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病人の異世界のほほん放浪記  作者: やみがらす
とりま転移とコボルドさんこんにちわ
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とりま昇天してみました。

 「ヒュー・・・えふっ、ガハッ」

ハァハァ・・・

駄目だ、息がし辛い、薬は・・・薬はどこだ。

重い体をねじってベッドから辺りを見回すが

喘息用の吸入薬が見当たらない。


 「どこだ・・・どこにある?・・・」

机の下を見ると、奥の方に見慣れた

黄色のラベルの吸入器が見えた。


 「あ…あった」重い体を引きずって

吸入器の方に這い寄って、

机の下から顔を横に出し口を大きく開けて

ボタンを押そうとしたのだが、

その瞬間に、ひときわ大きな咳が喉の奥から

沸き起こり、その反動で延髄をしたたかに

机の下面にぶつけてしまった。


 大きく揺れた机から、ゲーム画面が

写された24.5インチの液晶モニタが

その安定の悪さから自分に向かって落下し

角の部分が脳天を直撃した、「ガッ!!」

と悲鳴を上げる自分の声が、

どこか自分の物と思え無く感じながら

そのまま顔面を床に鼻からぶつける。


 その上から更に自作で組んだ2ドライブの

バックアップ用ハードディスクが棚から

液晶の電源ケーブルに引っ掛けられて

転がり落ちた、それはキーボードにぶつかり、

キーを撒き散らせつつケーブルに引っ張られ

前面の角を下にし、尖った部分が気絶した

自分の延髄に突き刺さる。


氏名:端川 秋、享年26歳 

死因:頭蓋及び延髄の打突によるショック死


・・・ちーん・・・


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