とりま村に到着です3
「わふ?…言われてみたらそうわふね、
名前はニジュ(二樹)の村の
“茶四郎”と言うわふ、よろしくわふよ。」
まさかの和風の名前だった。
その瞬間、じろさんの声が頭に響く、
『否定、本当の名前は少し違っています、
判り易い様に自動変換されています。』
あ、そういう事ですか、判りました。
「これはご丁寧に、私は”アキ”と申します、
どうぞ宜しく、ところでニジュとは?。」
「それは村の端っこに立っているあの
大きな2本の木の事わふ、あれが目立つから、
いつからかそういう呼び名になったわふ。」
「確かに立派な木ですもんね、
いい枝ぶりですし、雨が降っても大丈夫そうです
良ければあの下ででも今晩寝たいのですが
良いでしょうか?。」
わんこさんの家のサイズでは到底俺の体は
入りきらない、って言うか
無理に入ろうものなら確実に腰辺りで家屋破壊
↓
茶四郎さんマヂ涙目、の未来が容易に想像できる。
そんな事を考えていると茶四郎さんから
思わぬ拒否の返答が返ってきた。
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