新たな犯人像
新宮さん=咲の後ろ。(一番後ろの席)
神原さん=咲の前の席
中川さん=咲の右隣設定です。
ちなみに希は夢の後ろの席。
咲は希たちの列の隣の列の後ろのほうです。
*神原 茜*
危なかった。
新宮さんがいなければ人生終わってたわ。
それにしても馬宮さん。
ありえない。
私に、罪をかぶせようとした。
後ろを少し睨んでいると
「あ!」
馬宮さんが悲鳴を上げた。
*白木 希*
「なによ、馬宮さん。」
犯人は消去法で行くと馬宮さん以外に考えられなくなっていた。
…嘘をついたのは馬宮さん。
夢に謝ってもらおうとしたときに悲鳴をあげたのは馬宮さん。
「みて、中川さんの下に紙切れ!」
「なに?紙切れくらいいじゃない。」
もう、言い訳にしか聞こえない。
紙切れがなんだっていうの。
「手紙かもしれないわ!」
―信じられないけど。
確認しない手は…ない。
冤罪かもしれない、し?
「…見せて。」
大体は馬宮さんって決まっているようなものだけど、確認のため。
「いいけど…」
中川さんはそれが何なのか分かっていない様子だった。
大体をかき集め並べていく。
完成したのは{消えて}の文字。
そして、夢宛の文字。
中川さん…?
*中川 桜*
「これ、夢に宛てた手紙よね…?」
白木さんが私に尋ねる。
「え?」
どういうこと?
紙の存在なんて初めて知った。
なのに今問題の手紙だというの?
ちなみに、中川さん、新宮さん、神原さんはあとあと需要はありません←