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BestFriends  作者: 愛心。
6/6

事実は

*馬宮 咲*

「わ…私が自分でやった。」

…?

聞こえたのはそん夢の一言。

夢、何言ってんの?

「ごめんなさい。あの…私みんなが困ってんの見んの楽しくて…?」

夢、何いってんの。

「ごめんなさ…」

「あんた、ばか!?」

「さ……き?」

「あんた、ばか!ほんと馬鹿!夢はなんもやってないじゃん!!」

「私…。」

「私がやった。夢はなんもやってない!!!!」

「違う!!咲は悪くないの!私が…悪いの」

「夢は、わるくないよ!!!みんなごめんなさい。神崎さん、中川さん、白木さん。私が、犯人なの。罪、着せようとしてごめんなさい。」

いてもたってもいられなかった。

夢にずっと復讐したかったのに。

夢に罪なんて被せられないの―


*白木 希*

「どうなってるの?」

頭が、こんがらがる。馬宮さんが犯人で、夢は自分が悪くて…。

わかんない。

わかんない!

わかんないよ…。

「とにかく、謝りなよ!夢に!!」

「希、いいの。私が悪いんだから!咲に謝れなんて言わないで!」

「なんで!?どんな理由があろうと、消えろなんて、許されるわけない!だって、だって」

急な展開に頭がついていかない。

馬宮さんと夢は友達だった?

それとも、親友だった?

お互いに罪を庇う2人は、私に入る隙間さえ与えてくれなくて。

「希!!!」

「なんで…?なんでよ。夢、馬鹿なの?」

私は夢を思って。

「馬鹿じゃない!咲は悪くないの!希、もういいよ…ありがとう。」

「私は、夢のことを思ってやったのに!」

私は、夢のために。

「でも、そんなの必要なかった。私は、うすうす気づいてたの。私のせいで、咲が1人になったことで、咲が私をよく思ってないこと…」

「じゃあ何で…。何で…。何で!!早く言えばいいじゃない!どうして馬宮さんが犯人だって言わないの!はやく、犯人言えば、こんなおおごとにならなかったのに!」

私が悪者みたいで。

「希!目、覚まして!私、希のそんな姿見たくなかった。」

「私は…ただ。夢のために…。夢が、かわいそうだと思って…」

―そんな姿って…なに?

「希。全然私のためじゃない。私こそこんなおおごとにしてほしくなかった!私と、咲だけの問題なのに。希がクラス問題みたいにしちゃってさあ!私全然うれしくないし!できれば咲が消えろなんていったこと知ってほしくなかったし、私が悪くてってこともできれば知られたくなかった。酷いよ希。最初に私に確認してからこういうことしてよ!なんで許可なしに私宛の手紙見て、勝手にこういうことするの!?こういうとこ希のよくないとこだよ!人のこと一切考えてない!物事考えてるの!??私と咲のことも知らないくせに!」

―わかんないよ?

知らなかったもん。

考えてない?

夢のことが心配だからやったのに?

それを考えてないで片付けるんだ?

「夢!やめな!!」

「咲…だって…」

ぐるりぐるり。

鼓動が私を包む。

『酷いよ希』

『人のこと一切考えてない!』

それが夢の本当の気持ちなの?

どうして…。なんで。なんで。夢は馬宮さんをかばうの?私たち親友なはずでしょ?

親友のために、犯人探しもしたの。

夢は、馬宮さんのほうを選ぶの?話したこともない馬宮さんを?

咲なんて親しげに呼んだり…。

私は何も知らない。

だって、だって、だって。

私は本当に夢のことを思って…

座り込んでいる私。

みんなの目線。

―私が全て悪いんですか。

―私は悪者ですか?


「先生。保健室…行ってきます」


先生の言葉を待たずに教室を出た。

一刻も早く教室から出たかった。


廊下はなぜか寒かった。

夏の終わりかけなのに。

あれ、蝉が鳴いてないや…



静まり返った廊下は心と夏の終わりを現してるみたいだった。






まず第一事件終了です、といっても事件はこれで最後かな?

あ、前話の日本ナンバー校ですが、架空のもので実際とは異なります…。

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