とりまご飯真っ盛りです2
「いいよーしっかり食べなよー」
そう言いながら頭に流れ続ける肉焼きの
メロディに従いつつ、適当に分割した肉を
焼いてはナイフで削いで皆さんに
振る舞っていく。
皆さんが晩御飯で用意していた物も
一緒に振る舞われた。
常食してる物だろうから
一々鑑定しないでも良いかな…
“なんかバナナっぽい物”(甘くない)
“なんかリンゴっぽい物”(少しだけ甘い)
“なんかのお肉”(普段は生で食べるみたい)
あー…多分バナナっぽい物が穀物に
該当するんだろーなー、肉を生で食べて
ビタミン補給するのかなー?。
肉を焼きながらつらつらと考えていた。
焚火の中に油がしたたり落ちて、焚火から
香ばしい匂いと共に煙が上がってきた時に
はたと気が付いた。
“そういえば転生してから咳が出てないな
多分体力が18歳に戻ったせいかな?
…有難い事だなー”
なんて考え事をしていると、
何か向こうから土煙が上がっているのが見える。
「働きたくないけど、ごはん食べたいで
おじゃる~~~。」ゴロゴロゴロゴロ
って何か丸い物が転がってこっち来る!
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