貴方がこのゲームに勝ったら、婚約破棄……これでどう?
バァン!と大きな音を立てて扉が開く。
もう夜も遅い、人によっては眠っている人もいる時間帯なのだが、そんなことはまったく配慮していない訪問にセリーナはうんざりしていた。
うんざりしつつも、どうせ今日も来るのだろうと思っていたのでティーテーブルに座って待っていた。
中にずかずかと入ってくるのはセリーナの婚約者であるジャックで、彼とは現在セリーナの屋敷で同棲中であり問題なければ近々結婚の予定だ。
セリーナは公爵家の跡取りであるため婿を迎える立場である。なのでジャックが公爵家邸にやってきてこうして生活をしているのだ。
「セリーナ! 今日こそは、婚約破棄してもらう!」
「……」
ジャックはそう宣言しながらセリーナの前に立ちはだかる。
これが問題かと言われれば確かに問題ではあるが……正直なところ、この問題はセリーナの側の問題なので早く対応しなければと思っている。
……それにしても相変わらず、ジャックに対する解像度が薄いな。
彼が一言喋っただけでセリーナはそんな感想を持った。彼はこんな偉そうな喋り方はしない。しかし、それを指摘したくても当事者は今この場所にいない。
ジャックの瞳を黒く染め上げて操っている彼女は割と近くにいるけれど、会いに行くとだいぶ面倒くさいので、それは置いておいて目の前にいるジャックに対応する。
「とりあえず、座って」
セリーナの向かいにある席を視線で示すと彼はすとんと腰かける。
「セリーナ! 今日こそは、婚約破棄してもらう!」
それから壊れた機械のようにまったく同じ言葉を口にした。それにセリーナも前回と同じように答えた。
「貴方がこのゲームに勝ったら婚約破棄……これでどう?」
そういいながら、テーブルに置いてあるオセロを示す。すると前回よりも魔術の深度が高いのかセリーナの言葉に対して、きちんとした切り返しが返ってくる。
「ふっ、俺はそれがあまり得意ではないのだ! 今日はこれで勝ちをもらっていくぞ!」
そういってどこからともなくトランプを出してテーブルにたたきつけた。
……それにしてもなんでこんな口調なんだ? ロマンス小説に出てくる男がこんな感じなのか?
そんな風に考えつつも「いいよ」と返して早速、トランプを切り始める彼の手つきを眺める。
確かに今までの婚約破棄の打診をオセロですべて返り討ちにしてきたので、別のゲームで勝ちを狙いに行くというのは不思議な事でもなんでもない。
しかし、相変わらず頭の回らない子だと思う。だって、自分が操っている彼が負けているのが、それが彼の実力だと思ってるからこんな発想が出てくるのだろう。
「種目は私が指定する。神経衰弱、五十回勝負、勝った方のいう事を聞く、それでいい?」
「望むところだ!」
「よし、じゃあ始めよう」
そういってセリーナはジャックを見つめた。彼は暗く陰った瞳のままトランプのカードを並べていく。
それに強気なジャックも少しは面白いと思ったが、このままこの現象を続かせると彼がかわいそうなので近いうちに何とかしようと考えた。
三十回ほど勝負をしたあたりで、ジャックは、パチパチと瞬きをしてハッと意識を取り戻した。
丁度、三十連勝をセリーナが決めた時の事で、勝ち負けを記録してる紙に棒を一本増やす。
「…………セリーナ。今日もこんな時間までゲームしてたのってなんでだっけ?」
「ああ……勝った方の言う事を聞くっていう賭け事を始めたからだよ」
「そうだったっけ? う~ん。なんだか腑に落ちないんだけど」
首をひねって彼は可愛い琥珀の瞳をパチパチとさせた。
それから、視線を落としてセリーナの手元を見る。セリーナがすべて勝っている記録を見て「ええ!」と声を上げて驚いた。
「僕こんなにトランプゲーム弱くなかったはずなのに!」
「……」
「それに神経衰弱でこんなことってある?!」
必死にセリーナに対しておかしいと主張してくる。それもそのはず、ジャックは今の今まで黒魔法で操られていたのだ。
彼自身の意思に反した行動を無理やり取らされて、セリーナに婚約破棄を迫っていた。
ここ最近はよくあることで、そのうちに寝落ちしてしまったり、目を覚ましたりとジャックの反応も様々だった。
しかし、総じて言えることが一つある。
黒魔法は他人に操られているので本人の能力が著しく低下する。
操られていると自覚も持てない。しかし、勝手に意志と反した行動を取らされるので心の中で矛盾が生まれて、通常時のようにきちんと考え事をして発言することもできない。
特にこうして頭を使うゲームなんかは当たり前に勝てない。
長時間拘束して黒魔法の影響下から抜け出すまでセリーナの元にいさせるためにゲームという手法を選んでいたが、案外悪くない手段である。
「ねぇ、セリーナ、僕ってそんなに頭悪いのかな? なんだか自信が無くなっちゃいそうだ」
ウルウルとした瞳でジャックは問いかけて来て、セリーナは反射的に可愛いと思ってから、フォローするために勝敗の書いてある紙を折りたたむ。
「……そうだな。とりあえずもう一戦してみようか? それで勝った方がお願いを聞いてもらえる、それでどう?」
「……僕が負けても、酷いお願いはしない?」
「うん」
「じゃあ、いいよ」
きちんと予防線を張ってからにっこり笑って、カードを配り始める彼にセリーナは心の中で苦笑した。
どうせ、セリーナは勝てやしない。ジャックは、後継ぎと決められてついでに魔術の才能もあったセリーナとは違う。
下級貴族の三男に生まれた魔力も持たない人だ。これでいてセリーナよりも年上だしセリーナよりもずっと苦労している人だ。そしてとっても頭がいい。
本人はそれをひけらかしたりしないし、なんでだか男性らしいプライドとか横暴さがあまりない。線が細くて顔も可愛い。そんな婚約者がセリーナは少しだけ誇らしいのだ。
ジャックの記憶力が良すぎて、すぐに神経衰弱は終わってしまった。圧倒的な差で負けてしまったセリーナは初めからわかっていたことなので彼にいつもの態度で言った。
「さあ、なんでも好きなことを言いなさい。婚約破棄以外で」
「え? なんで婚約破棄?」
「あ」
……そこは覚えていないんだ。
ゲームをしていたということはすんなり受け入れたのに、そこは覚えていないらしい、相変わらず黒魔法というのは分からない事が多いなと思いつつ「聞き違いよ」と強引に通した。
「……まぁ、セリーナがそういうなら……」
失言をしても変わらないセリーナの態度に、ジャックは引き下がってそれから口元に手を持ってきて悩むようなしぐさを見せた。
ところで気になるのは彼のこのコミカルな態度だ。素でやっているのかはたまた意識しているのか。
どちらともセリーナには判断がつかなかったが、なんにせよ可愛い。顔が可愛いので何しても可愛い、セリーナとは大違いである。
ただ、可愛いとは言っても、決して女の子と見間違えるほどというわけではない。方向性が違う可愛さというか、何と言うべきだろう。
彼は男性らしくないというわけではない。手だって節くれだっていて、声だって女の子の軽やかさはない。
それでも彼はふわんとしていて、かっこいいよりもかわいいという形容詞が似合っている。
「……よし、思いついた!」
そう口にしてジャックは人差し指で自分の唇を指差す。
「キスして」
いつもの調子でそういってセリーナを見据える。
その瞳はいつもより鋭くて、平気な顔をしてセリーナの事を探っているのだと思う。可愛くて、フワフワしている彼だが、たまにこういう事をする。
しかし、セリーナは負けず嫌いなので、カチンときた。
トランプ勝負で負けても人には得手不得手があると納得できるが、セリーナが自分自身でできる事を恥ずかしがってできないような人間であると思われるようなことはあってはならない。
なのですぐに立ち上がって、彼の方へと向かい、驚いて見上げるジャックの顎を掬って唇を重ねる。
「っ、ん」
ジャックが小さな吐息を漏らして反射的に目をつむった。
……よし、勝った。
ゆっくりと唇を離すと彼は、困ったように笑みを浮かべて「ありがと」と呟く。その反応に、セリーナは頭に疑問符を浮かべた。
だって、セリーナに負かされたのに彼はセリーナにお礼を言った。
やる気あるのか、そんな風に思ってから、彼がセリーナと勝負しているつもりではないのだと気がついて、じゃあ一体、セリーナは誰と戦っているのだという気持ちになったが、その相手は定かではない。
前回、ジャックが黒魔法にかけられてから数日後、セリーナは夕食後に今日だと思い立って公爵家邸の廊下をずかずかと歩いていた。
今日だと思ったのに理由は特にない。なんとなくスパン的にも彼女の動き的にも今日である確率が高いと思った。
なので先触れも出さずにジャックの部屋へと向かった。
彼の部屋はセリーナの部屋と割と近くにあるのだが、なんせ部屋一つ一つが大きいのでそれなりに距離がある。
扉の前につくと、ノックもせずにセリーナは扉をバァン!と開いた。これがセリーナの扉の開閉のデフォルトではないのだが、彼女に文句を言うのに丁寧にノックしてから中へ入るのは何か違うと思うのでそうしたまでだ。
すると、部屋のなかはすでに灯りが消えていて暗闇に包まれている。それをみてセリーナはビンゴだと思った。
炎の魔法を使って燭台すべてに灯りをともすと異様に髪の長い少女が、イスに座って項垂れた様子のジャックのそばにいた。
「っ!」
急についた灯りに驚いて、彼女は顔をあげて、セリーナを見やった。少し呆然としてから、ぴょんと飛び上がってぱたぱたとセリーナの方へと走ってくる。
「ね、姉様ぁ! あたしに会いに来てくれたのよね! そうよね? そのはずよね?」
セリーナのそばに来た彼女はおもむろにセリーナに抱き着こうとした。なのでその低い位置にある頭を鷲掴みにして止めてから、ジトっと彼女の事をにらむ。
「会いたかったわぁ! 姉様!」
「……サンドラ」
「なぁに! 姉様!」
「ジャックに黒魔法を掛けているのはサンドラだな?」
頭を掴まれても心底嬉しそうな顔をして、サンドラはセリーナに手を伸ばしてくる。指摘にもまったく悪びれずに答えるのだった。
「そうよ! すごいでしょう! あたしの魔法!」
彼女の瞳はジャックが黒魔法を掛けられているときと同じで真っ黒で、何も知らない人間がみたら、多少なりとも恐怖を覚えると思うがこれが彼女のデフォルトだ。
セリーナの実の妹であるサンドラは、稀有な魔法を持って生まれた異端児だ。
黒魔法は多くの人間から恐怖の対象として認識されている。
他人を操ったり時には呪いを与えることが出来る魔法など怖がられてもしょうがない。
そして、サンドラも例外ではなく彼女は両親からも恐れられ貴族社会にも受け入れられることは無かった。
そういったわけで引きこもっている妹なのだが、まったく黒魔法など恐れないセリーナにだけは猛烈に懐き、最終的には姉を我が物にしようとセリーナに黒魔法を掛けようとして失敗に終わり、接触禁止と部屋の移動がされた。
今ではセリーナが会いに来ない限りは会ってはいけない。そういう約束をしているのでセリーナが会いに来たという判定の時しか話しもできない。
「でも残念。姉様にバレちゃったなら、この人から婚約破棄させるのは無理そう」
しょんぼりとしているが言っている内容はまったくもって反省の色を見せてない。
というかそもそも彼女には、やっていい事と良くない事の区別がついていないのだ。
人とのかかわりが少なすぎたせいで倫理観のかけらもない。
そんなだから、未だに結婚相手も見つからず一人で屋敷に引きこもることになっているのだが、それは彼女自身が望んでいる事でもあるので、別にそこについては今は触れるつもりはない。
「せっかく名案だと思ったのに!」
悔しがるサンドラだったが彼女の事だ、これで懲りるとは思えない。言って聞かせても、曲解してまったく理解しないような人間だ、生易しくすると舐められる。
まぁ、生易しくしなくても、自分の我を押し通してくる子だが、とにもかくにもけじめをきっちりつけない事には収まりがつかない。
後はセリーナに関わるなといった時のような約束が必要だろう。
それにどんな風に彼女にけじめをつけさせて、約束をさせようか、そんなことを考えながらサンドラの頭を鷲掴みにしたまま、ジャックの方へと引きずっていく。
「姉様ったら相変わらず乱暴なのね! そんなところも好きよ!」
気持ちの悪い事を言うサンドラをほおっておいて、ジャックの前にしゃがみ込むと彼は魔法が途中で解かれてハッと意識を戻した。
瞳から黒い色が抜けて彼の可愛い琥珀色が戻って来る。
「あれ? なんでここにセリーナがいるの?……それに……その子、もしかしてサンドラ?」
「そう。これが私の妹。どうしようもない子だ」
彼にとっては、まったく意味が分からない状況のはずなのに、すぐに察してくれて、一応家族構成を妹ありで話しておいてよかったと思う。
サンドラは屋敷の外にもまったく出ないので、結婚式なんかにももちろん呼べない。
両親からはサンドラの存在は隠して置けばいいなんて言われていたが、ジャックに嘘をつきたくないと判断したあの時の自分をほめてやりたい。
「お前、あたしの名前を呼ばないでよ! この名前は姉様に呼ばれるためだけに存在するのよ!」
名前を呼んだだけで文句をつけるサンドラに、ジャックは驚いた様子でパチパチと瞳を瞬いた。しかし、納得という感じにひとつ頷いてセリーナを見た。
「なるほどね! 訳ありってこういう事か」
そう口にして彼女の言葉には答えない。それにすぐにイラついた様子でサンドラはジャックをにらみつけた。
「何よその態度! まったく魔力もなくて、すーぐ黒魔法かかっちゃう脳無しのくせに!」
「……」
「なーんにも覚えてないんでしょ! 姉様。こんな人と結婚なんてやめて、あたしと結婚しましょ!ね? お願い!」
サンドラの言葉は的確にジャックの気にしている部分をつついて、彼は少しだけサンドラに視線を移した。
魔力のない人間は魔法に対する抵抗力が低い、サンドラがセリーナに魔法を掛けようとしたとき気がついて彼女を止められたセリーナと、まったく対処できていなかったジャックの差はここにある。
しかし、その力はサンドラが努力して手に入れたものでもないし、ジャックが何かを怠っていたわけでもない。
なのにそんな風になじるというのはセリーナにとって看過できない。
ジャックだって言われたくない事だろう。怒りをこらえているに違いない。そう思って彼を見ていると、ふと口を開いた。
「…………セリーナ、サンドラは確かに少し、可哀想な子だね」
……普通に憐れんでる……。
予想外の反応にジャックの琴線がよくわからないと思いながらも、事の次第を説明した。
「それはそうなのだけど……えっと、本当に悪いと思ってるんだけど、実は黒魔法を使ってジャックをこの子が操ってたんだ」
「そうよ! 何回も姉様に婚約破棄を申し込んでやったわ!」
「少し黙りなさい」
口をはさむサンドラにきつく言ってジャックに状況を伝える。
「だから、その現場を押さえようと思って今日ここに来たんだけど……」
「……ふーん。分かった。大方把握したよ」
多少なりとも、混乱したり色々な説明をする必要があったりするだろうと思っていたのに、ジャックはそんな風に言って憐れんだ瞳のままぎゃんぎゃん騒ぐサンドラを見やった。
面倒くさいので彼女を無視して続ける。
「それで、どうするの? 僕は姉妹の事だから口を挟まないよ」
「うん……うーん。迷惑かけたら後で埋め合わせはする。でも今は……」
言いながらサンドラをみた。セリーナと目が合うと「姉様!これから二人だけで夜のお散歩に行きましょ!」とまったく反省がない事を言う。
それに若干苛立ちテーブルに視線を移すと、今日もトランプ勝負をジャックに挑ませるつもりだったのかトランプが置いてあった。
それを見ていい案を思いつく。
「 ……なぁ、サンドラ」
「なぁに! 姉様!」
「黒魔法なんてややこしいことしてないで純粋に勝負しない?」
「勝負?」
「そう、これを使って……貴方がゲームに勝ったら、婚約破棄、どう?」
そういってトランプを手に取った。
「あたしと姉様で?」
「あとジャックも、サンドラ以外が勝ったら、勝った人のいう事を一つ聞く、それでどう?」
ジャックに目配せすると、彼はいいよとばかりにうなづく。少しでもジャックの事を正しく理解していたら勝負には乗ってこないだろう。
しかし、サンドラは、少々頭が回らないので、ジャックは婚約破棄できなかったのでセリーナよりも弱いはず、セリーナよりも子供の時に強かったので自分がこの面子で一番強い、そう確信して「いいわよ!」と元気に答えるのだった。
「わ゛ぁぁーん゛!!も゛ーむり゛!!!」
「行ける行ける、頑張れ頑張れ」
「むり゛ぃぃ!!!」
セリーナの前には不思議な光景が広がっていた。必死に腕立てをするサンドラ。彼女は泣きわめきながらも何とか腕立てを続けようとする。
「っ、ぐううう!!」
「すごいすごい!やればできるね!あと九十回!」
「わ゛ああああ、もうでき゛ない!!」
「頑張って、サンドラ」
「なまえ゛よばないでぇぇ!」
何故だかものすごく煽るジャック。彼は見たことないぐらい楽しそうで、サンドラが喚くたびに笑みが深くなる。もしかすると相当怒っていたのかもしれない。
彼らをセリーナは呆然と眺めていた。すると限界を迎えたサンドラはどしゃっと崩れ落ちてさらにわーんと大きな泣き声をあげる。
するとジャックは楽しそうに笑った。
彼は、トランプで圧勝して、困り果てるサンドラに腕立て伏せ百回を命じたのだった。逃げ出そうとしたサンドラをセリーナが捕まえて、床に組み伏せると流石に腕立てを始めた。
しかし引きこもりの彼女にその命令が出来るはずもなく、ここまでやるのにも何度も崩れ落ちている。
「あーあ。また失敗、一からだね。それと……」
「っ」
そういって、隣に座らせたセリーナにチュッとキスをする。それを見てサンドラはさらにわーんと大きな声で泣いて、彼女の顔は涙と汗でぐずぐずだった。
「さぁ、もう一回、頑張って?」
にっこり笑う彼に普段との違いを感じてセリーナは戸惑いながらも、こういう強引な部分には少しだけ心当たりがあった。キスを強請ってきたときと似たようなものだろう。
がしかし、自分以外にそれが向くとこんな感じになるのかと感想のように思った。
それに何故だが負けてられないな!とセリーナは思ってから、どう勝てばいいのか皆目見当がつかない。
しかしとりあえず、サンドラが失敗するごとにキスされるので、謎の動悸が止まらない。とりあえず、サンドラには頑張ってもらうしかなかったのだった。
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