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クソゴミ鬼畜先輩、再び

~テニスの試合後~


加藤「はあ、試合マジで疲れた…」


志村「なんかコンビニで買ってこうぜ!」


加藤「いいね!」


志村「あ、荒井先輩だ」


荒井「おう、お前らか。試合お疲れ」


加藤「お疲れ様です」


志村「先輩惜しかったですね。3回戦」


荒井「まあなあ。あそこでネットインは萎えるわ…」


加藤「先輩も今からコンビニで買い食いですか?」


荒井「おう。なんか腹減ってさ」


加藤「わかります。試合後って腹減りますよね」


荒井「それな。…あ、そうだ。お前らになんか奢ってやろうか?」


加藤「え?マジすか先輩!?」


志村「あざっす!マジ感謝です!」


荒井「…………………」


荒井「あーあー。お前らやっちまったなあ」


加藤「え?どうしました??」


荒井「お前ら、それはわかってねえよ」


志村「え?え?」


荒井「こういう時はなあ。一度断っとくもんなんだよ」


志村「え??え??」


荒井「だからな、「奢ってあげる」って言われた時にすぐ飛びつくんじゃなくて、1回建前で「いえいえ、そんなの申し訳ないっすよ」って断っとくんだよ」


荒井「そうすることで、奢る側から見ると「コイツ、気が使えて、なんていい後輩なんだ!」ってなるだろ??そしたらこっちも気分良く奢ってあげられるのよ」


荒井「まったくお前らはホント、そういうところに全然気が回らねえよなあ…(呆れ)」


加藤「は、はあ……?」


志村「す、すいやせんでした……?」


荒井「だから、今回の奢りはやっぱり無しな!!」


加藤・志村「「はああああああああああ!?」」


荒井「今回で反省して、次回から実践しろよ。これは社会人の基本だからな」


加藤「アンタも、まだ社会人じゃねえだろうが!!」


荒井「あ??(威圧) なんか言ったかゴラ」


加藤「い、いえ、何でもないっす…」


荒井「さーて、何食うか…」


加藤「ええ…?(困惑)」


志村「マジ意味不明…」


加藤「あいつ、絶対最初から奢る気なかっただろ…」


志村「おかしいと思ったんだよ…クソドケチで、俺らを嫌ってるあいつが…」


加藤「あのクソゴミが、奢るなんて言う訳ねえもんな…すっかり騙されたわ…」


志村「上げてから落とす…あいつやっぱクズだわ…」


~3日後~


荒井「よう。お前ら」


加藤「あ、お疲れ様です」


志村「あれ?先輩、帰り道こっちでしたっけ?」


荒井「いや、家の近くのコンビニで昨日マガジン売切れてたから、こっちのコンビニで買おうと思ってさ」


志村「なるほど」


荒井「お前らは買い食い?」


加藤「はい。部活後の楽しみなんで」


荒井「そうか。…あ、そうだ。お前らに何か奢ってやろうか?」


加藤「…………………」


志村「…………………」


加藤(おい。わかってるよな?)


志村(ああ。当然だ。もうしくじらん)


加藤・志村「「せーーの…」」


加藤・志村「「いえいえ、そんなの申し訳ないっすよ~~~」」


加藤・志村((完璧!!!!!))


荒井「あ、そーなの。じゃあ奢らなくていっか。」


加藤・志村「「はああああああああああ!?」」


荒井「ビックリした…なんだよ急に大声出して」


加藤「おいおいおいおいおい!ちょと待ておい!」


志村「いやいやいやいやいや!おかしいでしょう!」


加藤「先輩!3日前のあなたの発言を振り返ってください!」


荒井「え?俺なんか言ったっけ?」


志村「流石にドン引きっすわ…」


加藤「あれっすよ、先輩から奢るって言われたときは、一度断っとけっていう話!!」


荒井「あはははははは!なんで1回断るんだよ!(笑) マジうける!」


加藤・志村「「いや、アンタが言ったんだよ!!」」


荒井「……………………」


荒井「お前ら、よく覚えてたな。合格だ」


加藤・志村「「え…?」」


荒井「実はお前らを試したんだよ。ちゃんと前に俺が言ったこと覚えてるかってな」


加藤「本当かなあ…」


志村「前回のこともあるし、怪しいわ…」(※10話参照)


荒井「無事に覚えてたみたいだから、奢ってやるぜ。よくやった」


加藤「マジで怪しい…」


志村「絶対噓だ…」


荒井「まったく疑り深いな、お前らは(笑)」


加藤「誰のせいだと思ってるんですか!!」


志村「俺ら前回騙されたこと、忘れてませんからね!?」


荒井「別に前回だって嘘はついてないじゃん(笑)」


加藤「ほとんど嘘みたいなもんだったでしょうが!」


志村「もう俺は、アンタなんか二度と信じねえ!!」


荒井「へえ。なんだ残念。今回は本当に奢ってあげようと思ってたのに…」


志村「え…?マジすか?」


加藤「あっさり信じかけてるじゃねえか!!」


荒井「お前ら、本当に最近練習頑張ってたから、ねぎらってやろうと思ってたんだよ…」


加藤・志村「「せ、先輩……」」


加藤・志村「「せんぱいいいいいいい!!!」」


荒井「まあ、でもなんか信用されてないみたいだから、やっぱり奢るのやめようかな(笑)」


加藤「噓です!!超絶信用しています!!」


志村「もう先輩にゾッコンでございます!!」


荒井「本当か??なら俺の良いところを挙げてみろ(笑)」


加藤「え……?」


志村「え、えーと」


加藤「あー、えーと、あの、えーと」


志村「あれだ、えーと、その、良いところが多いこと?」


荒井「だから、その例を挙げろよ!!(笑)」


加藤「悪いところが少ないこと!」


荒井「もっと具体的に言え!!」


加藤「……………………」


志村「……………………」


荒井「…そうか。じゃあ奢りはやっぱり無しだな」


加藤「噓です!!超カッコイイし、テニスはうまいし、最高です!!」


志村「後輩からめちゃくちゃ慕われてるし(本当は嫌われてるけど)、テニス超うまいし、最高です!!」


荒井「……そーかそーか。そこまで言われちゃあ仕方ねえな!!今回こそはマジで奢ってやる!」


加藤「マジか!!いよっしゃあああああああ!!」


志村「きたきたきたあああああああ!!マジで先輩は神!!」


荒井「さあ、お前らの食いたいもんを言え。10円以内なら何でも買ってやる」


加藤・志村「「いや、くそドケチ!!!!」」


加藤「10円以下なんて、ほとんどないですよ!!」


志村「普通はせめて100~200円くらいの…」


荒井「ああん!?なんか文句あんのか!?」


加藤・志村「「ひいい!!」」


~次の日~


志村「あー、あいつマジでウゼエ!!」


加藤「どんだけクソドケチなんだよ…態度だけは超でけえくせに…」


志村「本当にそれな。あんなクズ先輩、他にいるか??」


加藤「なんとか逆襲する方法ねえかな?」


志村「そんなこと言って、お前またビビるやん(笑)」(※10話参照)


加藤「いーや、もう俺は吹っ切れた。もう金輪際あんなクズ野郎にビビらない」


志村「怪しいな(笑)」


加藤「あれ?噂をすればあいつじゃね?」




荒井「そういうわけで、俺のテニス技術はマジでヤバいんよ。テニスのうまさなら部内で1、2位を争ってる」


??「すごいんだね。ホント?(笑)」


荒井「マジだって。しかも俺は実力だけじゃなくて、後輩の指導もしっかりしてるから、マジで後輩からもめっちゃ慕われてるぜ!」


??「先輩の鏡じゃん!でもさっきからホントなの?(笑)」


荒井「なら証明するよ!!」




加藤「あれ?あのゴミクズ先輩と、もう1人…彼女?」


志村「いや、アイツに彼女がいるなんて話は聞いたことないな。それにあんなのが女子にモテるわけないだろ(笑)」


加藤「確かにな(笑)」


荒井「よお!!ちょうどいい時に来たな!!」


加藤「げえ…見つかった…」


荒井「おいお前ら!!挨拶はどうした」


加藤「こんちゃーす」


志村「お疲れ様でーす」


荒井「コイツらが、いつも世話してる俺の後輩」


??「へえ、これがさっきの話の後輩ね。こんにちは」


加藤「どもども」


志村「こんにちは」


加藤「先輩、誰ですか?その人」


荒井「い、いや、こコイツ、あれだ…た、ただの友達だ!」


??「杉山茜です。この人とは友達かも怪しいくらいの関係よ(笑)」


荒井「そ、そんな!!」


杉山「冗談よ、冗談(笑)」


荒井「よ、良かった…」


加藤(あれ??これって…)


志村(あれだな。コイツ、この人が好きだな)


加藤(明らかに態度違うもんな(笑))


志村(振り回されちゃって。だっせえ奴だ(笑))


荒井「じゃ、じゃあな!!」


加藤「…てか結局何しに来たんだ??アイツ」


志村「さあ…?」


~次の日~


荒井「よお!!また会ったな!」


杉山「こんにちはー!」


加藤「げえ…また見つかった…」


荒井「挨拶は??」


加藤「こんちゃーす」


志村「おつかれーす」


荒井「お前ら、いつも俺にかなーーり世話になってるよな??」


加藤「え??」


志村「そうだっけ??」


荒井「テニスの基礎から、手取り足取り教えたよなあ!?」


加藤「うーーーん…」


志村「記憶にございません♨」


荒井「お前らに素振りを教えてやったのは誰だ!?オイゴルア!!」


加藤「え、えーと…」


志村「確か、荒井さんだった気が、するかも…?」


荒井「そうだろうそうだろう。それに前にコンビニでお菓子を奢ってやったよなあ??」


加藤「奢ってやったって…うまい棒じゃん…(笑)」


志村「たかだか10円じゃねえか!(笑)」


荒井「ほらな、茜。俺の言ったとおりだろ??」


杉山「へえ。ホントに後輩思いのいい先輩なんだね!!」


加藤「いや、どこが!?」


志村「アンタ、目ん玉ついてんのか!?今の見t」

荒井「だから言ったじゃねえか。嘘じゃねえって」


杉山「本当だね!!すごい慕われてる!!」


加藤「…………………」


志村「…………………」




加藤「アイツ、あの女にいい所を見せるために、俺らを利用してやがるな…」


志村「あのゴミ、絶対に許さねえ…マジでクソ腹立つわ…」


~次の日~


荒井「よお!!」


加藤「……こんちゃーす」


志村「……おつかれーす」


荒井「お前ら、確か一発芸得意だったよな??」


加藤・志村「「はあ??」」


荒井「コイツら、恩師である俺の言うことなら、大半は聞いてくれるのよ(笑)」


杉山「すごーい!!それだけ尊敬されてるってことね!」


加藤(もうマジでキレたわ。)


志村(コイツ、マジでぶっ〇す!!)


荒井「おい。早くやってくれや」


加藤「えーでは、ショートコントします」


志村「ガチでクズな先輩」


加藤「おいコラ!!メロンパン買ってこいや!!」


志村「ひいい!!先輩、マジで怖いです!!」


加藤「ああん!?この俺様に逆らうのか!?このクズ野郎。マジでぶっ〇すぞ?」


志村「ただのパワハラじゃねえか!!どんな先輩だよ!!」


加藤「テニス部の荒井先輩だよ!!!」


荒井「…………………」


杉山「…………………」


志村「ショートコント その2」


加藤「ガチでドケチな先輩」


志村「お前ら、コンビニでなんか奢ってやるよ」


加藤「マジっすか先輩!?ありがとうございます!」


志村「あ、ただし予算は10円以内な」


加藤「クソドケチじゃねえか!!どんな先輩だよ!!」


志村「テニス部の荒井先輩だよ!!!」


荒井「…………………」


杉山「…………………」


加藤「以上になります!!」


志村「ご視聴ありがとうございました!!」


荒井「おい、テメエら……覚悟は、できてるだろうな??」


杉山「うわ…今の事実なんだ…荒井君、サイテー」


荒井「ち、違うんだよ!!今のは全部こいつらの作り話で…」


加藤「全て、ノンフィクション(事実そのまま)でお届けしました!!」


荒井「マジでぶっ〇す!!」


杉山「もう見損なった!!さよなら!!」


荒井「違うんだってば!!待ってよお!!」


加藤・志村「「ウエーーーーイ!!」」


~完~

※次回の更新は、土曜日の10時30分~11時に行います。ご注意ください。

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