とりま治ったようです、
「…む…茶四郎さん、あれってひょっとして
転がった方が早くね?。」
「…ひょっとせんでもその様わふねー、
ビシバシ鍛えてやらんと。」
「痛くない、痛くないわふー!、
走れるわふよー。」
“ドスドスドスドス”、おぉぅ、
砂ぼこりが舞い上がってひでぇ事になってる。
本人ダッシュしてる積りのようだが、
ドスドス音が鳴るばっかで、
普通に歩いてる村人に抜かされてるがな。
「ちゃっしー、見てみてー、やったわふー
ウチ走れてるわふー!!」
「あーはいはい、良かったわふねー、
明日からワシと一緒に走り込みして
そのたっぷたぷの贅肉落とすわふよ。」
!!!「嫌でおじゃるぅぅぅぅぅ!!!」
ゴロゴロゴロゴロ…パッカーン!
「ごふぅっ!」
って走るより遥かに高速で
ぶっ転がって行きやがって、
立ち話してた村人を轢いてんじゃねーぞ!!。
「ま…まぁ取り合えず、
治って良かったですね、ハナさん。」
「あ…全くわふ、アキさん、
本当に有難うわふよ。」
「あの子直してくれたのはアキさんわふか?。」
「あ、村長、どうもです。」
「村長、アキさんが見た事もない魔法で
ハナを直してくれたわふ。」
「アキさん、本当に有難うわふ、
感謝するわふよ、あの子、
ついさっき家に帰ってワシの所に来たわふが
さんざっぱらアキさんの事オーク族
呼ばわりした上に自分の事直して貰ったから、
ワシからもお礼を言って欲しいって来たわふ。」
「それはご丁寧に有り難う御座います、
このまま元に戻ってくれると良いですね。」
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