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病人の異世界のほほん放浪記  作者: やみがらす
とりま転移とコボルドさんこんにちわ
31/739

とりまじろさん有能でした。

 「有難う御座います、ご心配なく、

これで大丈夫かと思いますので。」

 

 そう言いつつ収納庫の中から

さっき倒した狼の毛皮を取り出した、

普通、毛皮剥ぐと乾燥や鞣しをしなければ

使えないのだが、先程ズボン補修の時に

体液関係まで綺麗サッパリとその辺を

分離し洗浄までしてくれたので、

普通に敷物として使用可能な毛皮になってる。


 じろさんてば、まぢ有能♪。


『肯定、お褒め頂き恐縮です。』


 じろさん謙虚ですね。


 「ん…???、んん???、アキさん、

ちょっとそれ見せて欲しいわふ。」


 茶四郎さんが毛皮に顔を近づけて

クンクン匂いをかぎ始める。


 「え???あ、はい、どうぞ。」


そう言いながら毛皮を渡す。


 「村長、これ、ひょっとして、

あいつじゃないわふか?」


 「む???、茶四郎、ちょっと

ワシにその毛皮貸すわふよ、

おぉ?……確かにこの臭い、

左耳の千切れ跡といい!、間違いない、

あいつわふ。!!!」


 「村長さん、すいません、ちょっと話が

見えないんですが、なんの話でしょうか?。」


 何かあったのかな?

お読み頂きまして誠に有難う御座います。

少し面白いと思って頂けたら評価を

お願い出来ますと嬉しいです、

日々の更新の励みになります。

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