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病人の異世界のほほん放浪記  作者: やみがらす
とりま転移とコボルドさんこんにちわ
28/739

とりま村に到着です3

 「わふ?…言われてみたらそうわふね、

名前はニジュ(二樹)の村の

“茶四郎”と言うわふ、よろしくわふよ。」


 まさかの和風の名前だった。


 その瞬間、じろさんの声が頭に響く、 


『否定、本当の名前は少し違っています、

判り易い様に自動変換されています。』


 あ、そういう事ですか、判りました。


 「これはご丁寧に、私は”アキ”と申します、

どうぞ宜しく、ところでニジュとは?。」


 「それは村の端っこに立っているあの

大きな2本の木の事わふ、あれが目立つから、

いつからかそういう呼び名になったわふ。」


 「確かに立派な木ですもんね、

いい枝ぶりですし、雨が降っても大丈夫そうです

良ければあの下ででも今晩寝たいのですが

良いでしょうか?。」


わんこさんの家のサイズでは到底俺の体は

入りきらない、って言うか


無理に入ろうものなら確実に腰辺りで家屋破壊

茶四郎さんマヂ涙目、の未来が容易に想像できる。


そんな事を考えていると茶四郎さんから

思わぬ拒否の返答が返ってきた。


お読み頂きまして誠に有難う御座います。

少し面白いと思って頂けたら評価を

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