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病人の異世界のほほん放浪記  作者: やみがらす
とりま転移とコボルドさんこんにちわ
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とりま状況把握中です2

 『うむ、無理じゃ!』

清々しい程キッパリと断られた。

 

 『君の体、残念じゃがのぅ…』

と再び水晶玉を目の前に突きつけてきた。


 そこに映った画像は親父とお袋と弟が、

白い物を摘み上げ、箸渡しで

壷の中に入れている映像だった。


『まーその…なんじゃ、中々どうして

固そうな良い骨じゃの?』と

空間に何か手だけが具現化して、

"グッジョブ"風に親指を立ててきた。


 いやいやイヤイヤ、一寸まてやゴルァ

そんなん褒めて貰ってもどうしようも無いわ。


確かに牛乳は好きだったし、

喘息に掛かってから

酒も絶ったしタバコは吸わなかった、

絶賛自宅警備員で日々過ごしてたけど。


 ただなー、運動を全くしなかった為に、

食っちゃ寝を繰り返してたから、

素敵に太ましいく逞しい

魅惑の0.1トンオーバーボデーだったがな。


 『何でも棺桶特注じゃったらしいぞ、

全体的に横幅合わんで』


ほっとけや!!


『ところでハードディスクの中身だけど

君の弟君が何か1個だけ空ケースに入れて

見ようとしてたが「中身見れねぇ!」って

フォーマットしたみたいじゃの、安心せい』


あー勝手に見れない様にパスワード掛けてたし、

レイド1で組んだからなー、片方だけじゃ

そりゃ見れんわ、一寸だけほっとした。


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