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BestFriends  作者: 愛心。
1/6

発生。

*霧島 夢*

「消えてみてよ」

急に聞こえた声は、耳からすうっと通り抜ける。

誰かが私に囁いた。

移動教室に行く途中のこと。

廊下のすれ違いざまに、私を驚かせた。

誰が言ったのかはわからない。

驚きすぎて、そう。

後姿さえ確認をしなかった。



そう、私。霧島夢はいままで透明人間法を学びましたが

まだ実際に変化する方法は至ってわからないままであります。

それを知って私に消えろと!?

消えてみろと!

完成していないことを知りながら消えろと?

ひ、ひどすぎる。

…それよりもなんで知ってるのか。

誰にも、話してないと思ってたのに…。



*馬宮 咲*

廊下で、復讐という名の悪口を本人の前で言った。

なのに。霧島夢は普通に授業参加。

効いてないし…

「消えてみて」なんて言われたら誰だって、嫌悪感を抱くでしょう?

これは復讐なんだから少しくらい傷ついてもらわないと困る。

―手紙を回すことにした。




*白木 希*

授業中。ノートを一生懸命写してたら手紙が回ってきた。

宛名は夢。差出人なし。

ここは親友の私が確認しなくては!

おそるおそる手紙を開く。

{消えて}

…!?

こ、これ夢に!?

どうして…?

とにかく、人にこんな手紙を書くなんて…

しかも私の親友。

いてもたってもいられない。

私は夢のために。

*馬宮 咲*

「ねえ、これ誰から回ってきたかわかる?」

私に前の子が尋ねてきた。

それは、私が夢に向かって書いたあの手紙。

「え…?…知らない」

「そっか、じゃあ後ろ回して。で誰かわかったら伝えて。今言ったのも後ろに伝言して。」

「う、ん。了解」

なぜ、犯人探しが行われているのか。

夢がやっているの?

夢は、誰がまわしたのかすぐ分かるはずなのに…

罪悪感一つ感じてないってことなの?

…悔しい…

ここは夢に復讐できる次のチャンス。

ここで手紙を止める。


前の小説の続編…というか前の話ですね。

よろしくお願いしますw

読みにくかったら改良いたします。

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