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とりま異世界でピンクの小粒?
あ、そうだ、念の為に鑑定しておこう。
“昨日ぶりのじろさんや、
ちょっと聞きたい事が有るんだけど
いいかな。?”
『肯定、何の御用でしょうか?。』
“鑑定で詳細の内容が知りたい
出せる方法あるの。?”
『肯定、現在の主の状況だと対象物を
最低でも2分間は凝視して下さい。』
“ありがと、了解。”
『肯定、又ご用の際はお呼び下さい。』
そうしてウモロを手に取り
鑑定を唱えながらしげしげと眺めてみた、
知ってるトウモロコシと違って
粒自身ががとても細かく、
うっすらと黄色がかっているが
それでも白に近くて固い。
“鑑定結果報告、ウモロ(古)
実は小さいが縦に細長い、
採れたては芯まで生食可能
約3日で実、芯共に硬化を起こす、
硬化中に芯部分に成分変化が発生
硬化後は熱を加える事で食用可能になり
芯部分も食用可能だが、
下剤の成分が含有される。”
「お?、成程、これは珍しいなぁ。」
「どしたわふか?、何が珍しいわふ?
やっぱり食べれないわふか。?」
「茶四郎さん、この村で
便秘になってる人います。?」
「便秘って何わふか。?」
あっ!そっからか。




