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病人の異世界のほほん放浪記  作者: やみがらす
とりま転移とコボルドさんこんにちわ
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とりま村に泊まれそうです。

 溢れんばかりの犬愛と若干垂れかけた

よだれを無理やりに押さえ込んで、

何とか平静を装いつつも村長の方に向く

ご挨拶をしなければ…。


 「あ、これは村長さんですか、初めまして、

道と人生両方に迷ったアキと申します、

宜しくお願いします。」


 「わふ?すまんが、あなたの人生は

ちょっとワシ知らんわふよ、

まぁ道に迷ったのなら一日くらいは

村に泊まって行くがいいわふ。」


 「ご丁寧に有難う御座います、

そろそろ夕暮れで野宿も心許ないので

今日の夜だけで結構ですから

この村で泊まらせて下さい。」


 やっぱり人生スルーされちまったぜ。

折角ボケてるのに…


 「それはいいわふが、アキさんとやら、

見たらわかるかと思うがこの村でアナタが

泊まれそうな家ないわふよ?、

幸い雨は降りそうにないから外でも

大丈夫かもしれないかと思うが

地面に直接寝るのはお勧めしないわふよ

何か敷くもの持ってるわふか?。」


…そういえば狼の毛皮があったな、

あれ敷いて焚き火でもしたらどうにかなるか。


お読み頂きまして誠に有難う御座います。

少し面白いと思って頂けたら評価を

お願い出来ますと嬉しいです、

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