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怒れる陽キャの逆襲

※この話は前話の「嘘をドヤ顔で語る奴」の続きです。まだ読んでいない方はそちらからどうぞ!


~放課後~


北野「だから言ったろ??俺はあの陽キャ集団とマジで超クソ仲いいんだよ!!」


杉本「いやー流石北野君でござる!あの陽キャ集団と仲いいなんて!!本当にカッコイイでござる!!」


北野「まあこれで俺の言う事は全部正しいとわかっただろ??(ドヤ顔) 森田くんよお!!まったく、散々人を疑いやがって(笑)」


杉本「ホントにそうでござる!森田はホントにどうかしてるでござるよ!」


森田「いやでも、なんか「いやお前誰だよ!!」って何回か聞こえたような…」


北野「そ、それはあれだよ!!悪ノリ悪ノリ。あいつらはホントに冗談が好きだからさ、すぐにそういうジョークを言うんだよ!!まあ、あれがいわゆる陽キャのノリってやつだよ。まあ陰キャのお前らにはちょっとわからないかもなあ!!(笑)」


森田「うっっざ!!なんだそのマウントの取り方!!別にわからんでいいわ!!」


杉本「そうでござるよ!仲良くなければ、陽キャ相手にあんな大声で笑って話せないでござる!」


森田「まあ確かに……今回ばかりは本当か……」


杉本「いつも本当でござるよ!森田は本当に疑り深いでござるね」


北野「まあいいよ杉本。好きに言わせておけよ。でも一応言っとくけど、俺はあの陽キャ集団と超仲いいから、あんまし俺にたてつかない方がいいと思うぜ??(ドヤ顔)」


杉本「流石でござる!!北野君、マジカッコイイでござる!!」


森田(はあ……また調子乗り出した…そんなんだから僕ら以外友達がいないんだよ…)


北野「それから俺への言動は気をつけた方がいいぜ!!なんたって俺は、あの陽キャ集団と深くつながってるからな!!まあいわば俺は、この学校を影で支配する裏ボスって感じだな!!」


森田「何回陽キャとの繋がりアピールしてんのこの人!?」


北野「学校の奴らは基本的に、裏ボスであるこの俺には絶対に逆らえないのよ。普段はあんまし目立たないけど、実は裏で学校を支配してるのがこの俺なのよ!!お前らもこの俺と友達なことを誇りに思っていいぞ!!なんたって、俺はあの陽キャ集団と超仲いいし!!」


杉本「流石でござる!!マジで誇りに思うでござる!!」


森田「ハイハイ裏ボスさんスゴイスゴイ」


森田(以前より遥かにウザさに磨きがかかった…僕も友達やめようかな…(笑))


北野「いやー、あの陽キャ集団と今度どっか遊びに行っちゃおっかなー!!(笑)(笑)」


浜田「よお!さっきはどうも」


北野「なんだよ、学校の裏ボス様になんか用…って………え??????」


松本「ちょっと暇だから遊びに来たわ。君だよね?さっき俺らに絡んできたの」


北野「い、いや?……ひ、人違いですよ…?」


浜田「いーや絶対こいつ。俺覚えたもん、顔」


有吉「まあ、いきなりあんなことされちゃ、忘れないわな(笑)」


北野「ち、違いますよお!!ひ、人違いですってえ!!」


有吉「なら隠してないで早く顔見せろや!!(笑)」


森田「えっと、あの、すいません」


松本「うん?なに?」


森田「もしかして、北野君と知り合いじゃないんですか??」


北野(おいいいいいいい!!てめえ何勝手に俺の名前教えてんだ!!)


松本「あーコイツ北野っていうんだ。初めて知ったわ(笑)」


浜田「いきなり話しかけてきたよな、マジで」


森田「うわー、マジで嘘だったんだ……ホント引くわ………ほらね?杉本君、やっぱり嘘だったでしょ?北野君が言ってたこと」


杉本「……………………」


森田「…って陽キャにビビりすぎて気絶してる!?流石に過剰反応すぎないか!?」


松本「そっかあー。きみ北野君って言うんだ。覚えたわ」


北野「あ、ど、ど、どどどどどうも……………」


松本「え、でさっきはなんでいきなりあんなことしてきたの?俺ら一度も会ったことないよね?(笑)」


北野「な、な、な、な、ななななないです、はい(小声)」


森田(滅茶苦茶ビビってる(笑) マジで全く面識なかったんだ……)


有吉「で、なんでいきなり話しかけてきたの??オレオレ詐欺みたいに(笑)」


浜田「オレオレ詐欺うける(笑)」


松本「で、なんであんなことしたん??(威圧)」


北野「い、いや、えっと、それは、その、あのですね、知り合いかと勘違いしてしまったと言いますか、いや、えと、あの、その、うへへ、なんてゆーかその、ぐへへ」


有吉「なにこいつブツブツ話してんだよ、気持ち悪いな(笑)」


浜田「なんて言ってるか全くわかんねえし(笑) マジうけるんだけど」


北野「あはは、いや、その、えと、あー、えー、ですね、いやー、そのー、あー、えーと、それは、その………とりあえず肩でもお揉みしましょうか?」


浜田・松本・有吉「「「は??????」」」


北野「あ、それともジュースでも買ってきましょうか??出来る事ならなんでもしますよ、へへへ」


森田(急にめちゃくちゃ媚売り出したーーーー!!)


浜田「いきなりなんだコイツ!?」


北野「えへへ、なんでも買ってきますよ、グヘヘ。お金はいらないですよ!うへへ」


有吉「本当に気持ち悪いなコイツ…(笑)」


北野「ちょっと有吉さーん!!気持ち悪いとか言わないでくださいよーん!ひどいですよーん!」


有吉「うわキモ!!急にベタベタし始めた!!マジなんなんだよコイツ!?」


松本「まあいーじゃん。買ってきてもらおうぜ。お金マジで払わなくていいんでしょ?」


北野「もちろんでございます!!無料で1組にお届けいたします!ご注文は何になさいますか??」


浜田「いや店員かよ!!」


松本「えーと、じゃあ俺コーラで」


浜田「俺サイダー」


有吉「えっと俺は…」


北野「有吉様は緑茶ですね、承知しました」


有吉「何でわかんの!?怖!!」


北野「お客様の好みは全て熟知しております」


有吉「なんでそんな無駄に有能なんだ!?どこかに生かそうよ!その能力!!」


北野「では後で1組にお届けに参ります。1組にてお待ちください」


松本「そうか。じゃあ戻ろうぜ」


浜田「いやあ、ラッキーだったなあ(笑)」


松本「それな、これから頻繫にここ来ようぜ」


北野「ありがとうございましたーーーー!!またのご利用をお待ちしております!!」


有吉「だから店員か!!」


ガラララ(ドアを閉める音)


北野「………ふーー。まったく演技するのも疲れるぜ。いや、お前らな、今のはあいつらの悪ノリの1種「奴隷ごっこ」っていう遊びだったんだよ」


森田「あの、そういうのマジもういいんで。君らが友達じゃないのはもうわかったから…」


杉本「「ごっこ遊び」だったでござるか!!いやー拙者ビックリしたでござるよ!」


森田「いやいたわここに、信じるバカが1人……で、どうするの?飲み物買うの?」


北野「買う訳ねーだろ(笑) さっきは急に来たからビックリして変なこと口走っちゃっただけ。そもそも本来の俺はもっと強気で、あんな奴らにビビるような男じゃない」


北野「前にも言ったけど、週5で空手とムエタイとテコンドーやってっから。まあアイツらなんて楽勝かな。次来たら軽くコテンパンにして、格の違いを見せつけてやるわ」


森田「ハイハイ。頑張ってー(笑)」


~次の日~


松本「おいテメエ。結局買ってこなかったじゃねえか!ふざけんな!!」


北野「い、いや、えとあのその、す、すいましぇん…き、昨日はあの後買う暇がなくて…」


森田(おい武術マスター(笑) 昨日の威勢はどうした(笑))


松本「なら昨日のうちに言ってくんねーかな。こっちは昨日届くと期待してたんだけど」


北野「は、は、はいいいいいい!ま、誠に申し訳ございましぇんでしたあ!!」


浜田「ったくよー。やるって言ったことはやれよな」


北野「しゅいませんでしたあ!!今日こそはちゃんとやりましゅ!!」


森田(会社の上司と部下みたい…)


松本「じゃあ、昨日と同じでコーラよろしく」


浜田「俺はオレンジジュースにしよっと」


有吉「俺は今日h」

北野「有吉様はコーラですね!!承知しました!!」


有吉「だからなんで俺だけわかんの!?」


ガラララ


北野「まったくよー。偉そうにしやがって。俺が本気出せば一瞬でひねりつぶせるのに」


森田「相手がいなくなった途端に、急に強気になるなこの人…」


北野「まあ次来たらコテンパンにして、格の違いを見せつけてやるわ」


森田「昨日もそんなこと言ってたけど、結局ペコペコしてたじゃん(笑)」


北野「バカ。あれは演技だよ。本気でビビってるわけねえだろ?もし喧嘩になって相手に怪我でもさせたら一大事だからな。こっちが大人の対応してやらねーと」


森田「本当に口だけは達者だなあ…」


ガラララ


松本「誰が怪我するって??」


北野「はっ…いえ、なんでもありません!というか、松本様、1組に戻ったんじゃあ…」


森田(切り替え早!!てかついに「様」づけしちゃってるよ(笑))


松本「いや、次も飲み物買ってこなかったら、マジキレるからね?」


北野「いやいや忘れませんよ!!何言ってんですかもーーーー!!任せてくださいってーーー!!」


松本「元々そっちから言ってきたからな。よろしく」


ガラララ


北野「……………………」


森田「で、どーすんの。滅茶苦茶キレてるよ、あれ」


北野「い、いや?べ、べべべべ別に??あんな奴ら、別に怖くなんてねーし。ぜ、ぜ、ぜぜぜぜ全然ビビってねーし!!」ガクガクブルブル


森田「ついに本人達がいなくてもビビるようになっちゃった、ダメだこりゃ(笑)」


森田「とりあえず昨日のは買いなよ。元々北野君が言い出したことだし。その代わり今後はもう彼らにたかられないようにしなよ??」


北野「ま、任せとけって!!明日こそはガツンと言ってやるよ!」


森田「大丈夫かなあ……」


~次の日~


浜田「じゃあ、今日も飲み物よろしくな!!」


北野「ははあ!!!浜田様、松本様の仰せの通りに!!」


森田(やっぱり…てゆうか悪化してるじゃん…これじゃ本当に奴隷だよ)


ガラララ


森田「ねえ、いいのこのままで」


北野「…………………………」


森田「イエスマンになってる場合じゃないよ!しっかり嫌なことは嫌だって言わなきゃ!確かに陽キャは怖いけど、何でもやっていいわけじゃないんだよ!?それにちゃんと言えば、彼らだってきっとわかってくれるよ!」


北野「よし…わかった!!俺は覚悟を決める!!!明日までに!」


森田「あ、今日じゃないんだ(笑)」


北野「明日、今度こそ、本当に、ガツンと言ってやる!!」


森田「頑張れー(棒) まあ期待せずに見守ってるよ(笑)」


北野「いや期待しろよ!!」


森田「いや無理だわ!振り返れ!今までの自分の行動を!!」


~次の日~


松本「おーい、今度はどーしたー??まさかまた忘れたのかー?」


北野「……………………」


浜田「おい。なんとか言えよ」


北野「…………お前たちは、何か勘違いしているようだが、この俺北野は、決してお前らの奴隷になったわけではない!!」


森田(おおおおおおお!!待って、北野君スゴイじゃん!!本当に言いたいこと言ってる!)


北野「だからお前らの命令など、この北野には金輪際聞く義理などない!!」


森田(ヤバイヤバイ!初めて北野君がカッコよく見える!!すげえよ!!昨日あの後何があった!?頭でも打ったのか!!?)


北野「お前らは、恥ずかしくないのか!!うまく断れない人間に対して半強制的に物を買わせようとして!」


森田(まあ元はと言えばアンタのせいなんだけど…でもカッコイイ!!スゲエよ!北野君、今輝いてるよ!)


北野「それに寄ってたかって集団で…いじめに近い行為だぞ、これは!恥を知れ!!貴様ら!」


森田(うわ、陽キャにそこまで言う!?今日の北野君、マジでとてもいつものクソ雑魚チキンでどうしようもないバカでヘタレの北野君とは思えない…)


北野「お前らは権力にモノを言わせて、本当にどうしようもない奴らだ!恥を知れ!!それから今回の自分の過ちをしっかり反省しろ!そして2度とこの北野の前に姿を見せるな!」


北野「…というようなことを、こちらにいらっしゃる森田さんが申しておりました!!」


森田「いや、台無しいいいいいい!!!!」


~完~

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