表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/30

相手によって態度を変えて何が悪い

~昼休み~


加藤「でさーマジでうけるよな、昨日のあの番組」


志村「それな、ホントおもろかったわ」


高木「確かにあれはおもろかった。あの芸人流石だわ(笑)」


加藤「それな、あいつのギャグセンス、マジクソパねえ(半端ねえ)」


志村「あーヤバイ。昨日の思い出してまた笑いそう……」


加藤「わかる。あのシーンマジやばかった……やべ笑い止まらん」


加藤「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!」


志村「ゲへへへへへ!!」


加藤「うひゃひゃひゃひゃひゃ!!」


志村「グヘヘへへへ!!」


新垣「あ、高木君と志村君!昨日はカラオケ行けなくてごめんね!!」


加藤「いえいえ。新垣さん。そんなのまっったく気にしなくていいですよ」


志村「そうですよ。俺らも誘うのが突然すぎたし」


新垣「ありがとね。また誘ってね」


加藤・志村「「もちろん!!是非!!」」


新垣「それよりさっきしてた話って、もしかして昨日のあの番組の話?」


加藤「え!?もしかして新垣さんも見た!?」


新垣「見た見た!!スゴイ面白かったよね!!」


加藤「うん!!とても面白かった!!」


志村「ね!!スゴイ面白かった!!」


新垣「特にあのシーン良かったよね!芸人さんが突然現れて笑わせてくるシーン!」


加藤「すごいわかる!!一番面白かったよね!!」


志村「ね!!あそこが一番面白かった!!」


新垣「もう思い出しただけで笑っちゃう(笑)」


加藤「ね!思い出したら笑っちゃう!あはははははは」


志村「うふふふふふふふ」


高木「…………………」


花畑「おーーーーい!!ガッキー!ちょっと来てー!!」


新垣「あ、ごめん!呼ばれちゃったから行かなきゃ!」


加藤「あ、オッケー!!」


加藤(ちっ…………何呼んでんだよ。花畑マジ〇ね〇ね〇ね)


志村(何俺らの幸せな時間邪魔してんだよ………空気読めハゲ)


加藤・志村((もう少し新垣さんと話したかったのに…許さん))


高木「お前ら顔ヤベエぞ…?(笑) 怖すぎ(笑)」


高木「てゆうかお前らさ、ちょっと気になるんだけどさ……」


加藤「なんだよ?」


志村「どうした?」


高木「前から思ってたんだけど、なんか新垣としゃべるときだけ、あからさまに態度違くね?(笑)」


加藤「……………………」


志村「……………………」


加藤「バ、バカおめー、何言ってんだよ。そ、そそそそんなわけねーだろ?き、気のせいだよ」


志村「そ、そうだよお前。き、ききき気のせいだよ」


高木「そっか、ならいいんだけど(笑)」


加藤「お、おい。そんなことより昨日のあいつの動画見たか?」


志村「見た見た!!マジクソヤバかったべ!!」


加藤「だろ!?超マジクソおもろかったよな!!」


志村「それ!!マジゲロクソ半端なかった!!」


加藤「わかるーーーーー!!バカクソゴミクソおもろかったよな!!」


高木「それはもはや褒めてるのか!?」


志村「笑いすぎて、マジ頭イカれるかと思ったぜ!」


加藤「それーーーー!!マジで腹裂けるかと思ったよな!!」


志村「グヘヘへへへへ!!」


加藤「うっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!」


志村「あっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!」


加藤「ゲヘヘヘヘヘヘヘヘ!!」


志村「おけけけけけけ!!」


高木(相変わらずきったねえ笑い方…(笑))


新垣「あーそうだ!!2人とも、この前のカラオケどうだったの?」


加藤「いやーそれが最悪でした。ねえ、志村」


志村「そうそう。やっぱりカラオケのノリとかわかってる新垣さんがいないと」


新垣「そっか。ホントごめんね。行けなくて(涙)」


加藤「いやいやいやでも、普通に楽しめましたよ!?おい!何言ってんだよ志村!」


志村「嘘嘘!!全然大丈夫です!!普通にバリ楽しかったよ!新垣さんいなくても!!」


新垣「え、そうなんだ…私いなくても楽しかったんだ……」


加藤「いやいやいやいやそんなわけないから!!何言ってんだよ志村!!」


志村「いや今のは超嘘!!超冗談!そう!言葉のあやっす!」


新垣「冗談だよ、冗談(笑)」


加藤「あはははははは!冗談きついですよ新垣さーん!(笑)」


志村「うふふふふふふ!ビックリしちゃったよもー!(笑)」


新垣「ふふふ。加藤君と志村君てホント面白い」


加藤・志村「「い、いやあーーーーーーー!!」」


加藤「てれるなあーーーー」


志村「ほめすぎだよー!新垣さーーーん!!」


新垣「高木君はこの前行けなかったんだよね?」


高木「そうなんだよ。部活あってさ」


新垣「そっかあ。大変だね、野球部」


高木「いやいや。そっちのバスケ部の方も大変d」

加藤「そうそう!!新垣さんも部活大変でしょ!!」


志村「だってあのバスケ部だもんね!!本当にすごいよ!!」


新垣「そんな大したことないよ(笑) ありがとう(笑)」


新垣「あ、私ちょっとトイレ行ってくるね!」


加藤・志村「「はーーい!」」


加藤(あー新垣さん、ホントかわいいなあ…)


志村(マジで癒されるわあ…)


高木「お前ら、絶対態度変えてるだろ(笑)」


加藤「い、いやあ?な、何の話かなあ??」


志村「ちょ、ちょっと何言ってるのかわからないなあーーーーー」


高木「誤魔化すの下手か(笑)」


高木「なんかさ、しゃべり方がスゴイ丁寧になってる気がするんだよね(笑)」


高木「だってさ、「ゲロ」とか「マジ」とか「クソ」とか、その辺の多少下品なワード、一切しゃべんなかったじゃん(笑)」


高木「しかも極めつけに、2人とも笑い方がめっちゃ上品になってるし(笑) なんだあの「あははははは」とか「うふふふふふふ」とかさ。いつものお前らのキモい笑い方を聞いてる俺からしたら、違和感しかねえわ(笑)」


高木「まあ聞いてて面白かったから何も言わなかったけど。多分新垣はそういうのあんま気にしないと思うぞ??無駄にかしこまるより、いつも通りに接したほうがいいと俺は思う」


高木「じゃないと向こうは逆に「距離を取られてるんじゃないか」とか、「私に心開いてないんじゃないか」って思いかねないしな」


加藤「……………………」


志村「……………………」


加藤「おいコラ」


高木「え?」


志村「何なんだてめえさっきから」


高木「え?え??」


加藤「なに気安く新垣とか呼び捨てにしてるんですかあ??」


志村「テメエは新垣さんの彼氏か!!」


高木「いやちげえけど(笑)」


加藤「ならいくら俺らがクラス1の美少女と仲良くしてるからって」


志村「嫉妬してくるんじゃない、見苦しいぞ」


高木「いや、全然してねえけど(笑) 俺はあからさまに態度変えるのはどうなのかなーって思っただけ」


加藤「ま、まあ間違いなく俺の態度は気のせいだよ。志村はそうかもしれないけど(笑)」


志村「は??テメエずりいぞ!!テメエこそいつものキモい笑い方してなかったじゃねえか!!」


加藤「き、キモい!?それはテメエだろ!?いつもバケモンみてえな笑い声出しやがって!!」


志村「ああん!?テメエこそいつも深海魚みてえな笑い声出してるくせに!!」


加藤「いや深海魚の笑い声ってなんだよ!?もうキレたわ。マジでぶっ〇す!!」


志村「上等だ!!テメエなんざ宇宙の(ちり)にしてやんよ!!」


高木「おいおいお前ら落ち着けよ(笑) 結局2人とも態度変えてたの??(笑)」


加藤「当たり前だろ!?お前なあ!新垣さんみたいな完璧美少女に!」


志村「俺らみたいな下品な連中の下品な笑い声、聞かせるわけにいかねえだろうが!!」


高木「あ、下品って自覚あったんだ(笑) でもそこまで考えてるってことは、お前ら絶対新垣のこと好きだろ(笑)」


加藤「うるせえぞ!そうだよ!悪いか!!」


高木「あれ?そういや加藤って、今まで彼女いたことあったっけ?」


志村「おい…お前それは禁句…」


高木「あ、やっべ…」


加藤「…………ありませんけどお!?!?何か、問題がございますかねえ!!」


高木「いえ、ないです。はい」


志村「まあでも、彼女いたことないんじゃ、狙ってる女子としゃべるとあがっちゃうよなーうんうん(笑)まあだから新垣さんの前で態度変わっても仕方ねえよ。うんうん(笑)」


加藤「おい。」


志村「うん??」


加藤「なんでテメエがマウント取ってんだ??」


志村「え??」


加藤「高木はまだ前に付き合ってた彼女が何人もいたから、ぶっちゃけバカにされても仕方ないけど…」


加藤「テメエに至っては、いたことねえじゃねえか!!俺と変わんねえじゃねえか!!何をドヤ顔で俺にアドバイスしてやがるんだよ!!」


志村「はああ!?俺はいたし!!昔に!!」


加藤「昔っていつだよ!!」


志村「保育園の時だよ!!結婚も約束したし!!」


加藤「超ガキの時の話じゃねえか!!そんなもんカウントすんな!!」


志村「はあ!?幼少期はノーカンなんて基準ねえだろうが!!」


加藤「常識的に考えろ!!てか普通はそんな昔の記憶ねえんだよ!!」


志村「やかましい!!俺には鮮明に残ってるね!!「志村君!私いつか志村君のお嫁さんになる!!」って俺言われたもん!!もちろん俺の目の前で!!」


加藤「そんなの小さい頃の遊びだろうが!!なんでまだ本気にしてんだよ!!」


志村「いーや俺もあいつも本気だった。絶対本気だった」


加藤「ならソイツ、今どこにいんだよ!!元恋人なら当然連れて来れるんだろうなあ!?」


志村「いや、前に車でひかれた。今は特級呪霊になって俺に取りついてる」


加藤「呪術〇戦ゼロのリカちゃんじゃねえか!!わからない人は是非映画見てね!!」


志村「まあとにかく、俺には前に恋人がいたから。その証明はできないけど」


加藤「そんなこと言うんだったらよ!俺だって近所のおばちゃん(55歳)に「あたしも加藤君みたいなハンサムな人と結婚したかったわねえ」って言われたし!!」


志村「お前がハンサムってwww お世辞にも程がある(笑)」


加藤「あんだとゴルア!!てめえこそ深海魚みてえな顔しやがって!!」


志村「なんだと〇すぞゴラ!!」


加藤「まあとにかく、俺は近所のおばちゃん(55歳)をメロメロにしてるから。どうよコラ!」


志村「いやいや。お前が言われたのは所詮「結婚したかった」だから。俺は「お嫁さんになる!」だから!!はい圧倒的に俺の方が上です―――ーー!!!」


加藤「で、今そいつとは??(笑)」


志村「……なぜか滅茶苦茶嫌われてる…この前キモいから近寄るなって言われた…」


加藤「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!ざまあねえな!!」


志村「うるせえええええええ!!なんだあの態度!?普通は幼馴染ってずっと仲いいもんじゃん!!ラブコメだと基本そうじゃん!!なんでこうなるんだよ!!」


加藤「もしかしたら、ツンデレかもよ??(笑)」


志村「いつデレるんだよ!!こっちはデレるのずっと待ってるんだぞ!?」


加藤「それに比べたら、近所のおばちゃんはずっと優しいし、俺の勝ちだな!!」


志村「畜生おおおおおお!!おばちゃんつえええええ!!包容力ヤベエ!!」


高木「えっと、何の勝負をしてんの?(笑)」


加藤「まあお前は、中学時代“共学”であるにも関わらず彼女ができなかったのは、マジで雑魚ということだけはお伝えしておきます(笑) 俺は男子校だったからしょうがないけどね!!」


志村「ハイハイ言い訳乙(笑)」


加藤「うるせえぞ!!幼馴染にすら嫌われる男!!」


志村「やめて!!地味にダメージでかいからそれ!!実は結構狙ってたから!!」


高木「まあまあ。結局2人ともいなかったんでしょ?(笑) 雑魚同士仲良くしろって(笑)」


加藤「…………………」


志村「…………………」


加藤・志村「「〇ねええええええええええ!!!」」


ボコバキボカスカ


~完~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ