クソ馴れ馴れしいガキは嫌いだよ…
※この話は前話「カラオケ その2」の続編です。まだ読んでいない方はそちらからどうぞ。
~昼休み~
高木「そういや、昨日のカラオケどうだったん?(笑)」
加藤「…………………」
志村「…………………」
高木「え?どしたの??てか2人で行ったの?」
加藤「…………………」
志村「…………………」
高木「それとも誰か誘った?3人?4人?」
加藤「…………………」
志村「…………………」
高木「いや、なんか言えや!!!(笑)」
加藤「いやさ、行くには行ったんだけど…」
志村「あまりにも悲惨だったから、語る気も起きないというか…」
高木「いやカラオケで悲惨て(笑) 何があったの?(笑)」
志村「最悪だった。なあ、加藤」
加藤「ああ。マジで一緒に行った奴がマジで最悪だった」
高木「結局誰と行ったの??」
加藤「思い出したくもない。北野って奴」
高木「誰それ??」
志村「俺も知らん」
加藤「お前は一緒にカラオケ行っただろうが!!俺らのクラスメイトだよ(笑)」
高木「噓!!?そんな奴いた!?(笑)」
志村「俺らも昨日気づいた(笑)」
加藤「マジでコイツがウゼエし、キメエし、本当に最悪だった」
高木「いやどんなやつだよ(笑)」
加藤「カラオケガチ勢。もうあいつとは一生カラオケ行かん。とゆうかもう二度と関わりたくもない(笑)」
志村「そうね。みんなで盛り上がるような曲を、少しでも他の人が歌うとブチギレるレベル(笑)」
加藤「それどころか、あいつ物音でもキレてなかった?(笑)
志村「あーあれだろ?「おるえがうあたってりゅときは、じぇったいもにょおとひとちゅたてんにゃよ?」だろ?(笑)」(※訳 俺が歌ってる時は、絶対物音1つ立てんなよ?)
高木「いやもはやなんて言ってるかわかんねえよ!!(笑)」
高木「でもそれはヤベエな。お前らと一番合わない奴じゃん」
加藤「そう。だから俺らはアイツを置いて2時間で帰った(笑)」
志村「フリータイムだったのにな…まあああいうタイプはヒトカラがお似合いだわ」
加藤「世の中にはいるもんだなー。あそこまでのガチ勢が」
志村「滅茶苦茶ヒトカラばっかして練習積んでそう(笑)」(※大正解)
加藤「わかる。絶対友達いねえよアイツ(笑)」
志村「それな。まあまずカラオケ以前に性格的にも問題あったしな(笑)」
加藤「確かに。話は自慢話しかしないし、自分勝手だし、すぐカッコつけるし」
志村「そりゃ友達もいなくなるわ(笑)」
加藤「間違いねえな(笑)」
志村「まあとりあえず、俺らとはカラオケのタイプが合わんかった」
高木「へえ。それは残念だったな。せっかくのカラオケだったのにな」
志村「ホント。1000円損したわ」
加藤「まあでも一応そこそこ歌えたからまだえーやん」
志村「北野に指導されながらな(笑)」
加藤「出た!マジキモかったよな!あれ!「しょこ!もうちょいたきゃい!!あーしょこおんていちぎゃうってー!」とかな(笑)」(※訳 そこ、もうちょい高い!あーそこ音程違うってー!)
志村「あはははははは!!クソ似てる!「しょこ!おんていじゅれてりゅ!!」とか人が歌ってる時に一々文句つけてくるののよ(笑)」(※訳 そこ!音程ずれてる!!)
高木「なにそれ(笑) めちゃキモいやん(笑)」
加藤「後から優しく教えてくれるならともかく、歌ってる最中に全力指摘は笑えるわ」
高木「俺行けなくて良かったわ(笑)」
加藤「バカ野郎!!お前さえ来れれば、あんな北野とかいう変な奴誘わんかったわ!!(笑)」
志村「ホントだよ!!ふざけんな!!1000円返せ!!(笑)」
高木「無茶言うな!(笑)」
加藤「ところで次の授業、視聴覚室だろ?そろそろ移動しようぜ」
高木「そうだな。行くか」
~教室移動中~
加藤「ところでお前ら、今週のジャンプ読んだ?」
高木「読んだ読んだ。ワン〇ース、相変わらず面白かったわ」
北野「それーーーーーーーーー!!あんなに巻数出てるのに、未だに面白さ衰えないよな!」
加藤「………………………」
高木「………………………」
志村「………………………」
加藤「で、でさー、作者がもうすぐ終わるって言うから、毎週マジ楽しみでしょうがない」
北野「わかるーーーーーーーー!!120巻くらいまでにどうやって話をまとめるかが見物だよね!!」
加藤「………………………」
高木「………………………」
志村「………………………」
志村「…そ、そういえばこの前の水曜日のダウ〇タウン見た?」
北野「見た見たーーーーーーーー!!マジでクロちゃん面白すぎな!!」
加藤「………………………」
高木「………………………」
志村「………………………」
志村「昨日のはじ〇しゃちょーの動画見た…?」
北野「見た見たーーーーーーーー!!マジで面白k」
加藤・高木・志村「「「うるせええええええええええ!!!!」」」
北野「えー?どしたの?」
加藤「「どしたの?」じゃねえよ!!なに普通に会話に参加してんだよ!!」
志村「そして反応が一々大袈裟で超うるせえし!!「見た見たーーーーーーーーーー!!」じゃねえんだよ!!お前が見てるかどうかは1ミリも興味ねえ!!」
北野「なんで会話に参加する、ってそんなん友達なんだから当たり前じゃん」
加藤「は??誰が友達だって!?」
北野「お前ら3人」
志村「コイツ幽霊でも見えてんのかな??俺らの後ろになんかいる??」
北野「だから、加藤と高木と志村、お前ら3人のことだよ!!」
加藤「………………………」
高木「………………………」
志村「………………………」
高木「…えーと、まずごめん、俺はお前の名前すら知らないんだが…」
北野「えー?まだ俺のこと紹介してなかったの?オイオイオイ!同じクラスなんだから、ちゃんと高木にも紹介しといてくれよ!まったく、加藤と志村はしょうがねえなあ!」
加藤・志村((クソうっぜえ……))
高木(これがさっき言ってた、北野とかいう奴か…)
加藤「えーーーーーーーと、とりあえずごめん、1ついいかな??なんでいつの間に、俺らとお前が友達になってんのかな??」
北野「なんでってそりゃ、一緒にカラオケ行ったからに決まってるじゃん!(笑) 最高に楽しかったよな!」
加藤「いやまあ行ったけど…友達になった覚えはない」
北野「何言ってんだよ!!「一緒にカラオケ行ったら、そいつはもう生涯の友となる」っていう格言があるの知らねえの?」
加藤「いや、知らねーよ!!」
志村「なんだその格言!?聞いたことねえわ!!」
北野「マジで!?あの超有名作家、友田地 零太郎・著「コミュ力を上げる本」の第216章第93節にも書いてあったじゃん!!」(※実在しません)
加藤「いや誰だよ!!そしてなんだその胡散臭い本!?」
志村「そして何章あるんだよ!!長すぎるだろ!!」
北野「えーと確か、全部で3500ページだったかな?」
加藤「広辞苑レベルじゃねえか!!誰が読むんだそんなもん!」
北野「マジかあ。有名なあの本を知らねえの?常識ねーなあ(笑)」
加藤・志村「「テメエが言うな!!」」
高木「ならカラオケ行ってない俺は関係ないよね??」
北野「何言ってんだよ、高木!!「友達の友達は友達」!常識だろ!?」
高木「え…マジで無理…お前らでコイツの相手してくれよ、マジキッツいわこいつ…」
高木「てゆうかお前ら2人、こんな変なのとカラオケ行ったのか…」
加藤「いや、俺らだって最初はまさかこんなヤバイ奴だとは思わなかったわ…」
志村「まあ、カラオケに行く途中からだいぶヤバそうなオーラは出てたけどな…」
北野「お前ら何してんの!?早く視聴覚室行こうぜ!!仲良くしゃべりながら!」
加藤「いや、あのさ、勘違いしてるところ悪いんだけどさ。俺らはお前のこと、まっったく友達とは思ってないから(笑)」
北野「は??なんで??一緒にカラオケ行った仲じゃん!!」
加藤「いや、お前の読んでたそのゴミ本ではそうなのかもしれんけど」
北野「ゴミ本じゃない!!神本だ!!」
加藤「俺らそれ知らんし、ぶっちゃけ人数調整で誘ったからさ」
北野「え?じゃあ誰でも良かったってこと?」
加藤・志村「「うん。」」
北野「うわーーマジかよー。ひでえ、マジ傷ついたわ。つまり俺達の関係は、所詮ただの遊びだったってことなのか!?」
加藤「いや、うん。まったくもってその通りなんだけど…遊んだ(カラオケ行った)だけだし…」
志村「昼ドラみたいな言い回しやめろや(笑)」
北野「こっちはさ、カラオケに誘われる=友達になる、だと思ってたのに!!」
加藤「だからそれは、お前の読んだゴミ本に書いてあったからだろ?もうそれ信じるのやめろ」
北野「だからゴミじゃねえし!!」
加藤「でもお前それで全然コミュ力上がってないじゃん(笑) 大体「友田地 零田朗」って誰だよ(笑)」
志村「なんか、全然友達いなさそうな名前だよな(笑)」
北野「バカにするな!!この俺が世界で最も尊敬するコミュニケーションマスターだ」
加藤「なんだよ、コミュニケーションマスターって(笑)」
志村「どうせ「マスター(笑)」だろ」
北野「なんだと!?あの人はなあ、日本人全員と友達なんだぞ!!」
志村「マジでか!?…す、すげえ!!」
加藤「いやそれ思いっきり嘘じゃねえか!!(笑)」
志村「え??そうなの??」
北野「なんでそんなことが言えるんだ!!」
加藤「いやだって、まず俺らが知らないじゃん、その友田なんとかって人。その時点で日本人全員と友達どころか知り合いですらないよね?(笑)」
志村・北野「「あ……」」
加藤「お前ら友達にいるか?その友田なんとか」
高木「少なくとも友田地なんて変な名字の奴はいないな。俺の友達には」
志村「俺もいない!!なるほどな!!流石は加藤だぜ!!」
加藤「なんでテメエは騙されそうになってんだ!!……とまあそういうことだ。今すぐ焼き払え、そのクソゴミ本」
北野「違う!!お前らがその友達を忘れてるだけだ!!俺はこの人を信じる!!お前ら、友達!!」
加藤・高木((あーーーーーーめんどくせーーーーーーー!!))
志村(よし!!お前ら、コイツはこの俺に任せとけ!!)
加藤(おお!!志村!なんかいい案でもあるのか!?)
志村(俺様が完全論破して、あいつを黙らせてやるぜ!!)
加藤(おおーーー!任せた!!)
高木(こんなにも志村を頼もしいと感じたのは初めてだぜ!!)
志村(へっへっへ。褒めすぎだぜ、お前ら)
志村「まったく甘いな。お前は」
北野「え??」
志村「たかだかカラオケに一緒に行ったぐらいで、俺らと友達になれると思ってたのか??」
北野「いやだって、普通はそれで100%仲良くなれるってあの本に書いてあったから…」
志村「いつから俺らが「普通」だと錯覚していた…?」
北野「なん………だと………?」
志村「カラオケに何度行こうが、どれだけ趣味が合おうが、俺らは簡単に友達とは認めない!」
北野「なら、一体どうすれば…?」
志村「俺らに友達と認められたければ、あることをしなければならない!」
北野「あることとは一体…!?」
志村「それはな……………」
北野「それは……………?」
志村「それはな……………ふっふっふ、それはな………………」
北野「それは!?」
志村「クックック………はっはっはっ、アッハッハッハ、それはな…………」
北野「そ、それはあ!!??」
志村「それはな……………それはな…………それは…………」
志村(おい!!お前ら早く考えろ!!)(小声)
加藤・高木((いや、考えてなかったのかよ!!))
志村(おい!!早くしろ!!もう限界だ!!)
北野「それは…………?」
高木「俺らに毎度毎度、宿題を写させることだ!!」
加藤・志村「「おおーーーーー!!」」
加藤「いいねえそれ。最高やん」
志村「けど宿題なら毎回、優等生の出木杉に見してもらってるやん」
高木「確かに」
加藤「なら、昼休みに毎回ジュースを買ってきてもらう!!」
高木・志村「「ただのパシリやん(笑)」」
志村「まあでもありだな。他にも色々考えようぜ」
北野「いや、そんなルール無いんじゃん!!何嘘ついてんだよ!!」
志村「そんなもんあるわけねーだろ。バカかお前は」
北野「いや、君があるって言ったんだけど!?」
加藤「大体よお、お前はまず1人の人間としてダメダメだ」
北野「どこが!?」
加藤「俺らと友達になりたいのはわかったけどさ、俺らとしても、そんなダメダメな奴と友達にはなりたくないわけ」
北野「なら今ここでどこがダメか教えてくれ!!」
加藤「全部」
北野「詳しく頼む!!!」
加藤「しょーがねーなーーーーー」
加藤「まず発想と発言がキモイ」
高木「そうね。あと頭おかしい」
志村「カッコつけすぎ」
加藤「超自分勝手」
高木「しつこい」
志村「存在が不快」
加藤「ウザイ」
高木「キモい」
志村「ゴミ」
加藤「カス」
志村「う〇こ」
高木「ウザイ」
加藤「キモい」
志村「ウザイ」
高木「キモい」
加藤「ウザイ」
北野「後半、絶対ただ悪口が言いたかっただけじゃねえか!!」
~完~