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とりま村に到着です
「この森の中で野宿する事を考えたら
決して贅沢は申しません、
本当に有難う御座います。」
…やばい…ガチでヤバイ、この見上げる
わんこさんの瞳が偉く可愛い、
抱き上げて顎の下くりくりしてあげたい、
別の意味で心臓がどきどきと早鐘を打つ。
最高でストレートに圧倒的にッ、
わんこさんの瞳って可愛いです、
でも俺、ケモナーじゃないのよ。
と問答無用の犬派の独り言をぶつぶつ
呟きながらわんこさんの後をついて行くと
少し開けた場所に出た。
「ここわふ。」
大きさは、う~ん…高校のグラウンドより
一寸広い位かなぁ?。
170cm位の高さの柵がグルっと村を囲ってて
少なくとも害獣とかは入ってこなさそうだが
村の中を柵越しに眺めた瞬間に、遠近感が
おかしくなったような錯覚に陥った。
門をくぐって目の前に広がるその光景は、
街並みとかは程遠く、何処からどう見ても
"…一寸大きめの犬小屋の集まりです…"
本当に有難う御座いました。
おぉぅ…泊まれそうな所ねぇ…
お読み頂きまして誠に有難う御座います。
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