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なろラジのお部屋

文化祭で告白【黒木あん17歳】

作者: スタジオ めぐみ

私は、黒木あん17歳。高校2年生。

高校生になって私は、いろんなことを知った。

いろんな人がいる。

小中学校では同級生15人。

そこから、1クラス40人6クラス。

顔も名前も知らない人ばかりだ。

クラスは、文系と理系で分かれる。

私は文系であまり理系の人には会わないが、選択授業や体育は他のクラスと合同になるため、本当にいろんな人に会う。

そこで私は初めて自分が人見知りなんだと気づいた。

初めましての人とは、上手く話せないし緊張してしまうのだ。

友達ができるか心配になった私。

席順が良かった。

前の席サヤカちゃんと後の席ミナミちゃんと仲良くなれた。

最近は、3人で交換日記をしている。

好きな人の話や、勉強の話、面白かったテレビ、美味しかった食べ物、部活の話などを書いていた。


好きな人とはアイドルだったり、先生だったり、部活の先輩だったり私は惚れやすい性格みたいだ。

好きなものは好きで本当にそれぞれ好きなのだ。


文化祭が今年もやってくる。

体育館のイベントの1つで高校生の主張というものがある。

みんなの前で、謝りたいことや今まで言えなかったことや愛の告白などをするのだ。

その中でダントツで愛の告白は1番盛り上がる。

みんなの前で秘密を打ちあけるなんてすごいな。

他人事のようにイベントを楽しんでいたが同じクラスの男子が壇上へ。


「…黒木さんのことが好きでぇぇぇす!」

私じゃないよな?

「黒木あんさぁぁぁん!僕と付き合って下さい。」

私!?

頭が真っ白になった。

何か言わないと。

「今、頭が真っ白です。」と私は言った。

「返事は後で大丈夫です。突然すみませんでしたぁぁぁ。」

その後、告白してくれた男子と仲良くなった。


初めての告白だったので、びっくりした。

どうしていいのか、わからないことを言ったら、今のままそのままでいいと言ってくれて、友達になった。


文化祭の高校生の主張がキッカケで私を知る人が増えた。

少しだけ人見知りが減った気がする。

自分から話しかけるのは苦手だが、相手から話してくれるのは大丈夫なのかも。


はて、友達と彼氏の違いとはなんだろう?

私は、好きな人やものがたくさんあるけど、1番大切にしたいものってなんだろう。


高校2年生、私の進路はまだ決まっていない。

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