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八溝山への道

いくつか仕掛けをしておこう。

 大子城から先の矢田城、高岡城、町付城、上野宮館を落とせばお終いだから。

あとは矢祭から奥ね。よく皆あっという間に一国を攻め落とせるね。感心しちゃうよ。城や砦が多すぎです。(そうだ。ローカルだから地元出身者だとあの辺りと分かるけど、全国区だと有名な尾張、三河、遠江ならまだしも、全然知らない地名ですよね。現在茨城の北西部、栃木や福島県境方面の袋田の滝周辺で展開中です。)

 密偵を放つ。どうも高岡の城というのは小さな砦で、連絡用狼煙砦との話もある。その確認と食料をどのようにしているのか、兵の交代があるのかを調べてもらう。

 さらに白河結城の一族の小峰直常に兵糧や銭を送る。今あまりしっくりいっていないからね。内紛してくれれば、取り返しにくる余裕はないよね。保険で岩城下総守常隆にも同じように送っておこう。この辺りも結構微妙な関係なのですよね。この人一説には五十人の子沢山という話もある、オットセイ将軍ならぬオットセイ大名です。相手が強いと子沢山の強みをいかし、縁戚関係を結び和睦する謀将でしぶといんです。この前の文明17年に白河結城とともに、佐竹に攻めこんだけど、現当主の義瞬兄上のところに正室を送り込んでくるんだよね。それを受ける兄上も兄上だけど。


 結果発表です。

 頃藤は簡単に落ちました。対岸の要害は退却を選んだみたい。

 その後は抵抗もなく月居は野戦を選んで出てきましたが、数が違うので蹴散らしました。

その後峰伝いに山寺と砦を落として。大子城へ向かい、やっと戦闘ですが、皆が頑張るのでただ見てました。塚原君など物足りないと文句を言ってました。


 どうしようこのまま戻るか進むか。町付城の深谷重安へ寝返りの誘いをしておこう。面倒なので一気に攻め込むこもうか。

 「元長、深谷がもし寝返るようなら、油断したところをやってしまって良いや。あっちについたり、こっちについたり忙しいみたいだから。これで終わりにしてあげよう。」

 「宜しいのですか?」

 「上野宮館を一緒に攻めようと誘い、やっちゃおう。所領を町付から奥を半分ずつと誘って。戦功次第では割り増しだと。実際は深谷に攻めさせて、終わったらそのまま沈めよう。」

 「町付の城そのものは帰り道にやれば良いですね。」

 「何人か取り逃すといけないので、中間地点に忍ばせておいて、逃げてくる奴を捕獲してね。」

 あいつらの旗竿を掲げて戻ろうね。

 

 高岡城はやはり物見や狼煙砦の形態のようなので、抹殺計画でお願いします。上野宮も館は物見や狼煙をあげる見張り所の様で、兵自体は麓にいると。じゃ一気にやりましょうか。

 塚原君は今回もぶつぶつ文句を言ってました。「不意打ちで力を出しきれない。」と。


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