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1.今更異世界から召喚を受けたらしい

 目を覚ますとそこは、見慣れない天井だった。

 天井…薄暗い空間。気を失う前のことを思い出す。


「…はっ!バス!おい、楓!楓!」

「…う、うぅん…どしたの、憂太…」


 楓は俺のすぐ横にいた。

 そして生きていたらしいことに安堵。

 確かバスが崖から落下して、衝撃が―――衝撃?そんなの起きただろうか。

 ダメだ、全く記憶にない。

 周り、周りはどうだ。知らない天井、白い台座、その周りは湖のように作られている。


「ここは一体―――」

「お目覚めですか、英雄殿」


 声が聞こえた。空間の端の、ドアと認識していなかった場所が開いた。

 つまりそれはここがどこかの部屋だったってことか。


「英雄とは知らないが、目は覚めた。もしかしたら恩人かもしれないあんたに頼むのも申し訳ないんだけど、状況説明頼める?」


 入ってきたお姉さんはニコッと笑いかけてきた。

 …なんと胡散臭い。


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