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ヤンキーに憧れるお年頃

~放課後~


志村「いやー、ケンカしてえなあ…」


加藤・高木「「は??」」


加藤「急にどうしたお前」


高木「めちゃくちゃイキるやん」


志村「いやさあ。最近「ROOKIES」っていうヤンキー漫画読んだんだけどよ、これがマージでおもろいのよ!!」


加藤「古!!そこは「東京リベンジャーズ」とかだろ!!」


志村「それでよお。俺もマイキーやドラケンみてえに強くなれるんじゃねえかって思ってさ」


加藤「いや、なれねえよ?」


高木「現実見ろバカ」


志村「お前らにはさあ、少年心ってものがないわけ??ああいうカッコいい奴らに憧れるのが、男ってもんだろうが!!」


加藤「わかるけどよ、俺らもう高校生だぜ?今さら不良ごっこって言うのはどうもなあ…」


高木「ほんとそれ。いい大人が何してんだって感じ」


志村「高校生はまだ子供だろうが!!」


高木「ハイハイ。バカなこと言ってねえでさっさと部活行くぞ」


志村「実はさ、もう応募しちゃったんだよね(笑)」


加藤・高木「「は??」」


志村「「君もヤンキーになれる!不良体験会」ってやつに」


加藤「いやなにそれ!?」


高木「ヤンキーって勝手になるもんだろうが!!」


志村「いやさー、無料っていう言葉につられてついつい3人分予約しちゃったんだよね(笑)」


加藤「なに俺らも巻き込んでんだよ!!」


志村「いやだって、1人じゃ心細いし…(笑)」


高木「その時点でヤンキーに向いてねえわ!」


志村「じゃ、日曜日の午後1時に空き地集合ね!」


高木「俺は行かねえよ?(笑)」


~日曜日~


志村「よお!やっぱりお前は来てくれたか!!」


加藤「いや、だって、お前のことが心配だし…」


志村「またまたそんなこと言って、ヤンキーに興味があるくせに!」


加藤「バレたか…そうだよ!!俺だってなりてえよ!ヤンキーによお!!」


志村「よく言った!高木のバカとは大違いだ!」


加藤「アイツは来ねえの?」


志村「「死んでも行かない」って返信来て、その後はスタンプ何百個送っても未読なんだよね」


加藤「お前それ、ブロックされてるだけじゃね?(笑)」


志村「まあもうアイツはどうでもいい。あんな奴にはヤンキーのカッコ良さなんてわからん」


ボス?「今日はよく来てくれたなテメエら!!」


加藤「お、始まった」


ボス?「これよりヤンキーの体験授業を開始するぞ!!これを乗り越えればテメエも、晴れてヤンキーの仲間入りだああああ!!」


「「いええええええええい!!」」


「「フォーーーーーー!!」」


志村「すげえ!地元のエセヤンキーみてえなのがいっぱいいる!」


ボス?「では早速1授業目に入ろう。第1授業は、ケンカだああああ!!」


加藤「いきなり!?」


ボス?「といっても、参加者同士でやってもらうわけでじゃない。俺たちが用意した仲間と戦ってもらう」


加藤「なるほど」


ボス?「出てこい!コードネーム、「ラ王」!」


志村「ラオウ!?かっけえ!!」


ボス?「ちなみに「ラ王」はスーパーにて定価350円程度で売っている。俺は個人的に「マルちゃん製麺」より好きだ。麺のコシが素晴らしい。」


加藤「ラオウってそっち!?てか何の話やねん!!」


ボス?「この授業では、俺たちヤンキーがどれだけ強いのか体験すると同時に、お前たちにどれだけ根性と強さ、そして勇気があるのかを調べさせてもらう!!まあ、コイツにはおそらく誰も勝てない、いや触れることすら難しいだろうがな」


ラ王「心配ない。手加減はしっかりしてやるから、遠慮なくかかってこい!」


釜瀬「へっへっへ。言うじゃねえか(笑) あんな雑魚野郎、この俺、釜瀬犬(かませ けん)様がコテンパンにしてやるぜい!!」


加藤「かませ犬じゃねえか!!」


志村「瞬殺されるんやろなあ…」


ラ王「いいぜ。どっからでもかかってk」

バキイ!!


ラ王「ぶべら!!」


チーン


釜瀬「ああん!?なんだコイツ、クソ雑魚じゃねえか!!」


加藤「お前が瞬殺されるんかい!!」


志村「まさかの、かませ犬が勝つパターン!?」


加藤「それか、アイツだけ実は雑魚かったとか?」チラリ


??「え………?」


ボス?「嘘やん………」


??「お、おい……どーするよ??」


加藤「あ、ダメだこれ。幹部たち、ガチ驚愕してるわ。「え??コイツが瞬殺されんの??マジかよ…」みたいな顔してるもん。全員」


ボス?「…………………」


ボス?「ま、まあ、奴は四天王の中でも最弱…」


??「そ、そうそう。アイツを倒したからっていい気にならないことだ…」


釜瀬「ああん!?ならさっさと残りのてめえらがかかってこいよ!」


ボス?「ひいい!!…おい。あの作戦で行くぞ」


??「りょーかい…」


チャルメラ「クックック。なら次はこのコードネーム「チャルメラ」が相手だ!」


加藤「だからだせえって、そのコードネーム!!なんでインスタントラーメン!?」


チャルメラ「あの、ちょっといいですか…?」


釜瀬「あん??」


チャルメラ「あの、これどうぞ。1万円」


釜瀬「は??なんだこれ」


チャルメラ「差し上げます」


釜瀬「マジで!?」


チャルメラ「その代わり、私にやられたふりをしてここから立ち去ってください」


釜瀬「いいぜ!!」


加藤「おい。思いっきり買収してるぞ…」


チャルメラ「行くぞ!!狼牙風風拳!!」


加藤「いや技のチョイス!!」


釜瀬「ぐああああ!!やーらーれーたー(棒)」


加藤「1万円もらってんだからもっとちゃんと演技しろよ!!」


チャルメラ「まあ、この程度か。俺の相手にはならないな。さてそろそろ1授業目を終わろうか」


加藤「どんな気持ちで言ってんだアイツ…」


志村「てゆうか、まだ1人しか挑戦してないんだけど…」


チャルメラ「さっきはうちの部下の「ラ王」が粗相して悪かった。これから第2授業、ヤンキーの生態に関する講義をこの俺「チャルメラ」が行う!」


加藤「ヤンキーの生態ってなんだよ!!動物か!!」


チャルメラ「人間も動物だ!!」


加藤「やかましい!!」


チャルメラ「ところで君たちは、ヤンキーの3原則を知っているかい?」


志村「はい!!怖い・強い・カッコイイです!!」


加藤「何で知ってんのこいつ!?」


チャルメラ「素晴らしい、もしかして君はヤンキー検定3級取ってるかい??」


加藤「ヤンキー検定ってなんだ!?」


チャルメラ「ヤンキーの生態をどれだけ理解しているか確認する試験だ」


加藤「ゴミじゃねえか!どこで役立つんだ!」


志村「いえ、俺はヤンキー検定準1級持ってます」


加藤「準1級!?一体何を学ぶんだ!?」


志村「ヤンキーがよく食べるコンビニ飯BEST3、とか」


加藤「クソどうでもいい!!」


チャルメラ「ではまずはヤンキーのカッコよさについて話そう。ヤンキーは気高く、孤高で、強いんだ。だから、カッコイイ。OK?」


加藤「NOT OK!イミワカリマセーン!!」


チャルメラ「それから次にヤンキーの強さについて話そう。ヤンキーは日頃からケンカしてるから強いんだ。以上」


加藤「学ぶ必要あるか??これ」


??「それ、ホントですか??少し、試させていただけますか??」


加藤「うわ、なんかいかにも雑魚そうな、ガリ勉モヤシが現れた!!」


我利「申し遅れました。私、我利(がり) (つとむ)と申します」


志村「流石に勝てるよな…?」


チャルメラ「身の程知らずが。いいだろう。かかってこい。今ここでお前に実力差を思い知らせt」

バキイ!!


チャルメラ「あべし!!」


チーン


加藤「いや、また負けんのかい!!」


志村「弱すぎだろ…このヤンキー集団」


ボス?「まあ奴は、ヤンキー四天王の中でも最弱だからな」


加藤「え?それ前の人にも言ってなかった?」


ボス?「……奴は四天王の中でも2番目に弱いからな」


加藤「繰り上がった!!」


チキラー「ではここからはこの私「チキラー」が相手をする!!言っとくが、前にやられた2人と同じくらいの実力だと思うと後悔するぞ??」


我利「それは楽しみですね。ぜひお手合わせ願います」


チキラー「当然だ。アイツとは財力のレベルが違う」


加藤「アピールするとこそこなんだ(笑)」


チキラー「ではどうぞ。1万円です」


我利「安すぎる。もう1声」


加藤「値上げを要求!?」


我利「最低3万円から受け取ります」


加藤「交渉上手!!」


チキラー「ふ、ふーん。ま、まあこの程度余裕よ…」


我利「ならさっさとしてください」


チキラー「ど、どうぞ…3万円です…」


我利「どうも。よっしゃ小遣いゲットー!!」


チキラー「では、負けたフリよろしくお願いいたします」


我利「ぐあああーーーやーらーれーたー(棒)」


加藤「…………………」


志村「…………………」


チキラー「まあ、この程度か。私の相手にはならないな。では引き続き3原則の最後、ヤンキーの怖さについて話していこう」


加藤「まだ続けるのかよ…この講義」


チキラー「ヤンキーは、めちゃくちゃ強いから、怖い。以上だ」


??「それ、ホントですか??少し、試させていただけますか??」


加藤「今度は小学生みたいなチビが現れた!!」


??「僕は正真正銘の小学生ですよ?今年5年生です」


加藤「ガチの小学生かい!!こんなとこに来るな!!」


雑魚「自己紹介が遅れました。雑魚(ざつぎょ) (よわし)と申します」


加藤「親はどんな気持ちで名前つけたんだろ…」


チキラー「身の程知らずが。いいだろう。かかってk」

加藤「いや、どうせ負けるんでしょ?もういいよ」


チキラー「なんだと!?少しは期待しろ!!」


加藤「ハイハイガンバレガンバレ」


チキラー「は??マジでムカつく!!おいクソガキ!!さっさt」

バキイ!!


チキラー「ひでぶ!!」


チーン


雑魚「誰がクソガキだ。口の利き方に気をつけろ。あんま小学生なめんな」


加藤「ほら、やっぱり負けた。」


ボス?「まあ、奴は四天王の中でも3番目に弱かったからな」


加藤「素直に、2番目に強かったと言え!!」


サッポロ「…ここからはボスである俺、コードネーム「サッポロイチバン」がお相手する!」


加藤「だからそのコードネームやめろや!!」


サッポロ「ちなみにサッポロ1番はインスタントラーメン不動の売り上げNo.1なんだ!これこそチーム のボスである俺のコードネームにふさわしい!!」


志村「す、すげえ!!」


加藤「だから何の話!?もういいんだよそのインスタントラーメン豆知識!!」


サッポロ「言っとくが、俺はこれまでやられた奴らとは一味も二味も違う!!この「サッポロイチバン」の味が長い間愛されるのには理由があるんだ!!」


加藤「いやだから何の話!?」


雑魚「へえ。それは楽しみ」


サッポロ「どうぞ1万円でございます。これでやられてくださいまし」


加藤「同じじゃねえか!!」


サッポロ「僕は最低10万円からしか受け取らないよ?」


加藤「鬼畜だ!!なんだこのヤベエ小学生!!」


サッポロ「え……そんなに持ってないです……」


雑魚「なんちゃって♥ 冗談だよ。君の全財産でいいよ♥」


加藤「えっぐ!!超えぐいよこの子!!」


サッポロ「そ、それなら良かったです!!はい、9万9999円です。どうぞ」


加藤「ほぼ10万円じゃねえか!」


雑魚「ねえ、今どんな気持ち??名前が「雑魚(ざこ)」の小学生にカツアゲされるって、どんな気持ち??(笑)」


志村「なにこの小学生!?めちゃくちゃサディストなんだけど!?」


サッポロ「では、負けたフリお願いします」


雑魚「僕、やられたー」


加藤「今までで1番雑!!10万円ももらってるんだぞ!?もう少し頑張れ!!」


サッポロ「まあ、所詮は小学生。俺の相手にはならんな」


加藤「さっきからお前ら、どんな気持ちでそのセリフ言ってんの!?」


志村「しっかし全員クソ弱いなあ。なんかがっかりだわ…」


加藤「…なあ、志村」


志村「ん??なんだよ?」


加藤「これってもしかして、俺らでも勝てんじゃね?」


志村「…確かに!!大金を稼ぐチャンスやな!!」


加藤「俺、ちょっと次ケンカ売ってくるわ!」


志村「おう!その後俺も挑戦するわ!!」


サッポロ「えーでは引き続き講義の方を進めていきたいt」

加藤「こんな雑魚の講義なんてもう聞いてらんねえよカス!!アンタらさっきから見てたけど、マジでケンカ弱すぎ(笑) 少しは強さを見せてくれない??(笑)」


サッポロ「そうかよ。ならさっさとかかってきやがれ!!」


加藤(きたアアアアア!!)


加藤「ハナからそのつもりさ!!コテンパンにして金を巻き上げてやるぜ!!」


バキイ!!


加藤「しゅ、しゅびましぇんでした…1万円で許してくだしゃい…」


志村「いや、お前が逆にカツアゲされんのかい!」


~完~

※とりあえず一旦このシリーズは次を最終回とします(人気がなさすぎるため…涙)。

ただ、自分の中ではまだネタがまだまだ存在するため、もしも多くの方々が続きを望んでくれるのであれば、新シーズンとして書き続けていこうと考えています。

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― 新着の感想 ―
今日初めて知った話だけど、すごく面白い!!!もはや癒し!!!!!!あああああ!!!!!語彙力喪失すみませんんんんん!!!!ほんっとにもう、なくなったらつらいです悲しいです生きてけません依存症です!志村…
2025/09/23 11:35 学校さぼりたい人
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