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病人の異世界のほほん放浪記  作者: やみがらす
とりま転移とコボルドさんこんにちわ
39/739

とりまご飯真っ盛りです

 頭の中で何故だかお気楽な音楽が、

ぶんちゃかぶんちゃかと流れる。


 肉の表面が色づいてきたから、

少し塩をふって焼きを進めつつ

今だ!。(キラーン♢)


 ファンファーレが頭の中で鳴り響き

“「表面だけ」上手に焼けました~♪”

と勝手なアナウンスを脳内で流す。


 でっかい肉の塊だしなー、

ちゃんと中迄火通さないと怖いので、

焼けた所から削ぎ切りにして

シェラスコ風に食べて貰おう。


 と思いながら茶四郎さんが持って来た

お皿代わりの大きな葉っぱの上に

ナイフを使いながら、こんがり焼けた

肉を削いで落としていく。


 「茶四郎さん、チビさん達に先に

あげて下さいな、焼けるたび

順番に切っていくので、皆さんもどーぞ。」


 そう言いながらまず第一陣の葉っぱの上の

お肉を茶四郎さんに手渡す。


「アツアツだから気をつけて下さいね」


 「ありがたいわふ、おーい、ちびどもー、

アキさんからのご飯のプレゼントだわふー、

お礼言って食べるわふー。」


 「「「お兄ちゃんありがとわふー。」」」


やっぱかわえーのー…


お読み頂きまして誠に有難う御座います。

少し面白いと思って頂けたら評価を

お願い出来ますと嬉しいです、

日々の更新の励みになります。

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