまだ固定概念が残っているのか、はたまたこれが正しい答えなのかは、私にはわかりませんでした。ですがこれを機に常識をうのみにするのではなく、一度でも疑い、考えていただけるようにしてほしいのです。あなたの考えをコメントなどで教えてほしいです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 全体的に共感することが多いです。 ただ、殴られれば痛い、食事が少なければ飢える、そういった肉体的苦痛に関しては、優しい両親と虐待する親の子供の幸福度が同じとは思えません。 これは絶対的貧…
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