とりまダンゴ虫?
「うわ?!、なんぞあれ?。」
「あー村長の娘さんわふ、昔はとっても
可愛かったのに今は変わってしまって
とっても残念な子になったわふよ。」
ちょ!、それはいーけどこのまま
転がってきたら焚火に突っ込むけど
いいんかぃ?
慌てて肉の棒を避難させた所に
お約束の様に真っ直ぐ突っ込んできた!。
う~わ、火だるまのダンゴ虫になってる…
あきれ返って黙ってみていると
「あ~ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ
ちゃぁ…はぁ~~~~!ほわっちゃ~!」
とか言いながら更に転がって行った、
何かどっかで聞いたような叫び声出しやがって
こいつ…ひょっとして判ってやってねーか?
あ、何とか消火したみたい。
「ぅぅぅ…ひどいわふ、何にもしてないのに
旅人さんに火だるまにされたわふ。」
えぇぇ???、俺のせい?、そう思いながら
茶四郎さんの方を見ると
“ナイナイ”と言う風に手をブンブン
振っているので少しだけ安心。
「えーと…どちら様?。」
一応礼儀として聞いておかないとねー
「そんなことよりご飯下さい。」
クイクイ、クイクイ
何か手でカモ~ンされてる…
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