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毒にも薬にもは生薬の基本(長享2年 春)

 薬作りを目指します。生薬漢方です。その過程で食への改善も目指します。

 確か15世紀半ばに京都に薬種商ができていたらしいから、もうあるかな。でも有名な富山の唐人薬種の座は17世紀だから、先に常陸に座を作って広めてしまうか。

 まず甘草探し、唐の時代に中国からもたらされていて、江戸時代には山梨で栽培されていた話もあるし。甘い草とあるように甘いのだけどその甘さに癖があるから単独で甘味には用いないのが良いらしい。それよりも過剰摂取での害が大きいので甘味チートとか言って砂糖の代わりにするのは間違いだと思うな。高血圧や浮腫を起こすので、子供や妊婦や授乳中の人には危険だしね。それでもタンを取り除いたり、咳を沈めるのには有効だから、苦味成分を増やして甘さを消して喉のうがい薬にすればよいか。

 いや、待てよ。甘さ増量の高級菓子にして敵に売りつければ、運次第だけど病死させることで、謀殺できるか。継続的大量蓄積での効果だし、すぐ毒とはバレナイだろう。

 黄連は針葉樹林に自生するから楽だ。根茎から胃腸薬にして。

 当帰は甲信越以北の山間部の岩場に自生するから名古屋や京、大阪へ高値で卸せるか。中国産のカラトウキではないので間違わないでね。根の乾燥、湯通し、再乾燥で湯通しの良し悪しで良質さが決まるけど、その見極めが職人技らしいけどどうかな。滋養強壮にはよいらしい。血液循環によくて傷や充血にも良いし。

 センキュウは中国原産か蝦夷原産だから今はパス。生理痛に良いらしいけど

 オウバクはキハダの樹木から樹皮のコルク部分を取って乾燥ね。細菌性の下痢に良いらしい。(なら赤痢、やコレラにも少しは効くか?)

 コウブシはハマスゲの根茎だけど現代だと鹿児島や徳島にわずかに自生するだけだけど、この当時は全国に自生していたらしいけどね。鎮静、生理痛ね。

 忘れてた生姜があるじゃないか。飛鳥時代に中国から入ってきて広まったし。料理にも使える。魚にはワサビより生姜のほうがアニキサスに効くので良いのかもね。

 マシニンは麻ね。下総や上総の総は麻に通じるくらい、麻が茂る場所だから、実は取れるし麻の繊維で衣類にも良いしか。便秘薬ゲットね。(○麻もか。使いどころが難しいし規制にかかる恐れがあるからダメね。) 

 ワドッカツは確かウドで食用にもなるしイイね。冷え性やむくみに効くし、すり潰して打ち身の湿布にもよいと。(非常に使える。)

 その他レンギョウ、チョウジなど思いつく限り、探してみる。ここまで来ると、もう漢方医でも良いんじゃないのというくらいだ。

 次郎と薬研でゴリゴリしていると、手にも匂いがついてくる。柑橘系の香りの石鹸が欲しいな。(ちなみに椎茸の利益でこっそり拠点の小屋を建ててもらいました。)

 まだ普通のミカンとかないしな。関東だと温州ミカン先祖のクネンボ(九年母)しかないはず。柑橘系てさ雑種化により進化してくんだよね。(あ~、こたつでミカンが食べたいな。)次から次へと妄想が膨らんでくる。ゴリゴリ(和紙も作らないと。)ゴリゴリ(精錬どうしようかな。)ゴリゴリ(あ~巨大地震ももうすぐじゃん)

 人が足りないな。面倒だけどそのうち、本家に手土産を持って挨拶に行こうかな。


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