とりまじろさん有能でした。
「有難う御座います、ご心配なく、
これで大丈夫かと思いますので。」
そう言いつつ収納庫の中から
さっき倒した狼の毛皮を取り出した、
普通、毛皮剥ぐと乾燥や鞣しをしなければ
使えないのだが、先程ズボン補修の時に
体液関係まで綺麗サッパリとその辺を
分離し洗浄までしてくれたので、
普通に敷物として使用可能な毛皮になってる。
じろさんてば、まぢ有能♪。
『肯定、お褒め頂き恐縮です。』
じろさん謙虚ですね。
「ん…???、んん???、アキさん、
ちょっとそれ見せて欲しいわふ。」
茶四郎さんが毛皮に顔を近づけて
クンクン匂いをかぎ始める。
「え???あ、はい、どうぞ。」
そう言いながら毛皮を渡す。
「村長、これ、ひょっとして、
あいつじゃないわふか?」
「む???、茶四郎、ちょっと
ワシにその毛皮貸すわふよ、
おぉ?……確かにこの臭い、
左耳の千切れ跡といい!、間違いない、
あいつわふ。!!!」
「村長さん、すいません、ちょっと話が
見えないんですが、なんの話でしょうか?。」
何かあったのかな?
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