えっと、ホーエンハムさんの日記2
「それってなんて書いてるの?アキさん?」
「あぁ、何かメイドーズには6人目が居るみたいですよ?、6人目は何かメンテナンス要員の様ですけどね。」
「メンテナンスって一体なぁに?」
「故障した時とかにする修理の事ですよ。」「ふーん」
更に日記を読み進めると、この研究所の奥の部屋には金庫があり、知の神から貰った財産が有るとの事、そうか、何か違和感あると思ったら研究ばっかして、生活の為のお金を稼ぐ行為してないもんな、そんなんよっぽどのボンボンじゃないと不可能な話だもんな、ってか日記に延々とどこそこ通りの炒め物はもう飽きたとか、どこどこの酒はあんま旨くないとか、一日も早くホムゴーレムを作成して世話をして貰いたいとかツラツラと書き記しており、かなり後ろの頁に6人目の起動の方法が書いてあった。
「へんねー、前の住人ここに来なかったのかしらねー?」
退屈だったのだろうか?パミルさんが日記を読んでいる俺の横に顔をにゅっと突き出して聞いて来た、あ、息が当たる。
「ここの研究室ってね、太極の間の中の屋敷の構成を変える画面の2画面目に有るんですよね、雑に屋敷だけを見てたらそっちに気が付いてないかもしれません、その、隠し通路が罠とかの何も手を付けられて無かったんで…」
いやいや、パミルさん、ちょっと接近し過ぎです…
やんわりとパミルさんの頬に手を当てて、顔を遠ざけると日記のある場所を指さした、「ほら、ここにありましたよ」
この部屋に居る筈の6人目の起動方法が書いてあった。
「よいしょっと」部屋にある手術台の寝台部分が上がる様になっていて、寝台を跳ね上げた所、そのまま棺桶サイズのガラスケースになっており、凍結されているのかガラス面が真っ白になっていた。
ガラスケース横にすり鉢状になった小さな穴が開いており、そこには「非常時は竜炎玉もしくはそれに準ずる火量の物をこの穴に入れる事で起動します」
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