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とりまニートがいるらしい。
「おお、これはスマンわふ、こ奴はな、
村の大事な住民をいぢめてくれる
"わるい子"だったわふよ、
ウチの娘もこ奴に噛まれたお陰で…。」
わるい子て…あーもぅ、いちいちいちいち
可愛いーなー、この人たちってば。
「それは申し訳ない事を伺ってしまいました、
お気を落とさずに。」
「あ、いや、初めはケガだったわふが、
治るまでに楽する事を覚えたみたいで
おかげで喰っちゃ寝喰っちゃ寝して、
えらく太ってしまって見る影が無いわふ。」
「まさかのニート化っ!?」
「にーと??、とは何か分からんわふが、
活動的だった娘が、村の周りをホンの少し
散歩しただけで息が上がってしまって、
”動きたくないでおじゃる”とか言いながら
ごろごろと転がって自分の家に籠ってしまう
様になったわふ…。」
「思ったより根が深かった!?」
“グゥゥゥゥゥゥッ”
何か、だらだらと話をしていると
俺の腹の虫が前触れもなしに
盛大に鳴ってしまった。
「いや…その…これはお恥ずかしい。」
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