表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
病人の異世界のほほん放浪記  作者: やみがらす
とりま転移とコボルドさんこんにちわ
34/739

とりま幸せです2

俺は茶四郎さんを待っている間、

ボンヤリと座っていたのだが、

茶四郎さんが村の中で皆様を

呼びに行ってくれている間に、

建物の陰からこちらをチラチラと

覗き込んでいた子供たちが居た。


“か…かわえぇぇぇ”


ニコニコしながらおちびさんに

向かっておいでおいでしてみた所、

もさもさの茶色っぽい毛並みの子供が

「えへへー」と言いながら

俺の足元に来たのを皮切りに、黒色、

ブチ模様、銀色の子わんこさん達が

俺の元に“てててー”と近づいてきた。


そこで耳元の後ろをくすぐる様な

感じで優しく掻いてあげた所、

キャッキャウフフと膝から肩から

チビわんこさんにのしかかられ

全身が”もっこもこ”になり、

「ワテも撫でれ」とばかりに

全員が頭をぐりぐりと

押し付けて来たではないか。


そうしてできた”子わんこハーレム“

に飲み込まれながらも

 忙しく子わんこ達の耳裏、顎下、頭頂部を

かいぐり回しつつ、俺は転生して来て

初めての「心からの幸せ」を感じていた。


 (きっと、きっと犬好きの人なら

解って貰えるに違いない、この幸せを。)


お読み頂きまして誠に有難う御座います。

少し面白いと思って頂けたら評価を

お願い出来ますと嬉しいです、

日々の更新の励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ