とりまキュッってなってます。
“グルルルルルル…“と言う唸り声が聞こえ、
俺の周りをゆっくりと値踏みする様に
襲い掛かるスキを見定める様に歩き始めた。
( ゜д゜) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゜д゜) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゜ Д゜) …!?
あ…これちょっとあかんヤツや、
キャ〇タマがキュッてする。
鑑定をしてみると…
名前、カウルフ、攻撃的
食用可能、と出た。
大きさは牛よりチョット小さい位、
狼っぽいくせに育ち過ぎだろ!。
心臓が"ドッコンドッコン"と、
自分でもハッキリ判るほど拍動して、
耳の奥がキーンって鳴っているのが判るな。
様子見をしながら俺の回りグルグルと回りつつ
左側に回り込んだ瞬間に”グルァッ!!”と
吠えながら飛びかかってきた。
「ヒッツ!」と言いながら左手を前に出して
庇うが体の中から"ブチッ、ゴリッ"と
いう音が聞こえてきた。
一瞬、何が起こったのか分からなかったが
左手がジーンと熱くなり、よくよく見たら、
手首が半分無く左手がブラブラして今にも
手首が落ちそうになっていた。
「いぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」
声にならない叫び声をあげ、目を剥く俺の目の前に
“グッチャグッチャ"と嬉し気に、
元俺の手首を咀嚼してる狼が見える。




