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こんなカラオケは嫌だ その1

~放課後~


加藤「なあ、今日の放課後カラオケいかん??」


志村「いいぜ!部活もないし」


加藤「よっしゃ!高木も行こうぜ!」


高木「いや、俺は部活あるから無理だわ」


志村「よし!!サボれ!!」


高木「無茶言うな(笑)」


加藤「しょーがねーな、他の奴らにも聞いてみるか」


志村「そうだな、そうしよう」


~15分後~


加藤「一応知り合いに一通り聞いてみたけど、みんなダメだ…」


志村「俺も。まあ他の部活は今日あるもんなあ」


加藤「……なあ、それなら新垣さんを誘わん!?」


志村「…マジで!?あのクラス1の美少女、新垣さんを!?」


加藤「おうよ!!確かあの子カラオケめっちゃ好きだったよね?」


志村「そうだな!!じゃあお前、新垣さんに聞いといてくれ!!」


加藤「え??いやお前聞いといてくれよ」


志村「は??いやお前聞けよ」


加藤「誘うくらいそんな難しくないだろ?お前やれよ」


志村「なんでだよ、お前が誘いたいって言ったんだろ?お前やれ」


加藤「なら誘わなくてもいいのか??(笑)」


志村「絶対に嫌だ!!!!」


加藤「ならテメエ誘えや!!」


志村「無理に決まってんだろ!!俺ごときが絶世の美少女新垣さんを誘える訳ねえだろうが!!」


加藤「それはこっちのセリフだわ!!俺みたいなミジンコがあの地球が産んだ世紀の美女子高校生に話しかけられるわけないだろうが!!」


志村「ならどうすんだよ!!」


加藤「……イケメンの高木に聞いてもらおう!!」


志村「そうしよう!!」


高木「なんでそうなる!?俺は行かねえんだぞ!?」


加藤「よろしくなイケメン高木!!」


志村「頼んだ!!イケメン高木!!」


高木「いや、そんくらいお前らでやれよ(笑)」


加藤「だからできねえからお願いしてんだろうが!!」


高木「なんでだよ!誘うだけだろ!?(笑)」


志村「俺らみたいな金魚のう〇こがあの美少女を誘える訳ねえだろう!!」


加藤「ホントだよ!!よく考えろバカ野郎!!」


高木「金魚のう○こでいいのかお前ら…(笑)」


加藤「まあそれは志村だけだけど(笑)」


志村「ああん!?ならテメエはなんなんだよ!!」


加藤「俺はパンダのウンコだ!!」


高木「いや何の張り合い!?どっちも変わんねえよ!」


加藤「バカ野郎!!パンダのう〇こはバカでけえんだぞ!?」


高木「知らねえよ!!」


志村「まあそういうことだから頼むわ!」


高木「まあわかったよ。要するにお前らは新垣を遊びに誘いにいくことすらできないクソ雑魚チキンだから、俺になんとかして欲しいってわけね」


加藤・志村「「ああん!?」」


ボコバキボカスカ


高木「いってえな…コイツら…」


加藤・志村「「新垣さんを呼び捨てすんな!!」」


高木「いやそっち!?」


~10分後~


高木「あ、新垣いた。おーい!新がk」

加藤・志村「「ちょっと待てえ!!」」


高木「ムガ…なんだコラ!!まだなんかあんのか!?」


加藤「よく見てみろ、高木」


高木「はあ??」


加藤「新垣さんの近くに、女が1人いるだろ??」


高木「ああ。あれは俺らのクラスの花畑だろ??」


志村「アイツは新垣さんの優しさにつけ込み、付きまとってるクソ野郎だ」


加藤「そうそう。私カワイイアピールを滅茶苦茶してくるウザイ奴だ」


高木「まあ、アイツが超ウザいのは知ってるけどよ、だから何なんだ??」


加藤「いつも新垣さんと一緒にいやがって…新垣さんを誘いにくいだろうが!!」


志村「今ここで新垣さんを誘うと、もれなくあのアホウザ女がついてくる可能性が高い…」


高木「あーそういうことね(笑) ならもう2人一緒に誘えば??(笑)」


加藤「絶対に嫌だ!!と言いたいところだが…」


志村「もしその代償に新垣さんが来てくれるなら、まあ仕方ない…」


加藤「そもそもなんで新垣さんみたいな女神とあんな奴が仲良くしてるのかさっぱりわからん。新垣さんがしつこく付きまとわれてるとしか考えられん」


志村「マジでハエみてえな女だな。新垣さんに寄生しやがって…」


高木「お前その表現だと、新垣がう〇こになるぞ…(笑)」


加藤「あーでもマジで嫌だわーー!!花畑超ウザいからなーーー!!自分が滅茶苦茶カワイイと思ってるし。どっから出てくるんだ、その自信」


志村「間違いない。もし誘ったら「そんなに私とカラオケ行きたいの?しょーがないわねーーーー!」とか超上から目線で言ってくるに違いない!!」


加藤「絶対そうだ!!どうせ歌うたびに「歌ってる時の私、マジでかわいすぎん??」とか一々感想聞いてくるぜ(笑) もうカラオケに鏡持って来いよ(笑)」


志村「マジで持ってきたらうける(笑) 叩き割るわ(笑)」


高木「そんな嫌なら、もう今日は新垣誘うの諦めろよ(笑)」


加藤「それとこれとは話が別!!」


高木「めんどうくせえなあ…ならどうすんだよ」


加藤「花畑がどこか行くまで待つ!!」


高木「いや、ダル!!」


~10分後~


志村「よっしゃあ!花畑いなくなった!!今だ!行け!タカギチュウ!」


高木「いや、ポケモンみたいに命令すんな!行ってやらねえぞ??(笑)」


志村「マジで噓です!!土下座します!!」


加藤「マジお願いします!!靴でもなんでも舐めるんで!!」


高木「コイツらプライドもクソもねえな……おーい、新垣!!」


新垣「あ、高木君!どうしたの??」


高木「いやなんか、コイツらがお前とカラオケ行きたいって言ってんだけど…」


加藤・志村「「よろしくお願いしまっす!!」」


新垣「え、高木君も来るの??」


高木「いや俺は部活。コイツら2人と行かない?って話」


新垣「え??それなのに高木君が誘ってるの??(笑)」


高木「…まあ、そこに関してはあんま触れないで(笑)」


新垣「ごめんね、実は私この後友達と渋谷にタピオカ飲みに行くんだ…」


加藤「あ、そ、そそそそうなんだ……」


志村「ざ、ざ、ざざざ残念……」


高木「いや、萎えすぎやろ(笑) たかだか1回断られたくらいで(笑)」


新垣「あ、でも、よしこ(花畑)ならこの後暇だって言ってたよ!」


加藤・志村「「ヴぇ!?」」


加藤「あ、そ、そそそそうなんだあ~~~(棒)」


志村「へ、へえ~~そ、それはいいこと聞いたかも~~(棒)」


花畑「なんか呼んだ!?」


新垣「あ!よしこ!なんかこの2人が一緒にカラオケ行く人探してるんだって!!」


花畑「え、マジで!?そんなに私とカラオケ行きたいの??しょーがないわねーーーー!!」


加藤・志村「「まだ何も言ってねえよ!!」」


新垣「じゃ、私もう行くね!バイバイ!」


花畑「バイバーイ!また明日!」


加藤(おいいいいいいい!!何してくれとんねん!!)


志村(新垣さんと一緒ならまだしも、単体は絶対嫌だわ!!)


加藤「あーーーーーーー大変だ!!俺この後先生に呼び出されてるんだ!!」


志村「あーーーやっば!俺もじゃん!!もう行かなきゃ!」


花畑「あ、ちょっと!おーーーい!!」


~10分後~


加藤「…どうすっか…」


志村「もう諦めて2人で行くかあ…」


加藤「うーん、3人は欲しかったなー」


志村「もうしゃーねえよ…」


北野「おーーーーい!!加藤!志村!!」


加藤「なんだ!?」


北野「なあ、お前ら今からカラオケ行くんだって??」


志村「??うん、まあ行くけど…」


北野「なら、俺も行っていいか?」


加藤「??お、おう…??ちょ、ちょっと待って!」


加藤(おい、志村。コイツ誰だ??)


志村(いや、俺が聞きたいわ。なんか見たことはあるんだけど…)


加藤(…あ!!思い出した!!コイツ、いつもクラスの隅にいる、北野って奴だ!!)


志村(あー、しゃべったことねえなあ)


加藤(まあなんかノリも良さそうだし、いいんじゃね??)


志村(そうだな、そうしよう)


加藤「OK!いいぜ!!よろしくな!」


北野「よっしゃあ!!」


志村「一応言っとくけど、俺らマジで歌のうまさとか一切考えてないから」


加藤「そうそう。マジで点数とか一切気にしない!ただひたすらに騒ぐだけ!」


北野「いやいや俺マジそれどころじゃないから!!もう超下手すぎて点数どころじゃないから!!」


加藤「そんなの全然大丈夫よ。みんなで楽しもうぜ!」


志村「それな!暴れよう!」


~この会話の30分前~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


北野「なあ、今日の放課後カラオケ行かね??」


森田「あーごめん。今日は久しぶりに中学の友達と会う約束があるから無理」


北野「いーじゃん。その予定ずらしてカラオケ行かね??」


森田「いや、かなり前から約束してたことだから無理」


北野「俺とその中学の友達、どっちが大事なんだy」

森田「中学の友達」


北野「即答!!?でもそんなこと言って、結局ずらしてくれるっしょ?」


森田「しつこいなあ……あ、もしかして北野君、他に誘う友達いないから、そんな必死に僕を誘ってるんじゃあ…(笑)」


北野「そ、そそそそんなわけねえだろ!!友達100人いるわ!!」


森田「子供か!!」


北野「そうだ!!杉本は!?どこ行った!?」


森田「杉本君はこの後、他の友達とアニメイト行くってさ」


北野「まったく。どいつもこいつも、俺が友達50人からの遊びの誘いを断ってから、こうしてお前らを誘いに来てるっていうのによ…ホント冷たい奴らだぜ…」


森田「いやどういうこと!?僕らへの友情重すぎない!?」


森田「てゆうかぶっちゃけた話、北野君て、僕ら以外友達いないよね?(笑)」


北野「いやー俺くらいになると、友達に相応しい人を厳選しちゃうんだよね。そうするとつい友達少なくなっちゃうのよ。俺と友達になりたいって人は滅茶苦茶多いだろうけど」


森田「この人は幻覚でも見てるんだろうか…?(笑)」


北野「だから俺に選ばれたお前ら2人は、俺と友達なことを誇りに思っていいぜ!!」


森田「ああ言えばこう言う…ホント、どうやったらそこまで口が達者になれるのか知りたいよ…」


北野「最後にもう一度聞くけどよ、ホントのホントに来る気はないんだな??マジ一生後悔するぜ??この俺と遊ぶ機会なんてもうほとんど得られないからな!」


森田「今後もいくらでもありそうだな、その機会………あ、そういえばクラスメイトの加藤君と志村君が、カラオケ一緒に行く相手を探し回ってたよ??」


北野「マジで!?!?……ま、まあしょーがねーな、付き合ってやるか……」


森田「なんで上からなんだよ…ホントそんなんじゃ友達できないよ??(笑)」


北野「加藤と志村か……」


北野(入学して2か月、確かにそろそろ新しい友達は欲しいな。しかも俺の大好き&大得意なカラオケで一緒に遊べば、100%絶対に確実に仲良くなれるからな!!俺はこれまで1人カラオケに通い続けて、練習を重ねてきたから、今じゃもう90点以上は当たり前だし!!)


北野(そうだよ!!俺のこの歌テクニック&美声を披露すれば、絶対に俺を超尊敬して超仲良くなれるはず!!よっしゃあ!!あいつらとカラオケに行って驚かせてやろう!!)


北野「おーーーーい!!加藤!志村!!」


加藤「なんだ!?」


志村「~~」(以下同文)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~クソカラオケ その2 に続く~

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